EEF2K
From Wikipedia, the free encyclopedia
eEF2K(eukaryotic elongation factor 2 kinase)は、ヒトではEEF2K遺伝子によってコードされる酵素である[5][6]。CAMKIII(calmodulin-dependent protein kinase III)などの名称でも知られる[7]。
機能
活性化
eEF2Kの活性は、カルシウムとカルモジュリンに依存している。eEF2Kの活性化は、連続的な2段階の機構で進行する。まず、カルシウム-カルモジュリンが高い親和性で結合してキナーゼドメインを活性化し、Thr348の自己リン酸化を迅速に開始する[9][10]。次の段階では、Thr348の自己リン酸化がキナーゼのコンフォメーション変化を引き起こす。この過程はキナーゼドメインのアロステリックなリン酸結合ポケットへのリン酸化Thr348の結合によって行われていると考えられている。その結果、eEF2Kの基質であるeEF2に対する活性が増大する[10]。
eEF2KはSer500の自己リン酸化によって、カルシウム非依存的な活性を獲得する。しかし、その活性が維持されるためにはカルモジュリンが酵素に結合したままでなければならない[9]。