AVTuber

アダルトコンテンツを提供するバーチャルYouTuber From Wikipedia, the free encyclopedia

AVtuber(エイブイチューバー)は、成人向けのコンテンツを提供しているバーチャルYouTuberの総称を指す語[1][2][3]

概要

頭文字のAはAdult(アダルト)のAであり、VはVirtual(バーチャル)のVである。AVとは付くが、名称的には従来のアダルトビデオとは無関係。

YouTubeは成人向けコンテンツやASMRに対する規制が厳しく、このためAVTuberも元はYouTube上で活動するバーチャルYouTuberを源流としてはいるが、かつてはFC2ライブ、現在はwithnyPornhubなど他のプラットフォームをメインの活動場所とする配信者も多い。

また、アバターの表現力の都合やメタ構造などのギミックから、実写映像を交えた2.5次元的な活動を行うケースも見られる。

海外においては、当初"lewdtuber(lewd:淫らな)"等の呼称も一部で用いられたが、2023年に"THE FIRST EN AVTUBER AGENCY(英語圏初のAVTuber事務所)"を自称する「VAllure」が登場したことなどにより、現在では日本同様に"AVTuber"の呼称が浸透している。

歴史

黎明期(~2018年)

VTuber業界の黎明期においては、2018年2月17日にデビューした「万楽えね」が、性的なビジュアルや配信内容で注目を集めた人物として知られている。当時はまだAVTuberという呼称は存在しなかったものの、その活動内容から事実上の「元祖AVTuber」とされており、後に本人も「世界初AVTuber」を自称している。

また、アダルトVR情報サイト「VR18」の2018年3月の記事において、万楽えね、Karin(後の「バーチャル風俗店X-Oasis」経営者・かりん)、アンナ、ヨシヒ子の4名が「アダルトVTuber」として紹介されている[4]

2019年

4月5日にポータルプロからデビューした「つむぎ」が、VTuberの技術を使って本格的なアダルトコンテンツを配信した(アバター姿での生配信中に実際に性行為を行い、後日その様子を実写映像付きで販売した)初の事例とされている。

また、7月7日にChaturbateでデビューしたバーチャルカムガールプロジェクト メロディ」は、海外初のAVTuber的存在である。

2020年

1月7日、セクシー系VTuber「柚木凛」(2019年9月8日デビュー)がアダルトビデオ出演決定を表明した際に「アダルトVTuber」という呼称を使用[5]。それまで一定の呼び方をされていなかったアダルト系VTuberが「AVTuber」と総称されるきっかけとなる(このため、当時は彼女が「業界初の“AVTuber”」として紹介されていた[6])。

2021 - 2022年

2021年10月、日本製のアダルト動画配信サイト「withny」が正式サービス開始。当初は主に実写配信者向けにLovense等のデバイス連携機能をアピールしていたが、2022年頃から国産プラットフォームとしての利便性や安全性に着目したAVTuberが徐々に参入してきたことをきっかけに、バーチャル配信者向けの施策を前面に打ち出すようになった。

2023年

10月、韓国Plax Neulal Labsの運営するアダルト動画配信サイト「RPlay」が正式サービス開始。当初から日本語を含む多国語対応や大手AVTuber事務所との提携を行い、AVTuber向けに特化した配信サービスを提供している。

2024年

6月下旬、FC2ライブにおいて、一般向け・アダルト向けを問わず多数のVTuberが突如アカウントを凍結されたという報告が相次ぐ[7]。これにより、多数のAVTuberがwithnyやRPlayに流出する事態を招くこととなった。

脚注

外部リンク

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