MW-08

From Wikipedia, the free encyclopedia

MW-08は、オランダのシグナール社(現在のタレス・ネーデルラント社)が開発した3次元レーダー。先行して同社が開発したSバンドSMARTをもとに、より高周波数のCバンドを使用するよう設計変更した派生型である。

開発国 オランダの旗 オランダ
就役年 1990年
概要 種別, 目的 ...
MW-08
種別 3次元レーダー
目的 目標捕捉
開発・運用史
開発国 オランダの旗 オランダ
就役年 1990年
送信機
形式 コヒーレント増幅器+進行波管 (TWT)[1]
周波数 Cバンド (4-6 GHz)[1]
パルス 0.6マイクロ秒 (パルス圧縮後)[2]
送信尖頭電力 50 kW[2]
アンテナ
形式 プレーナアレイ
素子 ストリップライン×8段
直径・寸法 幅2.49 m×高さ1.16 m[2]
ビーム幅 幅2°×高さ12°
走査速度 27 rpm
方位角 全周旋回無制限
仰俯角 +70度
探知性能
探知距離 32 km (17 nmi) (目標RCS 2 m2)[3]
精度 角度 0.25度 / 距離 40 m[3]
分解能 角度 2度 / 距離 90 m[3]
その他諸元
重量 430 kg+駆動部90 kg[2]
テンプレートを表示
閉じる

概要

送信機として進行波管(TWT)を、またアンテナとしてストリップラインを積み上げたプレーナアレイ・アンテナを採用するという基本設計は共通であるが、アンテナを構成するストリップラインは16段から8段に減少した。これによってアンテナ重量は1,200 kgから430 kgと軽量化されているが、ビームの生成能力は12本から6本に低下し、仰角は70度までと、天頂方向の捜索には非対応になっている[2]

探知公算80%を期待できる有効探知距離は、レーダー反射断面積(RCS)が0.1平方メートルの目標に対しては17キロメートル、1平方メートルであれば27キロメートルである。マッハ4までの目標を探知可能である。全自動で20個の空中目標と10個の水上目標を追尾でき、また、2個の水上目標に対する射撃指揮を行なうことができる[2]

このように探知可能距離は比較的短いことから、これを補完するため、同社のDA-08アメリカ合衆国AN/SPS-49など、より長波長で探知距離の長いレーダーとともに搭載されることが多いが、小型艦艇の場合は本機のみに頼ることもある。

採用国と搭載艦

脚注

参考文献

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI