Foo?

ポルノグラフィティのアルバム From Wikipedia, the free encyclopedia

foo?』(フー?)は、ポルノグラフィティの2作目のオリジナルアルバム。2001年2月28日にSME Recordsよりリリースされた。

概要 ポルノグラフィティ の スタジオ・アルバム, リリース ...
閉じる

概要

前作『ロマンチスト・エゴイスト』から1年ぶりのリリース。2000年のヒットシングル3作「ミュージック・アワー」「サウダージ」「サボテン」など、全12曲が収録されている[1]

タイトルの「foo?」は、2作目のアルバムということで「ひぃふぅみぃ」の「ふぅ」から取ったもの[1]。また、タイトル決定前に新藤の中にあった「何か堂々としたもの」というイメージから、「who?」と重ねて「『誰?』と聞かれたら『これがポルノグラフィティです』と言えるように」という意味も込められている[1]。なお、岡野の母は「忙しい中やり切って、ふぅーって満足のいくため息が出たってことじゃろ」と意味を勘違いしていたというエピソードがある[1]

ジャケット写真に使用されているピンクのタイルには、肩から白いタオルを掛けたTamaの姿が映っている[2]

前作『ロマンチスト・エゴイスト』はインディーズ時代の曲が多く、レコーディング期間も長かったため、どうしても"時間がかかった作品"であった[3]。本作は制作時間が短くなったが、Tama曰く「クオリティが下がったわけでもなく、むしろ面白い作品が作れた」とのことで、本作の制作を通じて「ここら辺で面白い曲を入れて、ここらでこの曲を入れれば、アルバムとしても成り立って、しかも面白いものになるということが分かった」と語っている[3]

オリコンチャートでは前作を上回る最高2位を獲得。ポルノグラフィティのアルバム作品では、現時点で初動・累計共に最高の売上を記録しており、アルバムでは初となるミリオンセラーとなった。

2001年3月30日から6月3日にかけて、本作を引っ提げたホールツアー『3rdライヴサーキット "ジャパンツアー"』を開催した[1]

収録曲

さらに見る #, タイトル ...
全編曲: ak.homma
#タイトル作詞作曲時間
1.「INNERVISIONS」アキヒトak.homma
2.「グァバジュース」ハルイチシラタマ
3.サウダージ "D" tour styleハルイチak.homma
4.「愛なき・・・」アキヒトアキヒト
5.「オレ、天使」ハルイチシラタマ
6.サボテンハルイチシラタマ
7.「Name is man 〜君の味方〜」ハルイチハルイチ
8.「デッサン#2 春光ハルイチハルイチ
9.ミュージック・アワー Ver.164ハルイチak.homma
10.「空想科学少年」ハルイチハルイチ
11.「Report 21」アキヒトアキヒト
12.「夜明けまえには」アキヒトシラタマ
合計時間:
閉じる

楽曲解説

  1. INNERVISIONS
    • 「アルバムのオープニングナンバー」を狙ってアレンジされた楽曲で[4]、その狙い通り1曲目に収録された。
    • Aメロはラップになっている。岡野はこのラップ部分について「ラップというものに挑戦したかったというよりも、言葉を羅列する楽しさというか、早口言葉を楽しむというか、そういうものにしたかった」と語っている[4]
  2. グァバジュース
    • アミューズSMEと契約を結び、大阪から東京へ活動拠点を移した直後の1997年10月頃から1998年上旬の間に制作された楽曲[3]
    • デビューを目前に控えた1999年5月頃には、デモテープ作りのために一度ボーカル録りを行ったが、その場所はTamaが住んでいるアパートのこたつの中であった[3][4]
    • タイトル通り、歌詞中には「甘い甘いグァバジュース」が登場している。この歌詞は制作当初のままで、新藤曰く「(賢くなった)今の自分では書けない傑作[3][4]。前作『ロマンチスト・エゴイスト』やカップリングの選曲ミーティングの度に「傑作なんだけどなぁ...」とプッシュし続け、ようやく本作に収録された[4]
  3. サウダージ "D" tour style
    • 4thシングル。
    • アルバムバージョンでの収録となっており、ライヴではこのバージョンで披露されることが多い[注釈 1]
  4. 愛なき…
    • 2000年の年末に制作された楽曲。
    • 詞曲を手掛けた岡野曰く「ダークサイドな曲」[5]で、『ミュージックステーション スーパーライブ2000』の控室(舞浜のホテル)の薄い白いカーテンを見ている際に浮かんだ「白く霞みがかったイメージ」から着想して歌詞を書き上げたという。
  5. オレ、天使
    • 作曲を手掛けたTamaが「この曲は僕の美学です」と語る楽曲[4]
    • 本作リリース直後に出演した『ミュージックステーション』で披露され[注釈 2][6]、ベストアルバム『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S』にも収録された。
    • 歌詞中の「アイルランドあたりのロックバンド」とはU2のことを示している。イントロとアウトロの台詞は岡野によるもので、ライヴではこの箇所にアレンジが施されることが多い[注釈 3]
    • 2001年から2002年にかけて開催された『4thライヴサーキット "Cupid(is painted blind)"』では、本楽曲をベースに制作された別曲「オレ、Cupid」が披露された。
  6. サボテン
    • 5thシングル。
    • 本作収録のシングル曲では唯一シングルバージョンでの収録となっているが、シングルバージョンからミックスが少々変更されている[4]
  7. Name is man 〜君の味方〜
    • トラック2「グァバジュース」よりも前に制作された楽曲で[1]、仮タイトルは「ねじまき鳥」[4]
    • 本作への収録にあたり新たに歌詞が書き加えられ、タイトルも変更された[1][4]
  8. デッサン#2 春光
    • 新藤が自身の父親の死をテーマに書き上げた楽曲[1]
    • 前作の「デッサン#1」から続く「デッサン」シリーズは、事実を基にしているため、アルバム毎に制作するのではなく、「デッサン」となる出来事がなければ制作されない[要出典]。そのため、次作では制作されず、次々作に収録された「デッサン#3」を最後に制作が途絶えている。
    • 春光しゅんこう」とは新藤の父親の名前と、春の光をかけたもの。「デッサン」シリーズで唯一サブタイトルがあるのは、Tamaが「人の命は何よりも重い」と言ったためだという[要出典]
  9. ミュージック・アワー Ver.164
    • 3rdシングル。
    • アルバムバージョンでの収録となっており、ライヴではこのバージョンで披露されることが多い[注釈 4]
  10. 空想科学少年
    • 2000年11月に発売されたYAMAHAのモバイルシーケンサー「QY100」によって制作された[9][10]。新藤曰く「誕生日プレゼントくれよと、タマと岡野くんに無理やりねだって買ってもらった気がする[9]」。
    • ライヴのために制作された楽曲で[4]、2000年代のライヴ定番曲であった。
  11. Report 21
    • ライヴのことを考え、シンプルなロック・ナンバーがやりたいという思いから制作された楽曲[1]
    • 本作では唯一打ち込みが使われていない。これはライヴ感を意識したもので、当時のサポートメンバーである小畑"PUMP"隆彦ジャッキー池田が演奏に参加している。
  12. 夜明けまえには
    • クレジットに明確な記載はないが、本間昭光がピアノで演奏に参加している[4]

Additional Musicians

収録作品

さらに見る タイトル, 収録作品 ...
タイトル 収録作品
1 INNERVISIONS
  • 作品未収録
2 グァバジュース
  • 作品未収録
3 サウダージ
4 愛なき…
5 オレ、天使
6 サボテン
7 Name is man 〜君の味方〜
  • 作品未収録
8 デッサン#2 春光
  • 作品未収録
9 ミュージック・アワー
10 空想科学少年
11 Report 21
12 夜明けまえには
  • 作品未収録
閉じる

脚注

Related Articles

Wikiwand AI