Infiniminer

2009年のビデオゲーム From Wikipedia, the free encyclopedia

Infiniminer(インフィニマイナー)は、Zachtronicsが開発したオープンソースのマルチプレイヤー型サンドボックスゲームである。プレイヤーはチームの鉱夫となり、鉱石を採掘しながら敵対的なクリーチャーを避けたり戦ったりしつつ、最も多くの金を集めることを目指す。開発者ザカリー・バースによれば、本作は『Infinifrag』や『Team Fortress』、およびXGen Studiosの『Motherload』に着想を得て制作された[2][3]。また、このゲームは『Minecraft』の開発にも影響を与えたことで知られている[4]

ジャンル
対応機種
  • LinuxOS XWindows
  • 2009年4月
開発元 Zachtronics
人数 マルチプレイヤー
概要 ジャンル, 対応機種 ...
Infiniminer
ジャンル
対応機種
  • LinuxOS XWindows
  • 2009年4月
開発元 Zachtronics
人数 マルチプレイヤー
発売日 2009年4月[1]
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ゲーム内容

プレイヤーはチームに分かれ、手続き型生成で作られたランドスケープに配置され、採掘道具を与えられる。主な目的は、鉱石を採掘しつつモブを避けたり倒したりしながら、最も多くの金を集めること。ラウンド終了時にそのチームが最も多くの金を稼いでいれば勝利となる。開発中、Infiniminerの作者ザカリー・バースは、プレイヤーが本来の競争ベースの設計から離れ、ゲームの仕組みを建築やアイテム収集に活用し始めるようになったことに気づいた。こうした行動が、サンドボックスゲーム的な創発的ゲームプレイの発生に繋がった[5][6]

開発

ザカリー・バースは若いころからゲームプログラミングの経験があり、ニューヨークレンセラー工科大学で本格的にスキルを磨いた。卒業後はマイクロソフトにゲームプログラマーとして勤務しつつ、余暇にインディーゲーム開発を続けていた。2009年4月、バースはInfiniminerをリリース。マルチプレイヤー対戦型の鉱石採掘ゲームとして設計していたが、プレイヤーはすぐにそのサンドボックス的な仕組みを活用し、建物の建築にも熱中し始めた。

Infiniminerは人気を集めたものの収益化には至らなかった。バースはゲームのソースコードを暗号化しておらず、それがネット上に流出。結果として非公式の改造やハックが横行し、収益化やコード管理も困難になったため、開発が打ち切られた[5]

発売後の発展

2009年10月にスウェーデンインディー開発者であるマルクス・ペルソン(Notch)は、のちの『Minecraft』となるプロジェクト(当初は『RubyDung』)の開発初期に着手した。Infiniminerは、ブロックを基調としたビジュアル、1人称視点、建築メカニクスなど多くの面で大きな影響を与えたが、ペルソンはさらにロールプレイングゲーム要素など独自要素を加えることで差別化を図った[7]

Minecraftの人気を受けて、バースはCascade PBSのインタビューで当時を回想し、「あんなことになるなんて全く想定していなかった。人生に計画など立てられないものだ」とコメント。当初はMinecraftの成功に驚いていたが、その人気を認めている。バースはその後、開発費わずか4000ドルで100万ドル以上を売り上げたパズルゲーム『スペースケム』で商業的成功を収め、マイクロソフトを退社し自らのスタジオのZachtronicsを設立した。一時は4人まで拡大したが、2012年には経営難から教育企業のAmplify向けの受託開発にも携わった[5]

2014年3月15日、Infiniminerは英チャンネル4の番組『Fresh Meat』で取り上げられた。バースは制作スタッフからの連絡でこれを知り、当初はMinecraftへの言及かと思ったが、実際にはInfiniminerの実機映像や言及であった[8]

2015年には『Infinifactory』を発表し、Infiniminerやスペースケムの要素を組み込んだパズルゲームとしてリリース。

脚注

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