GLUT2

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GLUT2(glucose transporter type 2)またはSLC2A2(solute carrier family 2 [facilitated glucose transporter], member 2)は、細胞膜を越えたグルコースの移動を可能にする膜貫通タンパク質であり、肝臓血液の間のグルコースの移動の主要なトランスポーターである[1]GLUT4とは異なり、促進拡散インスリンに依存していない。

記号11006, Glc_transpt_2, IPR002440, GLUT2, Glucosamine/glucose uniporter, Glut-2, Glucose Transporter Type 2
外部IDGeneCards: 11006
概要 glucose transporter, type 2, 識別子 ...
glucose transporter, type 2
識別子
記号11006, Glc_transpt_2, IPR002440, GLUT2, Glucosamine/glucose uniporter, Glut-2, Glucose Transporter Type 2
外部IDGeneCards: 11006
オルソログ
ヒトマウス
Entrez
Ensembl
UniProt
RefSeq
(mRNA)

n/a

n/a

RefSeq
(タンパク質)

n/a

n/a

場所
(UCSC)
n/an/a
PubMed検索n/an/a
ウィキデータ
閲覧/編集 ヒト
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ヒトでは、このタンパク質はSLC2A2遺伝子にコードされる[2][3]

組織分布

GLUT2は次に挙げる組織の細胞膜に存在する。

  • 肝臓(主な存在部位)
  • 膵臓β細胞(マウスでは最も多い。ヒトではGLUT1GLUT3英語版についで3番目)[4]
  • 脳下垂体(あまり重要ではない)
  • 小腸の側底膜。頂端膜における存在も示唆されている[5]
  • 尿細管細胞の側底膜[6]

機能

GLUT2のグルコース輸送能は大きいが親和性は低い(KMはおよそ1520 mM)ため、齧歯類の膵臓β細胞ではグルコースセンサーの一部として機能するが、ヒトのβ細胞におけるGLUT2の役割は大きくないようである[7]。非常に効率的なグルコース輸送体である[8]。GLUT2はグルコサミンも輸送する[9]

臨床的意義

SLC2A2遺伝子の欠陥は、ファンコニ・ビッケル症候群(Fanconi-Bickel syndrome)と呼ばれる特定の型(XI型)の糖原病と関係している[10]。 特に血糖値が平均以上の場合、GLUT2は浸透圧調節に重要であり、浮腫による脳梗塞一過性脳虚血発作昏睡を防止する[11]

SLC2A2は、肝細胞癌患者の臨床病期と関連し、また全生存率と独立して関連しており、肝細胞癌の新たな予後因子となると考えられる[12]

出典

関連項目

外部リンク

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