Adres
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adres(アドレス、Automatic Dynamic Range Expansion System)は、1976年(昭和51年)に東京芝浦電気(現・東芝)が開発し、1977年(昭和52年)に同社が製品化した音声ノイズリダクションシステムである。
概要
推移
音声雑音低減の仕組みにおいて、1970年代の主流はドルビー研究所が開発したドルビーBタイプ、および日本ビクター(現・JVCケンウッド)が開発したドルビーBタイプとの完全な互換性を持ったANRSが存在していたが、これに代わる方式を目指し各社が開発を競い各種ノイズリダクションシステムが派生する。東芝はadresユニットやadresを内蔵するカセットテープレコーダーやラジオカセットレコーダー、東芝EMI(現・ユニバーサルミュージックLLC)はadresディスクなるレコードやadresミュージックテープなるコンパクトカセットテープなど、ハードとソフト両面で本方式を推進する。1980年、ドルビーCタイプが発表、その翌年の1981年にドルビーCタイプを搭載した外付けノイズリダクションユニットやカセットデッキ等が順次、製品化されると主流はドルビー方式に回帰し東芝の方針転換と共に本方式は衰退する。