ブラティスラヴァ世界絵本原画展
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概要
この原画展は刊行された絵本の原画を対象とするもので、文章については選考対象としない。創設は1967年、まだチェコスロバキアの時代(プラハの春)である。ビロード革命後はスロバキア文化省の主催でユネスコが後援している。
同展覧会の主旨は児童書先進国の優秀なイラストレーターの紹介と同時に、その他の国々の隠れた才能の発掘を目指している。そしてなによりも訪れる子供達の為のイベントである。現在、国際アンデルセン賞と並び、児童書の分野で権威ある賞の一つとなっている。 BIBはこの種のイベントでは世界で唯一の非営利のものである。
2011年度には44ヶ国の356人の画家の2318点の原画が出品された。一カ国からの応募は最大15人に限られており、日本からは、日本国際児童図書評議会による国内選考を経て13人が応募した。国際的な審査員団によって選ばれたイラストレーターの原画がスロバキアのブラティスラヴァの展覧会で展示される他、前回のBIBグランプリ受賞者と国際アンデルセン賞の受賞者の作品も展示される。個性的で傑出したイラストレーション11点と児童書に貢献した出版社1社が選出される他「子ども審査員賞」等の特別賞も選ばれる[2]。
- グランプリ 1点
- 金のりんご賞(Golden Apples) 5点
- 盾 5点
- 出版社賞 1社
BIBの展覧会は現在日本を含め約40ヶ国で催されている。
Brazil, Bulgaria, Czech Republic, Denmark, Egypt, Philippines, Finland, France, Greece, Chile, India, Indonesia, Iran, Japan, South Africa, Canada, Colombia, Korea, Cuba, Lithuania, Hungary, Mexico, Germany, Nigeria, Norway, Poland, Portugal, Russia, Spain, Sweden, Switzerland, Taiwan, Italy, Tunisia, Ukraine, Uruguay, United Kingdom, Zambia ...
表記について
スロバキア語表記は、Bienále ilustrácií Bratislava(BIB)。英語表記は、Biennial of Illustration Bratislava(BIB) 。
日本では、以下のように何通りにも表記されている。
- BIB(世界絵本原画展=ブラチスラヴァ・ビエンナーレ)[3]
- BIB世界絵本原画展[4]
- ブラティスラヴァ世界絵本原画展 [5]
- ブラチスラバ世界絵本原画展[6][7][6]
- ブラチスラヴァ世界絵本原画展[8]
- ブラチスラヴァ国際絵本原画展[9]
(注)Bratislava ([ˈbracɪslava] (
音声ファイル)) のカタカナ表記には「ブラチスラバ」「ブラチスラヴァ」「ブラティスラヴァ」などの表記ゆれがありうる。
BIBIANA
グランプリ受賞者
日本からはグランプリ受賞の他、多数の受賞者が出ている。過去のグランプリ受賞作品はBIBIANAのサイトで閲覧が可能[13]。
| 年 | 受賞者 | 国籍 |
|---|---|---|
| 1967 | 瀬川康男 | |
| 1969 | エヴァ・ベドナージョヴァー | |
| 1971 | アンジェイ・ストゥルミーウォ | |
| 1973 | リーゼロッテ・シュヴァルツ | |
| 1975 | ニコライ・ポポフ | |
| 1977 | ウルフ・ロフグレン | |
| 1979 | クラウス エンジカット | |
| 1981 | ロアル・アルス | |
| 1983 | ドゥシャン・カーライ | |
| 1985 | フレデリック・クレマン | |
| 1987 | ハンヌ・タイナ | |
| 1989 | マリアン・ムラフスキ | |
| 1991 | スタシス・エイドリゲヴィチウス | |
| 1993 | ロレンツォ・マトッティ | |
| 1995 | ジョン・ロウ | |
| 1997 | マルタン・ジャリ | |
| 1999 | 中辻悦子 | |
| 2001 | エリック・バトゥー | |
| 2003 | 出久根育 | |
| 2005 | アリーレザー・ゴルドゥーズィヤーン | |
| 2007 | アイナール・トゥルコウスキィ | |
| 2009 | ホセ・アントニ・タシアス・ペネラ | |
| 2011 | チョ・ウンヨン | |
| 2013 | エヴェリーネ・ラオベ , ニーナ・ヴェーアレ | |
| 2015 | ローラ・カーリン | |
| 2017 | ルトウィヒ・フォルベーダ | |
| 2019 | ハサン・ムーサヴィー | |
| 2021 | エレナ・オドリオソラ | |
| 2023 | パロマ・バルディビア | |
| 2025 | ヌーシーン・サーデギヤーン |