Home Bound
浜田省吾のアルバム
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背景
アルバムタイトル
アルバム・タイトルはサイモン&ガーファンクルの「Homeward Bound」から来ている[2]。「原点回帰」という意味も込められているが、ディレクターの須藤晃の発案で『Home Bound』という造語がタイトルとして使われた。
レコーディング
浜田にとって初の海外レコーディングであり、ロサンゼルスでのレコーディングには浜田省吾と町支寛二の他に、スティーヴ・ルカサー(TOTO)、ニッキー・ホプキンス、ジェフ・バクスターといった現地の一流ミュージシャンが参加した。アレンジはすべて水谷公生が担当している。
もともとはジャクソン・ブラウンのバック・バンドを務めていたスタジオ・ミュージシャンのユニット「ザ・セクション」とのレコーディングを希望していた。しかし、ザ・セクションのメンバーがジャクソン・ブラウンのツアーに出てしまったため実現せず、その代わりとしてこのラインナップが用意された。
メロディは日本で作っていたが、歌詞はすべてアメリカで書いている。現地の風景やレコーディングでのサウンドに触発されて書かれたものが多い。
アルバムアートワーク
制作時のエピソード
- TOTOのギタリストであるスティーヴ・ルカサーが参加しているが、世界的な人気ミュージシャンであるルカサーが本当に来てくれるのか疑心暗鬼だった。するとレコーディング当日、大きく「TOTO」と書かれたツアー・トラックでスタジオに現れたルカサーを見て、一同は興奮したという。町支寛二によると、当時のルカサーは若干天狗になっていたらしいが、水谷と町支の二人は惚れ惚れしながらルカサーのプレイを間近で見ていた。
- ピアノで参加しているニッキー・ホプキンスは、浜田の楽曲を非常に気に入り、「一緒にツアーをやろう」と持ちかけた。最初は社交辞令かと思っていたが、その後も何度も話を持ちかけられ、日本に帰る最終日にもその話をされて、住所と電話番号を書いた紙まで渡された。ホプキンスは1994年に死去しており、ツアーは実現していない。
記録
1996年時点での累計売上は305,734枚(アナログ盤・CD・カセットを合わせた総計)[4]。
収録曲
LP盤
| 全作詞・作曲: 浜田省吾、全編曲: 水谷公生。 | ||
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「終りなき疾走」(All For Run) | |
| 2. | 「東京」(Tokyo) | |
| 3. | 「丘の上の愛」(Love On The Hill) | |
| 4. | 「あばずれセブンティーン」(A Seventeen-Year-Old Bitch) | |
| 5. | 「傷心」(Broken Heart) | |
合計時間: | ||
| 全作詞・作曲: 浜田省吾、全編曲: 水谷公生。 | ||
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「今夜こそ」(Tonight) | |
| 2. | 「反抗期」(Teenage Blue) | |
| 3. | 「ガラスの部屋」(Glass-Made Room) | |
| 4. | 「明日なき世代」(Desperate Generation) | |
| 5. | 「家路」(Home Bound) | |
合計時間: | ||
CD盤
| 全作詞・作曲: 浜田省吾、全編曲: 水谷公生。 | ||
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「終りなき疾走」(All For Run) | |
| 2. | 「東京」(Tokyo) | |
| 3. | 「丘の上の愛」(Love On The Hill) | |
| 4. | 「あばずれセブンティーン」(A Seventeen-Year-Old Bitch) | |
| 5. | 「傷心」(Broken Heart) | |
| 6. | 「今夜こそ」(Tonight) | |
| 7. | 「反抗期」(Teenage Blue) | |
| 8. | 「ガラスの部屋」(Glass-Made Room) | |
| 9. | 「明日なき世代」(Desperate Generation) | |
| 10. | 「家路」(Home Bound) | |
合計時間: | ||
楽曲解説
- 終りなき疾走
- 新しいアルバムの幕開けを飾る象徴的なロックナンバー。それまでの迷いを吹っ切るような力強い曲で、現在でもライブなどで人気が高い。
- 東京
- 4年に渡るロングツアー「ON THE ROAD 2001」の演奏では、歌詞に若干の変更があった。
- 丘の上の愛
- ロサンゼルスの丘の上に建ち並ぶ高級住宅街を見て書かれた。
- あばずれセブンティーン
- 傷心
- 今夜こそ
- 反抗期
- アルバム収録曲の中で、最初に作られた楽曲。歌詞はアメリカに向かう飛行機の中で書かれた。
- ガラスの部屋
- 明日なき世代
- クレジットに表記はないが、アルバムバージョンである。
- 家路
- こちらも「ON THE ROAD 2001」で歌詞の変更があった。そのことについて浜田は「このままでは歌えないと思った」と語っている。そのバージョンは2006年のベストアルバム『The Best of Shogo Hamada vol.2』に収録されている。現在でも非常に人気の高い曲で、2009年に実施されたファンクラブでの人気投票では1位だった。
参加ミュージシャン
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終りなき疾走
東京
丘の上の愛
あばずれセブンティーン
傷心
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今夜こそ
反抗期
ガラスの部屋
明日なき世代
家路
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