FAR Manager
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FAR Manager は、Microsoft Windows 向けファイルマネージャの1つで Norton Commander クローンの1つ。"FAR" は File and ARchive の略。FAR Manager はWin32コンソールAPIを使い、キーボード操作を基本とする(ドラッグ・アンド・ドロップなどのマウス操作も限定的にサポートしている)。
FAR Group(2000年以降)
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FAR Manager のスクリーンショット | |
| 開発元 |
Eugene Roshal(1996年-2000年) FAR Group(2000年以降) |
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| 初版 | 1996年10月8日[1] |
| 最新版 |
3.0 build 6446
/ 2025年3月1日 |
| 最新評価版 |
3.0 build 6557
/ 2025年9月18日 |
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 | C++ |
| 対応OS | Microsoft Windows |
| 対応言語 | ロシア語/英語 |
| 種別 | ファイルマネージャ |
| ライセンス | プロプライエタリ シェアウェア(1.7シリーズ); BSDライセンス修正版(2.0シリーズ) |
| 公式サイト | http://farmanager.com/ |
WinRARなどの開発でも知られているユージン・ローシャルが元々開発したが、2000年以降は FAR Group と呼ばれるチームに開発が受け継がれている。新たなUnicode対応のブランチ(2.0シリーズ)はオープンソースとなっていて、多くの開発者を惹き付けている。
機能・特徴
FAR Manager はビューアとエディタを内蔵しており、カスタマイズ可能なユーザーメニュー、ツリービュー、ファイル検索、ファイル比較、統合ヘルプ、ツール群のタスクスイッチャーといった機能を備えている。(限定的なスクリプトが書ける)マクロやプラグインを使って機能を拡張可能である。
FAR Manager のデフォルトのインタフェースは、2つのファイルパネルとコマンドプロンプトで構成される。パネルは表形式でカラムとして何を表示するか、どういう順序で表示するかは完全にカスタマイズでき、操作はどちらのパネルに対しても可能である。ファイルパネルの機能として、ワイルドカード選択、高度なフィルタリング、ソート、ハイライト表示などが可能である。ファイルパネルとコマンドプロンプトは同時に使うことができ(操作用のキーがそれぞれ異なる)、ほとんどの機能はキーボードショートカットを使って利用できる。画面の最下端にはその時押下している修飾キーに対応したファンクションキーの動作が表示される。
プラグインを使うと機能を拡張できる。デフォルトでインストールされる標準プラグインとしては、FTP、Windowsネットワーク、拡張可能なアーカイブファイルサポート、一時パネル仮想ファイルシステム、プロセスリスト表示、印刷マネージャ、ファイル名の大文字/小文字コンバータ、エディタのプラグインとしては、テキストのフォーマット表示、折り返し表示などがある。
サードパーティのプラグインはPlugRinGというリポジトリから入手可能である。よく使われるプラグインとしては、正規表現検索・置換(エディタ内でも使えるし、複数のファイルを同時に操作可能)、テキストエディタ用のシンタックスハイライトや自動補完、SFTP/SCP、レジストリ仮想ファイルシステム、7-Zip、バイナリエディタ、画像ビューア(FAR Manager のコンソールウィンドウ上にDirectXの表面をオーバーレイする)などがある[2]。また、Total Commander 用プラグインを FAR Manager で使えるようにするラッパー(および逆向きのラッパー)もある。