Lhasa
From Wikipedia, the free encyclopedia
Lhasa(ラサ)は、LHA及びZIP形式の圧縮ファイルの解凍に用いられるソフトウェアの名称。画像閲覧ソフト「Susie」の開発者、竹村嘉人が開発し、1994年7月1日にバージョン0.01が公開された[1]。名称は、Lhaで始まるプログラム名ということから選ばれたもので、辞書で最初に見つけた単語であるLhasa(ラサ。チベットの地名)が採用された[1][2]。
Microsoft Windows登場後、1994年と比較的早い時期に公開された。一発で圧縮解凍できるソフトの先駆者的存在であり、同じようなコンセプトの解凍ソフトはまとめてLhasa風ソフトという呼び方をされる。
同様の名称でUnix LHA toolの代替ツールとしても存在している[3]。
特徴
沿革
開発者の竹村嘉人(1967年5月1日 – )は10歳のときに父がコンピュータの本を買ってきたことがきっかけになり、プログラミングをはじめた[2]。開発にはBorland C++を使用した[2]。LhasaはSusieの開発中にできた副産物であり、SusieにおけるLHA展開機能を単独で利用できるようにした形がLhasaの原形だった[2]。その後、ZIP展開機能を実装し、インストーラーをつけたことでLhasaが完成し[2]、1994年7月1日に公開された[1]。
1996年、窓の杜大賞を受賞した[7]。窓の杜の年間ダウンロード数ランキングでは1999年から2002年まで4年連続で総合1位であり[8]、2010年時点でも「定番解凍ソフト」とされた[9]。
1996年12月時点で機能追加の予定がないと明言しており[2]、それ以降もバグ修正が行われたが[1]、2010年10月のバージョン0.20で検索パスの問題に起因する脆弱性を修正した後[10]、アップデートが途絶えた。