5W1H
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解説
5W1Hの始まり
英国の児童文学作家で詩人のラドヤード・キップリングが1895年に発表した『ジャングル・ブック』には、登場する少年が虎の縞模様はどうしてできたかという話から「動物はどうして人間に恐怖を感じるようになったか?」など、さまざまな物語があった。その後、1902年に空想的な「なぜなの?ものがたり」(pourquoi:仏語:なぜ? - stories:物語)シリーズと呼べる4から8歳の子供向け[2]のさまざまな現象や出来事を書いた多くの物語(原題:Just So Stories for Little Children)を出版した。それぞれの物語はバラッド形式の詩的文章を盛り込んでいたが、そのなかでも「象のこども(原題:The Elephant's Child)」は次のような詩で始まっている。
- (原文)
- I keep six honest serving-men.
- (They taught me all I knew).
- Their names are What and Why and When and How and Where and Who.
- (日本語を解するこども向けの意訳)
- 私にはうそをつかない正直者のお手伝いさんが6人居るんだよ
- (その者達は私の知りたいことを何でも教えてくれるんだよ).
- その者達のなまえは「なに? (What) 」さん、「なぜ? (Why) 」さん、「いつ? (When) 」さん、「どこ? (Where) 」さん、「どんなふうに? (How) 」さん、それから「だれ? (Who) 」さんと言うんだよ。
また、その本の挿絵には「W」の文字の波形の上3点と下2点に並んだベッドのマット上の5個ボタンと枕元(または足下)から見たベッドの形の「H」が描かれた。
6W1H
場合により、
- Whom(誰に)
の1つを付け加えて、「6W1H」と呼ばれることもある。
5W3H
場合により、
- How many(どのくらいの数で)
- How much(いくらで)
の2つを付け加えて、「5W3H」と呼ばれることもある。manyとmuchの違いは、manyが一瞥で数えられる場合に用いられるのに対し、muchは計算・計量が必要な場合であること。
5W1H1R
時々、
- Result(どうなったか)
の1つを付け加えたものが「5W1H1R」と呼ばれることがある。
5W1Hを使った言葉遊び
複数人がWho・What・When・Where・Why・How(必ずしもその全てではない)の部分だけを書き、一斉に出して(あるいはそれをあらかじめ混ぜておいてランダムに引き)出来上がった文章のナンセンスさを楽しむ「5W1Hゲーム」という言葉遊びがある[3]。