Huel
イギリスの完全食メーカーおよびブランド
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Huel(ヒュエル[1]、ヒュール[2]、human fuel(人間の燃料)のかばん語に由来[3])は、Huel Inc.が製造している完全食である。粉末、液体、ブロック(カロリーメイトのような形)の商品形態で発売されている[4][5][6]。主原料は、オーツ麦、米プロテイン、ピープロテイン、ヒマワリの種、亜麻仁の種、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸トリグリセリンであり[7]、これに加えて複数の栄養補助食品(ビタミン・ミネラル)が含まれている。加糖にスクラロース、マルトデキストリン、キシリトールが添加されている[8]。2018年1月には、世界100か国で累計1億食を売り上げ[9]、利用者の7割が男性である[10]。
沿革
Huel Inc.は、2014年、イギリスのアイルズベリーに、ジュリアン・ハーン(Julian Hearn)によって設立された[11]。最初のレシピは、イギリスの登録栄養士ジェームズ・コリアー(James Collier)、創業者の一人でかつての経営者のMuscleTalk(マッスルトーク)、ボディービルに関するウェブサイト[12]を参考に、欧州食品安全機関が示す推奨される一日当たりの摂取量を満たし、ビーガニズムと環境に優しくなるように作られた[13]。
2015年6月、最初のHuelが出荷された。グルテンフリー・ダイエットに対応した製品が2016年に販売され[14]、同年、ヨーロッパの他の地域への出荷も始まった[15]。2017年6月からは、アメリカ合衆国でも購入できるようになった[16]。
2017年11月、Life Health Foods UK(ライフ・ヘルス・フーズ・ユーケー)の元最高経営責任者(CEO)であるジェームス・マクマスター(James McMaster)が、Huelの国際展開を指揮するためにHuel Inc.のCEOに就任した[17]。
製品

- Huel Powder(ヒュエルパウダー)
- Huel Inc.初の製品であり、数回の改良を積み重ね、2019年12月にはv3.0になっている[18]。粉末状であり、付属のシェイカーに本品と水を入れて振って飲むというのが基本的な利用法となる[19]が、水の代わりに牛乳を用いたり、スイーツを作る際の小麦粉の代用とすることもできる[20]。主要原材料は、オーツ麦、ピープロテイン、亜麻の種などであり[21]、1食当たり(粉末100g)のカロリーは400kCalである[19]。味付けとして、チョコレート・バニラ・バナナ・ベリー・コーヒー・チョコミント・フレーバー無し(甘味料抜き)の7種類がある[21]ほか、後述のFlavour Boostsで味を付けることもできる。

- Huel Ready-To-Drink(ヒュエルレディートゥードリンク)
- 2018年から発売が開始された[14]。液体状ですぐ飲めるため、キッチンが利用できないときにHuel Powderの代用として利用できる。主要原材料は、水、エンドウ豆由来プロテイン、タピオカ粉などであり[22]、1食当たりのカロリーは400kCalである[23]。味付けとして、チョコレート・バニラ・ベリーの3種類がある[22]。
- Flavour Boosts(フレーバーブースツ)
- 2015年から発売が開始された[14]。Huel Powderにさらに味を付けるための粉末である。チョコミント・キャラメル・ストロベリー・モカ・バナナ・パイナップル&ココナッツ・チョコレート・カカオ・抹茶・ルバーブ&カスタード・トフィーの11種類がある[24]。
- Huel Bars(ヒュエルバーズ)
- 2017年から発売が開始された[14]。カロリーメイトのようなバーの形なので持ち運びやすい。日本語版サイトからは購入できない。主要原材料は、ピープロテイン、米飴、水溶性グルコース食物繊維などであり、1食当たりのカロリーは200kCalである[25]。