GREE

グリーが運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) From Wikipedia, the free encyclopedia

GREE(グリー)は、株式会社グリー運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。2004年2月にサービス開始した。

概要 URL, 言語 ...
GREE
ロゴ
URL https://gree.jp/
言語 日本語
タイプ SNS
運営者 株式会社グリー
設立者 田中良和
収益 広告
有料コンテンツなど
営利性 営利
登録 サービス利用には登録が必要
登録費用は無料
開始 2004年2月 (22年前) (2004-02)
現在の状態 運営中
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パソコン版GREEは2021年6月24日にサービス終了[1]、2021年11月25日フィーチャーフォン版GREEもサービス終了した[2]。2025年現在、スマートフォン版GREEのみが提供されている。

以下、SNSについては「GREE」、運営会社についてはグリーと表記する。

概要

創業者田中良和が、個人的な趣味の一環として単身でGREEを開発し、2004年2月21日アルファ版としてサービスを提供開始。その後、ユーザーの増加により個人運営が不可能となったため、2004年12月7日付でグリー株式会社を設立して法人化、GREEの本格的な運営を開始した。

現在はMobageとともに、スマートフォン向けブラウザゲームを前面に押し出したSNSとして知られるが、当初は同年にサービス開始したmixiに似た、交流機能を主軸としたパソコン向けSNSであった。

GREEは無料で登録でき、当初はユーザー登録には携帯電話audocomoSoftBankのいずれか)のメールアドレスが必要だったが[要出典]、2021年6月現在、メールアドレス登録不要の方式(ゲストユーザー登録方式、第三者サービス提携方式)[3]も認められている。

名称の由来

名称の由来は、社会心理学者のスタンレー・ミルグラムによる「Six Degrees of Separations」(六次の隔たり)から。これは「知人から知人へつながりを辿っていくと、6回のつながりで世界中の全ての人に行き着くことができる」という仮説であり、「ネットワークコミュニケーションに代表されるインターネットの面白さ・便利さ・楽しさを新しく生み出していく存在でありたい」というメッセージが込められている。

禁止行為

GREEには「GREE 7つの約束」として、禁止行為がまとめられている[4]

  1. 個人を特定できる内容は書かない
  2. パスワードを教えない、携帯電話を貸さない
  3. 異性との出会いを求める利用はしない
  4. まわりに迷惑をかけることはしない
  5. 不正な行為や操作、GREEの運営を妨害しない
  6. お金もうけのためにGREEを利用しない
  7. 他人の画像やイラストなどを勝手に使わない、掲載しない

事業展開

GREEの会員数は、2011年9月末時点で約2,700万人[5][6][7]、2011年12月頃の日本の利用者数は約2900万人、全世界では約1億9000万人という推定[8]

2011年4月にはOpenFeint米国モバイルソーシャルゲームプラットフォーム)の運営会社(カリフォルニア州に所在)を完全子会社化した。2012年3月時点の利用者数は約2.3億人(GREEと旧OpenFeintの合算)とされる。[要出典]翌2012年5月24日から、既存のGREEとOpenFeintのブランド名・会員データベース・コミュニケーション機能・ゲーム開発環境等を統合した新プラットフォーム「GREE Platform」を展開。また、2011年には韓国中国にも進出した。

しかし2012年あたりを境として、GREEはスマートフォンへのシフトに失敗し、会員数を減らしたとされる[9]2013年にはテンセントとの提携解消に伴い中国から撤退[10]2016年には韓国からも撤退した[11]

2015年5月には米国子会社OpenFeint Inc.を清算し[12]2017年には欧米市場向けの戦略拠点となっていた米子会社GREE International Entertainment (GIE) の閉鎖を決定(清算は2018年6月[12])、日本国外でのゲーム開発事業から撤退した(ただしこの時点では、日本国外へのゲーム配信は終了していない)[13][14]

2021年6月24日をもってパソコン版GREEはサービス終了[1]、同年11月25日をもってフィーチャーフォン版GREEもサービス終了し[2]、スマートフォン版GREEのみとなった。

沿革

  • 2004年平成16年)
    • 2月21日 - 田中良和が個人サイトとして「GREE」アルファ版を公開。
    • 3月30日 - 利用者が1万人を突破。
    • 10月12日 - 利用者が10万人を突破。
    • 12月7日 - GREEの運営を目的としたグリー株式会社(旧法人)を設立、田中良和が代表取締役社長に就任。
  • 2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)
    • 1月26日 - 利用者が30万人を突破。
    • 3月30日 - GREEキャリアサービス開始。
    • 10月2日 - 有料プランのGREEプレミアムをサービス開始。
    • 11月16日 - KDDIおよび沖縄セルラー電話auで「EZ GREE」をサービス開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月22日 - 利用者が100万人を突破。
    • 8月17日 - 利用者が200万人を突破。
    • 9月27日 - 「EZ GREE」を「au one GREE」へ改称。
    • 12月1日 - 利用者が300万人を突破。
  • 2008年(平成20年)
    • 2月29日 - 利用者が400万人を突破。
    • 5月29日 - 利用者が500万人を突破。
    • 8月11日 - 利用者が600万人を突破。
    • 10月19日 - 利用者が700万人を突破。
    • 12月19日 - 大規模システム障害によりサービス停止。GREEのサーバが置かれているさくらインターネット西新宿データセンターでの火災が原因であった。
    • 12月31日 - 利用者が800万人を突破。
  • 2009年(平成21年)
    • 4月5日 - 利用者が1,000万人を突破。
    • 6月15日 - 同日14時をもって「グリ街」閉鎖(利用状況を鑑みての決定)。
    • 9月25日 - 利用者が1,500万人を突破。
    • 10月 -「ひとこと」機能を追加。
    • 10月10日 - ソフトバンクの携帯電話で高額請求トラブル発生(詳細は#ソフトバンクの高額請求 (2009年)を参照)。
    • 12月1日 - パソコン版でデザインと機能の変更を実施。
    • 12月11日 - 16歳未満の利用者の月額課金上限額を1万円とすることを発表。
  • 2010年(平成22年)
    • 6月29日 - GREEアプリをリリース。
    • 8月9日 - iPhoneでの利用に対応。
  • 2011年1月19日 - KDDIおよび沖縄セルラー電話の契約者情報を利用した年齢確認の実施を開始。
  • 2012年(平成23年)
  • 2013年(平成24年)
    • 1月7日 - 2012年4月26日から同年9月7日までGREEを利用した多数の未成年利用者が、プログラムの設定ミスにより、1か月の上限額より多く課金していたことを発表。同日付で森雅子消費者相から口頭注意を受ける(詳細は#超過課金問題を参照)。
  • 2025年令和7年)1月1日 - 持株会社制への移行に伴い、グリー株式会社はグリーホールディング株式会社商号変更、GREEの運営は同日付で会社分割により設立された株式会社グリー(新法人)が継承[15]

機能

GREEプレミアム

GREEの有料プラン。2006年10月2日にサービス開始。開始時点では月額300円(税別)で、フォトサービスの容量拡大、レビューでの個人アフィリエイト、GREEメールの容量制限拡大が可能とされた。支払い方法はクレジット決済のみ対応。

日記

基本的な使い方はブログに似ており、日記本文には、画像動画の掲載、レビュー投稿、連携した各種サービスのコンテンツ紹介などが行える。簡単な文書装飾(絵文字html)をつける機能や、GREE独自のタグもある。日記の記事はいつでも修正可能で、記事を削除することもできる。コメント機能があり、コメントは日記の主とコメントを付けたユーザーが自分のコメントを削除できる。トラックバック機能はない。

日記の公開範囲は「全体に公開」「友達の友達まで公開」「友達まで公開」の3段階から選択可能。他社ブログサービスの記事をGREEのユーザーページ上に読み込ませることも可能であり、その場合もGREE上で他のユーザーがコメントを書き込める。RSSフィードを使用し、RSS読み込みに対応したSNSやウェブサイトなどへ、日記の更新を通知できる。

のちにいいね!ボタンが追加され、記事への「いいね!」をワンクリックで伝えられるようになった。

GREEコイン

ショップでアイテム購入やガチャをする際に必要となるゲーム内通貨。GREEアプリではGREEコインは使用できないため、それぞれ専用のAndroidコインの購入(モンプラならMAC)が必要となる。1回の購入金額はブラウザ、アプリともに、300~10,000C(コイン)。専用ページから支払い方法と金額を選択する。

クリノッペ

各利用者のユーザーページで、バーチャルペット「クリノッペ」を飼うことができる。この機能はパソコン版GREE時代から存在したが、2007年7月からは踊り子クリノッペとして独立した育成シミュレーションゲームとなった。

ひとこと

2009年10月に行われたリニューアルで追加された機能で、ホームおよび各ユーザーのトップページに配置されていた。TwittermixiボイスAmebaなうに似た機能で、140文字までの短文で「ひとこと」を投稿できる。日記と同様に、返信としてコメントを付けたり「いいね!」を付けることができる。TwitterやFacebookアカウントと連携し、これらへ投稿したひとことを自動的に同期させることも可能。公開範囲の設定は日記と共通。コミュニティへの入会や、「新しく友達が増えた」などGREE内での出来事も「ひとこと」内に自動的に追加される。

誕生日の寄せ書き

GREEで友達リンクしているユーザーの誕生日の前後1週間に、お祝いの寄せ書きを書くことができる。

フォトアルバム

デジタルカメラ携帯電話などで撮影した画像動画を、最大200MB(プレミアム会員は1,000MB)まで掲載できる。

レビュー

Amazon.co.jpの取り扱い商品と、上映中の映画情報の大部分をレビューで紹介できる。レビューした商品を日記で紹介することもできる。また、GREEプレミアム会員のレビューページを経由してAmazon.co.jpで商品が購入された場合、経由されたプレミアム会員に対し、Amazon.co.jpから紹介料(アフィリエイト)が支払われる。

GREEメール

GREE内でメールをやり取りできる。保存期間の制限はないが容量制限はある。GREEメールに画像や動画を貼ることはできない。2005年以前のメールには送受信日時のデータはないが、2005年以降のメールから表示されるようになった。メールの外部エクスポート機能もある。GREEチャットのサービス開始に伴い、2015年5月12日15時をもってサービス終了[16]した。

GREEチャット

チャットでのメッセージのやり取りでは、青少年保護の観点から、18歳未満の場合、送信者・受信者の年齢が一定の範囲内にないとメッセージが送信できない[17]

GREEニュース

GREEアカウントの登録やログイン不要で閲覧できるニュースサイト。 芸能・コラム・スポーツ・音楽など幅広いジャンルを扱っていた[18]2025年3月31日正午をもってサービス終了[19]した。

グリキュー

ユーザー同士で質問と回答を行えるサービス(みんなの質問)。当初は携帯電話向けのサービスだったが、やがてGREEキャリアと連動してパソコンやスマートフォンでも閲覧可能になった。pictpixの導入に伴い、2017年2月27日16時をもってサービス終了[20]。サービス終了時刻を終了1時間前に告知したことで利用者からの反発を買った。

pictpix

画像やお絵描き投稿ができる掲示板サービス。2017年1月30日正式版リリース。2020年1月20日12時サービス終了[21]

モバイル版GREE

モバイル版GREEは、パソコン版GREEのほぼ全機能を携帯電話で利用可能にしたサービス。docomoSoftBankでは「GREE」として公式サイトになっているが、auではKDDIとグリーの共同サービスとして「au one GREE」という名称でサービスを提供していた。またパソコン版では使えない機能が多数あった。

モバイル版独自のコンテンツとして「踊り子クリノッペ」「釣り★スタ」「探検ドリランド」「ハコニワ」「モンプラ」「海賊王国コロンブス」「聖戦ケルベロス」「ドラゴンマスター」等の携帯電話ゲームがある。他には、ミュージック(着うたプロフ)、グリデコ(デコメール)、グリ占(占い)、グリ辞書(Wikipediaミラーサイト)、グリ街(地元のクチコミ、2009年6月15日14時をもって閉鎖)などがある。これ以外にアバターや、プロフィールの背景を変えられるプロフ機能がある。

これらのサービスを提供するアプリには、グリーが自社開発したアプリとサードパーティーから提供を受けたアプリがあり、これらのアプリは総称して「GREEアプリ」と呼ばれる。GREE内だけで使える仮想通貨「コイン」で各種アイテムを購入するシステムになっている。

2009年2月時点では、パソコン版からのアクセスが1.3億PV、モバイル版からのアクセスが100億PVとなり、アクセスの99%がモバイル版からとなっていた。

スマートフォン向けの専用アプリもあり、GREEでは専用アプリの使用を強く推奨しているが、アプリのアップデートがあまりなく不具合も多い。[要出典]そのため、ユーザーが個人制作したアプリが存在するが、使用している場合は強制退会処分を受ける場合もある。[要出典]

グリゲー

携帯電話向けに配信されるゲーム。モバイル版の中核をなすコンテンツ群であり、グリーが自社開発したアプリもあるが、サードパーティーから提供を受けたアプリが多い。

おもにアイテム課金制をとり、登録や基本操作は無料だが、ゲームを有利に進行するための仮想アイテムを入手するためには、追加料金が必要になる。かつてテレビCMではその点に触れず『無料』の部分だけを強調していたため、児童がオプションの仮想アイテムを購入して、後から親が予想外に巨額の請求を受けるなど社会問題となり[22] 批判を受け、やがてCMから「無料です」の音声が削除された。

アプリ内で使用する仮想通貨は、携帯電話キャリア電子マネー運営会社を通じて購入する仕組みになっている。仮想通貨には、かつて存在した「ゴールド」(アイコンは"G"と彫られた黄色のメダル)と現存する「コイン」(アイコンは"C"と彫られた灰色のメダル)があり、アプリによって使用できる仮想通貨が異なった。ゴールドとコインは共用できず、必要な仮想通貨が異なる場合は別個に購入しなければならないため、利便性に難があったが2011年7月20日をもってゴールドは廃止となり、コインと統合された[23]

ミニゲーム

おもにワンボタンによる単純操作が特色の携帯ゲーム集。かつては定期的に新作が追加され、ゲームアプリの本数は300を超える。グリーが自社開発したアプリが多く、サードパーティーから提供を受けたアプリもある。

グリーが自社開発したアプリは、高得点をとると、段階に応じて2種類のアバターアイテムを取得できる。当初はアプリ起動時に「グリゲー」のロゴを表示した。当時公開されたアプリに今もその名残がある。2010年6月以降にリリースされた新作は起動時に「グリゲー」のロゴが表示されなくなる。

2007年11月から月単位で「グリゲーラリー」を実施していた。4本ないし5本のゲームがラリー対象に指定され、期間内の達成度に応じて記念の楯(アバターアイテム)が配布された。楯はの3種類があり、金の楯→上級者、銀の楯→中級者、銅の楯→プレイヤー全員が対象となっていた。やがてラリー対象のゲームは新作のみとなり、ラリーの日程に合わせて週に1本ペースで新作が定期的に追加された。「グリゲーラリー」は2010年7月に「ミニゲームラリー」へ改称された。2011年6月を最後に「ミニゲームラリー」は廃止された(廃止理由は公表されていない)。「ミニゲームラリー」の廃止に伴い、2011年7月には週1本のペースを改めて、16本の新作を随時リリースした。それ以降、新作は追加されていない。

GREE公式アプリ

アプリを提供するサードパーティー

広告展開

2008年5月17日より、「金はない。時間はある。」「無料ゲームはgree.jp」というキャッチフレーズで、岸部四郎を起用したGREE初のテレビCMを放映し[29]、このCMの放映以降、急速に会員数を増やした[30]

以降、主にゲームのスポットCMを中心に流すようになり、日夜問わず大量にオンエアされ、2010年10月現在、その頻度は関東地区でのテレビCM放映回数第2位に入る[31]ほどであった。

多くのCMでは、冒頭で「グリー」というサウンドロゴが入る。基本的に無料で遊べる1つのゲームコンテンツの内容を紹介した簡素なCMが多い。芸能人の起用は比較的少ないが、前述の岸部四郎のほか、ナインティナイン岡村隆史矢部浩之ベッキー木下優樹菜福山雅治EXILE(CMソングも担当)、明石家さんまがCMに起用されたことがある。恋愛系ゲームの場合は作品によってCM向けに声優が起用されることもある。

2010年6月にはテレビ朝日すっぽんの女たち」、同年の11月には日本テレビ系世界弾丸トラベラー」、同年の12月には「M-1グランプリ」でスポンサーを担当した。

2011年3月11日に発生した東日本大震災直後はCMの量が激減したが、半年後には平常時の状態に戻っている。この時期にサウンドロゴがリニューアルされた。

2010年頃まではコンテンツ名を隠し(「釣り★スタ」を「無料釣りゲーム」、「踊り子クリノッペ」を「ペットゲーム」、「トレジャーハンター」を「お宝発掘ゲーム」、「ハコニワ」を「ガーデニングゲーム」など)、かわりにGREEの名前を最前面に出したCMが中心だったが、2011年夏頃より放映されている『探検ドリランド』のCMでは、GREEのロゴは最後に小さく表示されるのみで、「ドリランド」自体のサウンドロゴが流される、「ドリランド」で検索を促すなど、珍しくコンテンツ名を最前面に出したCMとなっている。また、このCMではTOKIOが起用されており、企画の一環として同バンドをモデルにしたハンターカードが登場した。

2011年10月頃からは、を起用し、「ソーシャルネットワークはGREE」というキャッチフレーズで、GREEとしては初めて日記などのSNS機能をアピールしたCMを放映している。同年12月下旬には吉本興業とのコラボレートを実施した。

現在はMBSTBS系「EXILE魂」や「さんまのSUPERからくりTV」(2012年4月〜)フジテレビ系・「めちゃ×2イケてるッ!」(2012年4月〜)や「爆笑!大日本アカン警察」(2012年4月〜)テレビ朝日系・「ロンドンハーツ」(2012年4月〜)日本テレビ系・「行列のできる法律相談所」(2012年4月〜)テレビ東京系・「出没!アド街ック天国」(2012年4月〜)や「バカソウル」でスポンサーを担当。

主な問題

ソフトバンクの高額請求 (2009年)

2009年10月10日ソフトバンクの携帯電話で、高額請求のトラブルが相次いだとの報道がなされた。これは有料サービスの場合、NTTドコモauでは暗証番号の入力を求められるが、ソフトバンクモバイルはその機能が省略されていたことがトラブルの原因[32][33]と報じられた。これを受け、グリーは同年10月13日、ソフトバンクの携帯電話を利用する未成年者について、月額課金の上限規制を実施すると発表した(他の携帯電話会社については規制済み)。

未成年少女の性被害事件 (2009年)

2009年11月、24歳の暴力団員の男が女性を騙り、GREEで知り合った16歳の少女を呼び出し、車の中でカッターナイフ脅迫した上で強姦したとして、2010年2月に逮捕された[34]

「無料」表示に関する問題

2010年、テレビCMで「無料です」と宣伝しているものの、無料で利用できる範囲は限定されているため、関西にある消費者団体から「景品表示法(不当表示)に抵触する」として指摘を受け、CMから「無料です」の音声を削除した[35]

児童被害

不特定多数の者とメールができる「非出会い系」と呼ばれているサイトの中で、GREEは2010年の1年間で、一昨年を212人上回る378人もの児童の被害者を出した。全体でみると対前年比で103人増の1,239人であることから、GREEの増加分が他サイトの減少分を呑み込んでいるとの指摘があり、同業団体から非難を浴びた[36]

コンプガチャ問題 (2012年)

2012年(平成24年)5月、GREEにおけるアイテム課金手法「コンプリートガチャ」(略称:コンプガチャ)が、消費者庁から景品表示法で禁じられている「カード合わせ」に当たると指摘を受けた[37][38][39]。 グリーはこれを受け、以降の「コンプガチャ」リリースを中止するとともに、同年5月31日までにすべての運用を中止すると発表、また5月25日プレスリリースで、ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会として「コンプリートガチャガイドライン」を策定し、6月1日より運用することを、グリー、DeNANHN JAPANサイバーエージェントドワンゴミクシィの6社連名で発表[40][41]した。この影響でグリーとDeNAの株価はストップ安を記録した[38][42]

この「コンプガチャ問題」の影響を受け、翌2013年(平成25年)にグリーが行った希望退職200人の募集に対し、同年11月5日には205人が応募したと同社は発表[43][44]した。

未成年女子の誘拐事件 (2012年)

2012年10月、名古屋市緑区在住の20歳のコンビニ店員の男が、GREEを通じて知り合った北海道小樽市在住の女子中学生に対し「婚約しよう」「愛知県に出てきて一緒に住もう」などと誘い、新千歳空港から中部国際空港に呼び出して自宅に連れ込んだとして、10月17日に北海道警小樽署に逮捕された[45]

超過課金問題 (2013年)

グリーは2013年1月、2012年4月26日から同年9月7日まで利用した一部の未成年利用者733人が、月額上限金額より多く課金(超過課金)していたことを発表した。超過総額は2,811万円。プログラムの設定ミスが原因で、クレジットカード決済する場合は規制対象にはなっていなかった。2012年9月の内部監査でプログラムの設定ミスに気づき、設定を変更したがそのときは発表せずにいた。発表が遅れたことに対し、グリーは「該当者が少ない」との理由から公表も返金もしていなかったが、外部からの指摘により発表することとした[46][47]

グリーは、その後の追加調査で新たに未成年利用者からの超過課金があったことを公表した。決済方法にGREEの月額コースや楽天Edy、そのほか他社決済システムとの接続時における仕様上の不具合が原因となり、超過課金が発生していたことを明らかにした。対象となる期間は2012年4月1日から2013年1月12日までで、対象人数は5,544人[48]、超過金額の合計は4,937万170円[49][50][51]

株式会社グリーは超過課金問題に対し、ホームページに改めておわびを掲載し、対象となる未成年利用者に対してはメールで通知。また新たにフリーダイヤルを設け、超過課金額については全額返金する予定とした[46][52][53]

また、2012年9月の内部監査で気づいておきながら、2013年1月の外部から指摘されるまでの4か月間にわたり公表しなかったことを、森雅子消費者相に問題視され、速やかに公表するよう口頭注意を受けた[54]

優良誤認措置命令 (2017年)

2016年12月26日から2017年1月13日までGREEで実施された「超豪華プレゼント!年末年始キャンペーン」において、家電製品ゲーム機などの各景品の当選人数を、フィーチャーフォン用サイトでは「100名」と表示していたにもかかわらず、実際の当選本数は5名から30名であったことから、2017年7月19日付で消費者庁から景品表示法違反(優良誤認)として再発防止を求める措置命令が出された[55]。なおPC用サイト・スマートフォン用サイトでは正規の当選人数が表示されていた[55]。この誤表示はユーザーからの指摘を受けて発覚し[55]、株式会社グリーではキャンペーン最終日の2017年1月13日に表示を修正するとともに[55]、同年2月21日から、フィーチャーフォン用サイトからキャンペーン申込に使われた有償コイン返金・無償コイン返却を行った[55]

関連メディア

テレビ出演

関連書籍

  • 原田和英著、田中良和監修 『招待状、届きましたか? SNS [ソーシャル・ネットワーキング・サービス] で始める新しい人脈づくり』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2005年9月5日。ISBN 9784887594029
  • 田中良和著『僕が六本木に会社をつくるまで』ベストセラーズ、2005年11月3日。ISBN 9784584189023
  • 田中良和、森和昭共著『日本人はなぜ海外で通用しないのか? 国際競争力向上のカギはグローバル人材の育成にあり』日経BPコンサルティング、2012年4月27日。ISBN 9784864430036

脚注

関連項目

外部リンク

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