メルセデス・ベンツ・Aクラス

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メルセデス・ベンツ・AクラスMercedes-Benz A-Class)は、ドイツ自動車メーカー、メルセデス・ベンツ・グループメルセデス・ベンツブランドで展開しているハッチバック型(2代目まではトールワゴン扱い)とセダン型の高級乗用車である。

初代と2代目はBセグメント、3代目と4代目はCセグメントに属する。

概要

燃料電池車 F-Cell

前述のとおり、ボディサイズは2代目までがBセグメント、3代目からはCセグメントに属し、メルセデス・ベンツのエントリーモデルに位置づけられるハッチバック型のコンパクトカーである。4代目からはセダンが追加された。また、同じプラットフォームを使用した派生車種として、Bクラスバネオがある(バネオは、初代Aクラスがベース)。

Aクラスのボディは、もともと蓄電池燃料電池を動力源とした電気自動車用として設計、開発された経緯がある。そのため、フロアが「サンドイッチコンセプト」と称する二階建て構造となっているのが特徴である。

しかし、実際には燃料電池開発の遅れ、車載高圧タンクの容量問題、インフラ整備の遅れなど、主に水素絡みの問題が解決されず、結局、ディーゼルエンジンおよびガソリンエンジンを搭載したメルセデス・ベンツ初の前輪駆動乗用車[注釈 1]としての販売がメインとなった。だが、二階建て構造はそのまま残された。これについて、メルセデス・ベンツは、前面衝突の場合にエンジンマウントが破壊され、エンジンやトランスミッションが床下(本来の電池室)に潜り込むことで、短い車体ながら生存空間を捻出し、高い衝突安全性を持つとしている[注釈 2][注釈 3]

駆動方式にFFを採用したことで、一部モデルの最小回転半径は、FRを採用するCクラスよりも大きかった。

メルセデス・ベンツが販売する車種の中で最もサイズが小さく、安価に設定されている。競争力のある価格設定が困難なため、販売されていない市場もあり、実際に初代はアメリカ合衆国では販売されなかった。それまで、最も安価な車種であったCクラスの約2/3の価格でAクラスが発売されたため、メルセデスのブランディングに非常に大きな反響があった。これは、日本でメルセデスのブランディングが確立した1990年代までの「Das Beste oder nichts.(最善か、無か)」の時代と比較して、半額程度で新車が購入できることを意味している。

日本におけるメルセデス・ベンツのモデル別販売台数では、

に次ぐ4位の5,396台となっている(2017年日本自動車輸入組合)。

また、Aクラスベースの燃料電池車「F-Cell」は日本、米国、ドイツなどで計60台が納入され、排気ガスを出さないクリーンな自動車として活躍している。

なお、メルセデス・ベンツは、電気自動車上級モデルに注力する方針を示している。これに伴い、利益率の低いコンパクトクラスのうち、AクラスとBクラスは、2025年に廃止されることが決定していた[1]。しかし、顧客の継続的な需要に応えるべく、Aクラスのハッチバックに限り、販売期間が2028年まで、3年間延長されることとなった[2]。なお、Aクラスセダンに関しては、当初の計画通り、2025年初頭に生産が打ち切られた。

初代 W168型(1997年 - 2005年)

概要 メルセデス・ベンツ・Aクラス(初代) W168型, 概要 ...
メルセデス・ベンツ・Aクラス(初代)
W168型
A180(前期型)
A160(後期型)
インテリア
概要
販売期間 1997年 - 2004年(ドイツ)
1998年 - 2005年(日本)
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアトールワゴン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン ガソリン 直4 1.4L/1.6L/2.1L
ディーゼル 直4 1.7L
変速機 5速AT
車両寸法
全長 3,615 - 3,785 mm
全幅 1,720 mm
全高 1,600 mm
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1997年、登場。

その構造から、フットプリント(ホイールベース×トレッド)に対し、静的重心がやや高くなる結果となり、メディアが行なったエルクテスト[注釈 4]では転倒するおそれがあることが発覚した。そのため販売開始早々リコールされ、対策としてサスペンション・セッティングとタイヤサイズの見直し、そしてASRを標準装備とし、ブレーキ4輪個別制御で速度と姿勢を抑える方法を採った。

フロントフェンダーやリアハッチの材質にプラスチックを使用したり、サンルーフとして独自の構造をもったラメラールーフを開発するなど、細かい部分においても新しい試みが行なわれている。

変速機は、5速ATのみとなる。小型化を実現するため、ATとしては一般的なプラネタリーギアではなく、ホンダマチックに見られる平行軸歯車式を採用している。

後部収納は、大型のスーツケース2個を収納可能。後席は3:2の分割式(A210Lは5:5)で、必要に応じて前方に倒したり取り外しができ、多彩なレイアウトが可能である。シートを外した場合はワゴン車並のスペースをカーゴルームとして利用できる[注釈 5]。また初期型については助手席まで脱着が可能となっていた。

内装は、2001年のマイナーチェンジにて、ダッシュボードにSクラスの表皮仕上げを導入し、質感を向上させた。

日本での販売

1998年、新開発の1.6 L直列4気筒エンジンを搭載する「A160」の販売が開始された。その後、1999年に1.9 Lエンジンを積む「A190 アバンギャルド」、2001年に「A160」の装備を充実させた「A160 エレガンス」、ロングホイールベース仕様の「A160 エレガンス ロング」が追加された。

2002年、「A210L エボリューション」を発売。AMGによる当モデル専用設計の2.1 Lエンジンを搭載し、スポーツサスペンションや、ドリルドベンチレーテッドディスクブレーキ、AMG製17インチアルミホイール、4座独立シートなどを装着した200台限定のスポーツモデル。 5段AT、右ハンドルのみの設定で、価格は350.0万円

日本向けはいずれもガソリンエンジンの右ハンドル仕様のみ、価格は236万から350万円まで。

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グレード一覧
グレード販売期間排気量エンジン最高出力・最大トルク変速機駆動方式
A190 アバンギャルド1999年10月 - 2005年2月1,897 cc直列4気筒SOHC125 PS/18.4 kg・m5速ATFF
A160 エレガンス
A160 エレガンス ロング(A160L)
2001年8月 - 2005年2月1,598 cc102 PS/15.3 kg・m
A1601998年9月 - 2005年2月
A160 ピカデリー ロング リミテッド(期間限定)2003年12月 - 2004年3月
A210L エボリューション2002年 - 2003年10月2,084 cc 140 PS/20.9 kg・m
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2代目 W169型(2004年 - 2013年)

概要 メルセデス・ベンツ・Aクラス(2代目) W169型, 概要 ...
メルセデス・ベンツ・Aクラス(2代目)
W169型
A200 エレガンス フロント(前期型)
A150 クラシック リア(前期型)
A180 エレガンス インテリア(前期型)
概要
販売期間 2004年 - 2012年(ドイツ)
2005年 - 2013年(日本)
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアトールワゴン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン ガソリン 直4 1.5L/1.7L/2.0L
ディーゼル 直4 2.0L
変速機 CVT
車両寸法
ホイールベース 2,570 mm
全長 3,850 mm
全幅 1,765 mm
全高 1,595 mm
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2004年、フルモデルチェンジし、2代目が登場した。

生産はラシュタット工場。基本的には、初代からのキープコンセプトではあるが、サスペンションやトランスミッション、パワーステアリングなどのメカニズムに大きな変更があった。

フロントサスペンションのダンパーには、ビルシュタインと共同開発したセレクティブダンピングシステムを採用。減衰力を機械的に自動的調整する。リアサスペンションは独特の形状をしたスフェリカル・パラボリックスプリングアクスルを採用し、ジオメトリーの最適化を行なっている。乗り心地も初代から改善されている。またパワーステアリングは、初代の電動油圧式から電動式へ変更し、低速域でのハンドル操作を軽くしている。

先代に比べて全長や全幅が拡大し、助手席、後部座席の取り外し機能は省かれた。

エンジンは、全て直列4気筒SOHC(8バルブ)で、トランスミッションは7速マニュアルモード付きCVT(オートトロニック)を搭載している。CVTの採用はメルセデス・ベンツでは初である。

日本での販売

2005年2月
「A170」「A170 エレガンス」「A200」を発売。
2005年11月
「A200 ターボ アバンギャルド」を追加。
2008年8月20日
Bクラスとともに一部改良とグレードの整理が行われ、2.0L車(A200、A200ターボ)はすべて廃止され、A170、A170エレガンスのみになった。
2009年8月24日
A170は、A180へと変更。ただし、エンジンは排気量(1.7L)などスペック上の変更はない。

いずれも右ハンドルが輸入されており、価格は252~350万円。

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グレード一覧
グレード販売期間排気量エンジン最高出力・最大トルク変速機駆動方式
A200 ターボ アバンギャルド2005年11月 - 2008年8月2,034 cc直列4気筒SOHCターボ193 PS/28.6 kg・mCVTFF
A200 エレガンス[注釈 6]2005年2月 - 2008年8月直列4気筒 SOHC136 PS/18.9 kg・m
A1702005年2月 - 2009年7月1,698 cc116 PS/15.8 kg・m
A170 エレガンス
A1802009年8月 - 2013年1月
A180 エレガンス
A180 アバンギャルド プレイリスト[注釈 7]
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3代目 W176型 (2012年 - 2018年)

概要 メルセデス・ベンツ・Aクラス(3代目) W176型, 概要 ...
メルセデス・ベンツ・Aクラス(3代目)
W176型
A180 スポーツ(日本仕様・後期型)
A250 シュポルト 4MATIC
(日本仕様・後期型)
A180(日本仕様・後期型)
概要
製造国  フィンランド バルメット
(日本正規輸入車)
販売期間 2012年 - 2018年(ドイツ)
2013年 - 2018年(日本)
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 FF/4WD(4MATIC)
パワートレイン
エンジン ガソリン 直4 1.6L/2.0L
ディーゼル 直4 1.5L/1.8L/2.2L
変速機 7速DCT(7G-DCT)
6速MT
サスペンション
ストラット式
4リンク式
車両寸法
ホイールベース 2,700 mm
全長 4,290 - 4,355 mm
全幅 1,780 mm
全高 1,420 - 1,435 mm
その他
最小回転半径 5.1m
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2012年ジュネーヴ・モーターショーにて世界初公開された後、同年秋に欧州で発売。

本モデルから、ボディサイズがBクラスと同じCセグメント級へと移行。全長を約400 mm延長する一方、先代と同じFF方式ながらもサンドイッチ構造をやめ、Bクラス(W246型)と同じMFAプラットフォームを採用したことでフロア高さを低く抑えた。その結果、全高を約160 mm低下させ、Cd値を0.26と大幅に向上させることに成功。同時に、スポーティーなフォルムを確立するとともに、アウディ・A3BMW・1シリーズなどといった他社Cセグメントのライバルへとキャラクターを大幅に転換させた。

ラインナップは、大きく分けて「エフィシェンシー」と「シュポルト」があり、「エフィシェンシー」には「スタイル」、「アーバン」、「AMGスポーツ」のトリム(内装)オプションがある。

エンジンは、ガソリン仕様が270型 1.6 L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載した「A180エフィシェンシー」、「A200エフィシェンシー」、2.0 Lの「A250エフィシェンシー」、AMGが開発の初期段階から携わった2.0Lの「A250シュポルト」、そしてM133型 2.0 L 直列4気筒直噴ツインスクロールターボエンジンを搭載した「Mercedes-AMG A45」がある。2.0 Lエンジンは、1.6Lエンジンのボアをそのままに、ストローク量を拡大したロングストローク仕様のエンジンとなっている。またA250には310mmの大口径フロントブレーキが搭載され、ブレーキキャリパーは1.6 L車と同容量ながら赤く塗装されたものが装着された。AMG A45には350mmのブレーキディスクと、ブレンボ製4ポッドキャリパーが装着される。

ディーゼル仕様では、OM607型 1.5 L直列4気筒直噴ターボディーゼルエンジンを搭載した「A180 CDIブルーエフィシェンシー」、OM651型1.8 Lの「A180 CDIブルーエフィシェンシー」と「A200 CDIエフィシェンシー」、そして2.2 Lの「A220 CDIエフィシェンシー」がある。

環境性能面では、ガソリン車は全車「ユーロ6」に対応しているが、ディーゼル車は全車「ユーロ5」対応に留まる。

各モデルにおける外観上の差異は少ないが、1.6 L仕様のA180の左右2本出しマフラーはダミーであり、本物マフラーは車体後部下面に開口している。前部バンパー下面の左右のエアインレットには、AMG A45ではインタークーラーが備わるが、それ以外のモデルではダミーとされ、目暗蓋がされている。

後に発表されることになるCLA(C117)、GLA(X156)、ならびにインフィニティ・Q30/QX30は当代をベースとしている。

日本での販売

2012年11月17日
2013年1月17日発売予定と発表。同時に、事前告知として「NEXT A-Class」キャンペーンを実施[3]
「NEXT A-Class」キャンペーンの一環としてメルセデスブランドでは世界初の試みとなるオリジナルアニメーションの『NEXT A-Class』が製作され、2012年11月から予告編のテレビCM放映および特設サイト上で6分間のアニメコンテンツを公開した[4]
2012年11月16日から18日にかけて行われた自動車レース「富士スプリントカップ 2012」では、登場キャラクターをラッピングしたモデルカー「SLS AMG GT3」を展示。12月19日〜31日にはメルセデスブランドにおける東京の情報発信拠点“メルセデス・ベンツ コネクション”で「NEXT A-Class 展 with Production I.G」が実施された。
先行販売限定車として、「A180エフィシェンシーエディションネクスト」・「A180エフィシェンシースポーツエディションネクスト」を設定した。本仕様車ではブラインドスポットアシストとディストロニック・プラス[注釈 8]を標準装備するとともに、NEXTロゴ入りフロアマットとNEXTサイドエンブレムを装備。
2013年1月17日
販売開始[5]。「A180ブルーエフィシェンシー」、「A180ブルーエフィシェンシースポーツ」、「A250シュポルト」の3グレードを設定(すべて右ハンドル/ガソリン車)[注釈 9]
全グレードに第3世代直噴システム「BlueDIRECTテクノロジー」やECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)を搭載し、トランスミッションが7速デュアルクラッチトランスミッションである「7G-DCT」に置換されたことで環境性能が高められ、「A180ブルーエフィシェンシー」と「A180ブルーエフィシェンシースポーツ」は「平成27年度燃費基準+10%」を達成した。
標準モデルのギア選択はシフトノブではなく、ハンドル左側奥にあるレバーで行う。下に押し下げればD(ドライブ)、上に押し上げればR(リバース)、レバーの先端にあるボタンを押せばP(パーキング)に設定される。
2013年7月1日
ハイパフォーマンスモデルの「A45 AMG 4MATIC」を追加発売[6]
最大1.8バールの高過給圧を実現し、最大出力265kW(365PS)、最大トルク450N・m(45.9kg・m)を発揮し、加速も0 - 100km/hで加速4.6秒の動力性能を誇る2.0 L直列4気筒直噴ツインスクロールターボエンジンのM133型を搭載。併せて、4輪駆動システム「AMG 4MATIC」を搭載。前後のトルク配分は無段階可変式で、通常時は効率優先により前輪駆動で走行するが、フロントアクスルの空転を検知すると車速・加速度・舵角・車輪の回転差・ギアポジション・アクセル開度に応じて最大50%までエンジントルクを後輪に配分することで最適なトラクション性能を発揮する。コーナリング時には内側のホイールに対しブレーキ介入を行うことで車体をコントロールする「カーブダイナミックアシスト」も装備する。
なお、「A45 AMG 4MATIC」の追加発売に合わせ、特別仕様車「A45 AMG 4MATIC Edition 1」も発売(カルサイトホワイト400台、コスモスブラック200台の計600台限定販売)[7]。スタイリングパッケージ、エアロパーツ、デカール、ハイグロスブラックパーツ、マットブラックペイント19インチAMGマルチスポークアルミホイール、AMGパフォーマンスステアリング、AMGパフォーマンスシートなどを装備した。
2014年1月10日
特別仕様車「A45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Edition」を限定販売[8]
「A45 AMG 4MATIC」をベースに、エアロパーツ(フリック、リアスポイラー)、19インチAMGマルチスポークアルミホイールを装備。フロントマスク、ドアミラー、リアスポイラー、ヘッドライトユニット、ホイールハブキャップなどには「メルセデスAMG・ペトロナス・F1」に採用されているグリーンカラーペイントが施される。フロントスポイラーリップ、サイドスカート、ドアミラー、リアディフューザーなどにハイグロスブラックを採用した。
内装では、ステアリング、ダッシュボード、メーターパネル、クライメートコントロールのエアアウトレットなどにスペシャルペイントを、ステアリング、ドアパネル、アームレスト、フロアマットなどにグリーンステッチをそれぞれ施し、インテリアトリムにカーボンファイバー素材を採用した。
2014年1月23日
「A180 Edition Style」、「A250 SPORT Edition Night」を発売[9]
前者はエントリーモデルである「A180」をベースに、クローム付ボディ同色の専用フロントグリルをはじめ、レザーツインの専用シート、マトリックスブラックの専用インテリアトリム、ファブリックの専用ドアパネルなどを採用し、安全運転支援システム「セーフティーパッケージ」に加え、バイキセノンヘッドランプ&ヘッドランプウォッシャーや、縦列駐車時にステアリング操作を自動的に行うアクティブパーキングアシストなどをパッケージ化した「バリューパッケージ」、運転席メモリー付フルパワーシート、前席シートヒーターなども特別装備した。ボディカラーは「ジュピターレッド」と「カルサイトホワイト」の2色を設定した。
後者は「A250 SPORT」をベースに、フロントグリル(シルバーダイヤモンド付)とウインドウライントリムをハイグロスブラックで統一するとともに、ボディカラーは黒系の「コスモスブラック」を採用。これに、「A180 Edition Style」同様に、「セーフティーパッケージ」と前席シートヒーターを特別装備した。
2014年4月10日
特別仕様車「A45 4MATIC Edition II」を発売(100台限定販売)[10]
2013年7月に発売された「A45 AMG 4MATIC Edition 1(以下、「Edition 1」)」のバージョンアップ仕様で、ハイグロスブラックパーツがデュアルクロームエグゾーストエンドにも採用され、ツインルーバーシルバークロームフロントグリルと「AMGドライバーズパッケージ[注釈 10]」を追加装備した。
2014年4月22日
従来の「A250 SPORT」に可変トルク配分型四輪駆動システム「4MATIC」を搭載した「A250 SPORT 4MATIC」を発売した[11]
2015年4月14日
特別仕様車「A180 Style Plus」を発表[12]
「A180」をベースに、クローム加飾を施したフロントグリルと17インチ5ツインスポークアルミホイールを装備。内装レザーツインの専用シート、マトリックスブラックの専用インテリアトリム、ファブリック仕様の専用ドアパネルを装備した。装備面では「レーダーセーフティパッケージ」や「ベーシックパッケージ」を標準装備し、前席にメモリー付フルパワーシート、シートヒーター、電動ランバーサポートを備え、プライバシーガラス(後席左右・ラゲッジルーム)、助手席側リバースポジション機能付ドアミラー、クライメートコントロール(左右独立調整)も装備した。
2015年6月23日
特別仕様車「Mercedes-AMG A45 4MATIC Yellow Color Line」を発表[13]
「Mercedes-AMG A45 4MATIC」をベースに、ボンネット・ルーフ・サイド・リアに専用イエローデカールを配したほか、フロントマスク・ドアミラー・リアスポイラーにイエローアクセントを追加。さらに、フリックとリアスポイラーに専用エアロパーツを、フロントスポイラーリップ、サイドスカート、ドアミラー、リアディフューザー、デュアルツインクロームエグゾーストエンドにハイグロスブラックパーツをそれぞれ採用し、マットブラック19インチAMGマルチスポークアルミホイールを装備した。
内装では本革仕様のAMGパフォーマンスシートとAMGパフォーマンスステアリング(グリップ部にDINAMICA素材を採用)を採用し、AMGエンブレムを付けたAMG E-SELECTレバーとエレクトリックキー、チャイルドセーフティシートセンサー(助手席)を装備したほか、「AMGドライバーズパッケージ」も装備した。
ボディカラーはコスモスブラック、カルサイトホワイト、ポーラーシルバーの3色が設定される。
2015年11月26日
マイナーチェンジ[14]
外観は最フロントグリルと左右につながった大型エアインテークやAMGデザインのパンパーを採用するとともに、「A180 Sports」と「A250 SPORT 4MATIC」にはダイヤモンドグリルを採用。走行状況や天候に応じて配光モードを自動切替するLEDパフォーマンスヘッドライトや8インチに大型化したワイドディスプレイを全タイプに標準装備した。リアバンパーはエグゾーストエンドと一体化した新デザインに変更するとともに、LEDコンビネーションランプも新デザインに変更した。
「A250 SPORT 4MATIC」は、エンジンの最高出力を7PS(5kW)向上して218PS(160kW)とし、走行状況に応じて減衰特性の調整ができる電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムを搭載。「Mercedes-AMG A45 4MATIC」も最高出力を21PS(20kW)向上して381PS(280kW)に強化するとともに、マフラー内のフラップによりエグゾーストノートを切り替える「AMGパフォーマンスエグゾーストシステム」と「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」を標準装備し、オプション設定の「AMGアドバンストパッケージ」には「AMGフロントアクスルディファレンシャルロック」を追加。走行モードの切替機能も搭載され、「Mercedes-AMG A45 4MATIC」は5つのモードが選べる「AMGダイナミックセレクト」を、その他のグレードには個別設定モードの「Individual」を含む4つのモードが選べる「ダイナミックセレクト」を採用した。安全面も強化され、自動緊急ブレーキで衝突の回避または被害の軽減を図る「CPAプラス(緊急ブレーキ機能)」や「アテンションアシスト」を全車に標準装備し、前期型でも設定されていた「ディストロニック・プラス」や「ブラインドスポットアシスト」などを含む安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を設定したほか、全車にパーキングアシストリアビューカメラを標準装備するとともに、自動操舵機能により、シフト・ブレーキ・アクセルの操作のみで縦列駐車や並列駐車をアシストする「アクティブパーキングアシスト」を設定した。グレード体系が一部変更され、既存の4グレードに加え、受注生産のエントリーグレード「A180 Style」を追加した。
マイナーチェンジと同時に、「A180」ベースの「A180 Customized Version」と「A180 Edition Green」、「A250 SPORT 4MATIC Motorsport Edition」も発表された。本仕様車限定の内外装色や本来はパッケージオプションに含まれる装備を個別に装備することが可能なほか、専用アクセサリーとして「A-Class × Perfume デザインアートステッカー」も用意した。「A180 Edition Green」はボディカラーに「エルバイトグリーン(メタリック)」、インテリアカラーに「ブラック(レザーツイン)」を採用した仕様で、本仕様車専用の18インチ5スポークアルミホイールを装備するほか、レーダーセーフティパッケージ・ナイトパッケージ・ベーシックパッケージを標準装備している。「A250 SPORT 4MATIC Motorsport Edition」はメルセデスAMGペトロナスF1チームのマシンデザインを取り入れた仕様で、随所にペトロルグリーンのラインやステッチを配した。
2016年7月20日
特別仕様車「Mercedes-AMG A45 4MATIC Racing Edition」を発表、限定100台で同日より注文を開始[15]
ベース車から走行性能以外の装備を大幅にスペックダウン[注釈 11]することでAMG車として初の500万円台(ベース車に比べて137万安)を実現した。
2017年7月26日
一部改良[16]
受注生産のエントリーモデル「A180 Style」には、パーキングパイロットやLEDパフォーマンスヘッドライト(アダプティブハイビームアシスト付)などで構成された「エントリーパッケージ」を設定。「A250 SPORT 4MATIC」にはパノラミックスライディングルーフを標準装備し、ドアミラーカバーやリアバンパー等をボディ同色からブラックへ変更、ナビゲーションシステムとレーダーセーフティパッケージをパッケージオプションに設定したことで、車両本体価格を39万円値下げした。「メルセデスAMG A45 4MATIC」は、AMGエグゾーストシステムをオプション設定化したことで車両本体価格を9万円値下げした。
従来の「A180」と「A180 sports」を廃止する替わりに、「A180」にAMGスタイリングパッケージと18インチアルミホイールを装備し、内装を一部変更した新グレード「A180 AMG Style」を追加した。また、全車にメタリックペイント(有償)で「エルバイトグリーン」「カバンサイトブルー」「キャニオンベージュ」「オリエントブラウン」を追加した。
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グレード一覧
グレード販売期間排気量エンジン最高出力・最大トルク変速機駆動方式
A180 スタイル(受注生産)2015年11月26日 - 2018年10月17日1,595cc270型 直列4気筒 DOHC ターボ122PS/20.4kg・m7速DCT(7G-DCT)FF
A1802013年1月17日 - 2017年7月25日
A180 スポーツ
A180 AMG スタイル2017年7月26日 - 2018年10月17日
A250 シュポルト2013年1月17日 - 2014年4月21日1,991cc270M20型 直列4気筒 DOHC ターボ210PS/35.7kg・m
A250 シュポルト 4MATIC2014年4月22日 - 2018年10月17日218PS/35.7kg・m4WD(4マチック)
Mercedes-AMG A45 4MATIC2013年7月1日 - 2018年10月17日133型 直列4気筒 DOHC ツインスクロールターボ381PS/48.4kg・mAMGスピードシフト7速DCT(7G-DCT)
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アニメーション『NEXT A-Class』

「NEXT A-Class」キャンペーンの一環として製作された6分間のオリジナルアニメーション。2012年11月から予告編のテレビCM放映および特設サイト上で公開された[4]デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'12/第18回 AMD アワード 優秀賞受賞。

ストーリー

近未来の東京。ニコは映画館の帰り、ネットで噂になっていた幻のラーメン屋台のトラックを見つけ追いかけ始める。同じ頃、ガツとマキトはAクラスに乗って移動中、暴走していく幻のラーメン屋台を見つけた。ガツはトラックがトランスポーター54であったことから追跡しようとすると、同じ屋台を追いかけていたニコに出くわす。こうして3人は出会い、幻のラーメンを食べるために屋台を追いかけ始めたのだった。

各区画は可動式ブロックの上に建設されており、ブロックは時間によって「ブロックシフト」が行われ相互に隣接する区画が変わる。ドリームアイランドと名づけられた一角は塀と門扉で閉ざされ立ち入り禁止になっており、倒壊したビルや首都高[注釈 12]が放置されている。

登場人物・キャスト
ニコ / 甲斐クニコ 声 - 沢城みゆき
社会人3年目。じっとしているのが嫌いなトラブルメーカー。観た映画は外れ、自転車は駐禁を取られて移動させられており、今日は運がないとあきらめてたところに幻のラーメン屋台が出現。思わず追いかけることになる。
ガツ / 我那覇 穀 声 - 津田健次郎
脱力系カーオタ。マキトとともに何かの仕事の帰りにニコに出くわし、ともに屋台を追いかけることになる。何で生計を立てているかは不明。
マキト / 粕谷マキト 声 - 鈴村健一
デイトレイダーやフリープログラマーなどの顔を持つ男。ガツとともに騒動に巻き込まれる。ラーメン屋台のことは都市伝説で知っていた。
オヤジ(ラーメン屋台の男) 声 - 岸野幸正
猫とともに幻のラーメン屋台「流星麺」を乗り回すオヤジ。意地でも食わせるかとばかりに町中を暴走しているが、追いついたものにはラーメンを食べさせる。
登場車種
A-Class(ナンバー:●N 新品川353 せ 558-515、●N 新東京333 へ 558-515)
外見はベンツだが、シートごと運転を交代できるシートローテーションシステムやネットワークから道路情報を収集できるテレマティクスなどを装備している。
トランスポーター54(ナンバー:●N 新品川888 あ 645-787)
ラーメン屋台のトラック。実物は、かつてメルセデス・ベンツが製作したレーシングカー輸送用のトランポで、メルセデス・ベンツ・300SLの直列6気筒エンジンを搭載していた。本作品では荷台部分を屋台に改造し、エンジンはM159型に換装されている。
スタッフ

2012年11月16日〜18日に行われた自動車レース「富士スプリントカップ 2012」で登場キャラクターをラッピングしたモデルカー“SLS AMG GT3”を展示。12月19日〜31日にメルセデスブランドにおける東京の情報発信拠点“メルセデス・ベンツ コネクション”で「NEXT A-Class 展 with Production I.G」が実施された。

4代目 W177/V177型(2018年 - )

概要 メルセデス・ベンツ・Aクラス(4代目) W177/V177型, 概要 ...
メルセデス・ベンツ・Aクラス(4代目)
W177/V177型
A180(日本仕様・前期型)
A250e セダン(日本仕様・前期型)
A180 AMGライン(日本仕様・後期型)
概要
販売期間 2018年 -(日本)
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
4ドアセダン
駆動方式 FF/4WD(4MATIC)
パワートレイン
エンジン ガソリン 直4 1.4L/2.0L
ディーゼル 直4 2.0L
変速機 7速DCT(7G-DCT)
8速DCT(8G-DCT)
サスペンション
マクファーソンストラット式
トーションビーム式
マルチリンク式
車両寸法
ホイールベース 2,730 mm
全長 4,420 mm(A180)
4,550 mm(A180セダン)
全幅 1,800 mm
全高 1,420 mm(A180)
1,445 mm(A180セダン)
車両重量 1,360 - 1,430 kg
その他
最小回転半径 5.0m
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2018年2月、オランダのアムステルダムで世界初公開された後、同年4月に欧州で発売。

先代と同様Cセグメント級に属する。全長を約120mm、ホイールベースを約30mm延長し、先代よりも室内空間を広げた。タイヤやホイールまわりにも空力対策が施され、Cd値は0.23と先代より向上させた。車両重量は約70 kg軽量化された。ラゲッジルームは、従来型より29L大きい370Lへと拡大した。A〜Cピラーがスリム化され、視認性も改善した。

フォルム自体はキープコンセプトでありながら、フロント部分のデザインは先代から大きく変わり、台形型の大型グリルに尖ったヘッドライトなど、特徴的なデザインになり、オグロメジロザメをモチーフにしたというCLSC257)に非常に近しいものとなっている。

インテリアでは、インストゥルメントクラスター上方のカウルを廃止し、メーターパネル(7インチまたは10.25インチ)とメディアディスプレイ(10.25インチ)をつなぎ合わせた、高精細ワイドスクリーンコックピットを全グレードに装備した。なお、メディアディスプレイには、メルセデスでは初となるタッチパネル式が採用された。

周囲の交通状況に応じて、自動加減速とステアリングアシストを行う『アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック&アクティブステアリングアシスト』やドライバーがウインカーを点滅させると、行き先の車線に車両がいないことを確認して自動で車線を変更する『アクティブレーンチェンジングアシスト』、ドアを開ける際、後方から自転車やバイク、人が近づくと警告灯や警告音で危険を知らせる『アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付)』など、Sクラスと同等の安全装置を備え、最高峰の安全性能を実現する「レーダーセーフティパッケージ」を全車に設定した。

新世代インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載し、AIを用いた音声認識を可能にした。「Hey,Mercedes!(ヘイ、メルセデス)」[注釈 13]で起動する音声認識システムを備え、対話によりカーナビの目的地設定やエアコンの温度調節など、車両の機能をコントロールできる。

エンジンは、ガソリン仕様が1.4L 直列4気筒直噴ターボエンジンである282型を搭載した「A180」、「A200」、2.0L直列4気筒である260型の「A250」、AMGがチューニングした260型を搭載した「Mercedes-AMG A35」、そしてMercedes-AMG製の高性能エンジンM139が「Mercedes-AMG A 45 4MATIC+」、「Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+」に搭載される。

282型エンジンは、先代に搭載されたM270型より排気量が縮小されたが、出力は向上している。だが、出力特性としては取り回し重視のやや低回転型へシフトしたため、最高速度は落ちている。

ディーゼル仕様は、1.5L 直列4気筒直噴ターボのOM608型を搭載した「A180d」、排気量2.0LのOM654型を搭載した「A200d」、「A220d」の2種類がある。

パワートレインにより、6速MTや7速DCT(7G-DCT)が用意されており、Mercedes-AMG A35 には7速DCTの「AMGスピードシフトDCT7G」が組み合わされている。後述の日本仕様の「A200d」や「Mercedes-AMG A 45 4MATIC+」、「Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+」にはさらに一段多段化した8速DCT(8G-DCT)が採用されている。

リアサスペンションは「A180 Edition 1」、「4MATIC」はマルチリンク式だが、他のFF仕様はトーションビーム式である。

歴代初となるセダンも登場し、中国市場向けにロングボディも用意される。

MFA Ⅱプラットフォームを共有する派生車種(W247C/X118H247X247)は当モデルをベースとしている。

日本での販売

2018年10月18日
フルモデルチェンジ(同年12月以降に納車が開始された)[17]。キャッチコピーは、「新しい時代に、新しい相棒」。
エンジンは、3代目からダウンサイジングされた1.4L 直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボエンジンのM282型が搭載された「A180」と「A180 Style」の2種類が用意されており、同時に、発売を記念した特別仕様車「A180 Edition 1」も発表された。
「LEDヘッドライト」や「ワイヤレスチャージング」、「Mercedes me connect」 が全車に標準装備される。また、「A180 Style」には「A180」の装備に加えて、「キーレスゴー」「パークトロニック」「アクティブパーキングアシスト」「プライバシーガラス」「メモリー付きパワーシート」「シートヒーター」「10.25インチコックピットディスプレイ」が装備され、「A180」では選択できない「AMGライン」「アドバンスドパッケージ」「AMG レザーエクスクルーシブパッケージ」「パノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)」がオプションで設定される。
「A180 Edition 1」には、通常モデルはトーションビーム式となるリアサスペンションがマルチリンク式となり、「AMGスタイリングパッケージ」とブラックペイント19インチAMGマルチスポークホイールにイエローグリーンのアクセントが施されたほか、「ナイトパッケージ」を標準装備し、Editionエンブレムを装着。内装は外観同様、随所にイエローグリーンのステッチやアクセントが配され、ナッパレザー/DINAMICA本革巻スポーツステアリングを装備。機能面では「レーダーセーフティパッケージ」や「マルチビームLEDヘッドライト」などが特別装備され、「Mercedes me connect」にはナビゲーションサービスやUSBオンデマンド地図更新が追加される。ボディカラーは「ポーラーホワイト」、「マウンテングレー」、特別設定色の「designoマウンテングレーマグノ」の3色で、500台の限定販売となる。
なお、日本仕様の「A180」・「A180 Style」はWLTCモードによる排出ガス並びに燃料消費率に対応(以降に発売されるモデルを含む)しており、「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得している。
2019年3月25日
日本仕様のAクラスでは初となるクリーンディーゼル車「A200 d」の追加が発表された(同年6月より納車開始)。
既存の2.0L直列4気筒ディーゼルエンジンOM654型をベースに横置きに対応し、アンモニアスリップ触媒(ACR)を備えたSCR触媒が追加されたOM654q型が搭載されており、既採用のDCTは「A180」の7速から8速(8G-DCT)に多段化されている。
2019年7月22日
Aクラスセダンが追加設定された(同年9月から年末にかけて順次納車開始)[18]
同社初の前輪駆動シャシーをベースとするプレミアムコンパクトセダンで、内装はハッチバックモデルのAクラスの基本的なデザインが踏襲されるものの、ダッシュボードは上方のカウルをなくす代わりにワイドスクリーンディスプレイを上部に配置。また、前後オーバーハングを切り詰め、ホイールベースを長く取ることで室内長が確保されているほか、リアシートを4:2:4の分割可倒式とすることでシートアレンジが可能となっている。ラインナップは、Aクラスと同じM282型を搭載した「A180」と「A180 Style」、セダン専用設定となる2.0L直列4気筒ターボエンジンM260型に可変トルク配分型四輪駆動システム「4MATIC」を組み合わせた「A250 4MATIC」が設定される。なお、3モデル共に「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得している。
発売を記念した特別仕様車として「A250 4MATIC Edition 1」も同時に発表された。ボディカラーに「ポーラーホワイト」が採用されるとともに、ブラックダイヤモンドグリルや19インチAMGマルチスポークアルミホイールにコッパーアクセントが配され、フロントフェンダーには「Edition」を示す専用バッチが装着された。内装はシート・ダッシュボード上部・ドアトリム・フロントアームレスト・フロアマットなどにコッパーステッチがあしらわれ、トリムには「Edition」ロゴ入りアルミニウムインテリアトリムが採用され、64色から選択可能なアンビエントライトが装備された。更に、「レーダーセーフティパッケージ」・「ナビゲーションパッケージ」・「アドバンスドパッケージ」もすべて標準装備されている。250台の限定販売となる。
2019年8月27日
ハッチバックにホットハッチモデル「Mercedes-AMG A35 4MATIC」が追加発表された(10月以降納車開始)[19]
本モデルは高出力エンジンと四輪駆動システムの搭載、シャシーの補強やサスペンションセッティングも施しつつ、既存の「Mercedes-AMG 45」シリーズよりも価格を低く設定した「Mercedes-AMG 35」シリーズの最初のモデルとなる。ねじれ剛性強化のため、エンジン下部にアルミニウムのプレートが設けられ、アンダーボディ前部に2本のブレースを追加。サスペンションはフロントにマクファーソン式を、リアはサブフレームに介してボディにリジットマウントされたマルチリンクを採用。エンジンは前述したセダンの「A250 4MATIC」と同じM260型が搭載されるが、最高出力306PS・最大トルク40.8kg・mを発揮する高出力・高トルク仕様となる。本モデルは「平成30年排出ガス基準25%低減レベル(☆☆☆)」認定を取得している。
同時に、発売を記念した特別仕様車「Mercedes-AMG A35 4MATIC Edition1」も発表された。外観はボディカラーにデニムブルーが採用され、サイドにマットテックゴールドの専用デカールを装着。19インチAMGマルチスポークアルミホイールも一部にマットテックゴールドのペイントが施される。また、フロントグリルのルーバーの一部、サイドスカートインサート、サイドミラーハウジング(一部にマットテックゴールドのアクセントが入る)、リアディフューザー、エグゾーストエンドなどのエクステリアパーツがハイグロスブラック仕上げとなり、大型フロントスプリッターやフロントバンパーサイドにフリックが追加され、ハイグロスブラック仕上げの大型リアウイングが装備された。内装はマグマグレー/ブラックのツートーンレザーDINAMICAのAMGパフォーマンスシートが採用され、インテリアトリムはAMGロゴ入りのアルミニウムシルバー/ブラックの専用仕様となり、ステアリングホイールはナッパレザーの「Edition」ロゴ入りAMGパフォーマンスステアリングが採用された。装備面では「ナビゲーションパッケージ」・「AMGアドバンスドパッケージ」及びベースモデルではオプションとなるAMG RIDE CONTROLサスペンション、前席のマルチコントロールシートバックやリラクゼーション機能が装備された。
2019年10月24日
Mercedes-AMGモデルが拡充され、ハッチバックにホットハッチの「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+」を、セダンに「Mercedes-AMG A35 4MATIC」がそれぞれ追加された(発表当日より注文受付開始、納車時期は前者が同年11月以降、後者が同年12月以降となる)。
前者は、最高出力421PSを発揮し、最大トルクは51.0kg・mを5,000rpmから5,250rpmの範囲で発生し、レブリミットを高めの7,200rpmに設定するなど、ピュアスポーツカー並みの性能とした2.0L直列4気筒ターボエンジンM139型が搭載される。外観は下側の幅が広く、縦にルーバーが入れられたAMG専用ラジエターグリルをコンパクトモデルとして初採用されたほか、通常のAクラスよりも54mm広くしたフロントフェンダーが装備された。
後者は同年8月に発売された「Mercedes-AMG A35 4MATIC」のセダンモデルとなる。
なお、いずれも「Mercedes-AMG A35 4MATIC」同様に「平成30年排出ガス基準25%低減レベル(☆☆☆)」認定を取得している。
同時に、前者には発売記念特別仕様車の「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+ Edition1」も設定された。ボディカラーは「サンイエロー」と「designoマウンテングレーマグノ」の2色を設定し、サイドにはボディカラーに連動した専用デカールが装着され、19インチAMGマルチスポークアルミホイールはマッドブラックにペイントされ、エクステリアパーツの一部をハイグロスブラックで仕上げ、大型フロントスプリッターやフロントバンパーサイドにフリックを追加した。内装はイエローのアクセントステッチが施されたチタニウムグレー/ブラックツートーンレザーのAMGパフォーマンスシートやイエローのステアリングセンターマーク・「EDITION」ロゴ入りのAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー)が採用され、イエローパイピングとAMGロゴが施された専用フロアマット、AMGロゴ入りのダークアルミニウムの専用トリムが装備された。なお、「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC」に設定される「AMG パフォーマンスパッケージ」はAクラスシリーズの中で唯一シートベンチレーターを設定できる。
2019年11月
Apple CarPlayAndroid Autoは、当初、日本仕様では使用できなかったが、Mercedes me Storeで権利を購入する事で使用出来るようになった[20]
2020年2月27日
ハッチバックに設定済みのクリーンディーゼルモデルが、セダンにも「A200 d」として追加設定された。発表当日から予約注文受付を開始し、納車は4月頃を予定[21]
2020年9月17日
一部改良(同日より予約受注開始、10月以降順次納車)。
「A180」・「A180 Style」・「A200 d」及び「A250 4MATIC」にて、従来オプション設定だった「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備化したほか、ホイールデザインが刷新された。
2021年5月26日
プラグインハイブリッド車「A250 e」の追加を発表(同日より予約注文を開始、6月上旬以降納車、ハッチバックは受注生産となる)[22]
A180と同じM282型を高出力・高トルク仕様とするとともに、プラグインハイブリッドシステムが搭載される。フロア下部には15.6kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載される。
走行状況や走行距離に応じて駆動方式が選択されるデフォルトモードのC(コンフォート)、電気モーター走行優先のECO(エコ)、走行性能重視のS(スポーツ)、走行とステアリングの特性を個別に設定可能なI(インディビジュアル)、セーリングモードが作動して電気モーター単独での走行を可能にするEL(エレクトロニック)、充電量を一定にするためハイブリッドシステムによる駆動方式を選択するBL(バッテリーレベル)の6つのドライブモードを備える。ELモード選択時にはステアリングホイール裏にあるパドルの操作により、バッテリーへのエネルギー回収量を5段階に調節可能で、インテリジェントアクセルペダルには一定の踏込を超えたときにアクセルペダルの抵抗を増やし、モーター走行の限界点(これ以上踏み込むとエンジンも使用しなければならない)をドライバーに知らせるプレッシャポイント機能も備わる。また、希望者には交流普通充電器本体が無償提供され、10万円の設置費用サポートを受けることも可能である。
2021年9月3日
一部仕様変更を発表(10月配車分から順次適応)。
アンビエントライトをAMGモデルを除く全車に、ナビゲーション機能を「A200 d」・「A250 e」・「Mercedes-AMG A35 4MATIC」及び「A250 4MATIC」に、AMGドライビングコントロールスイッチを「Mercedes-AMG A35 4MATIC」(セダンを含む)に、「Burmesterサラウンドサウンドシステム」を「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+」にそれぞれ標準装備化。「MBUXインテリア・アシスタント」がパッケージオプションに追加設定された一方、テレビ機能(12セグ/ワンセグ自動切替)はオプションから切り離してオンラインストアの「Mercedes me Store」での販売に移行され、12V電源ソケット(ラゲッジルーム)やワイヤレスチャージングなどの一部装備の標準設定が停止された。
2022年10月31日
AMG創業55周年特別仕様車「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+ Editiion 55」を発売。なお、すでに予約注文の受付が行われていたため、発表日時点で注文受付が終了している場合がある[23]
「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+」をベースに、外観は「AMGエアロダイナミックパッケージ」、「AMGナイトパッケージ」、「AMGエクステリアナイトパッケージII」の特別装備により、多くの外観パーツにハイグロスブラックやブラッククロームペイントが施され、専用マットチタニウムグレー19インチAMGクロススポークアルミホイールや専用デカールなどを特別装備。内装は「Edition 55」バッジをあしらったレザーDINAMICA仕様のAMGパフォーマンスステアリングが採用され、AMG Edition 55ダークアルミニウムインテリアトリム(ブラック/レッド)、専用フロアマット、AMGインドアカーカバーが特別装備された。ボディカラーはコスモスブラックとデジタルホワイトの2色を設定し、前者30台、後者25台の計55台の限定販売となる。
2023年2月27日
ハッチバック・セダン共にマイナーチェンジ[24]
外装では、フロントエンドがより前傾し、ヘッドライト及びテールランプが水平基調に一新された。さらに、ディフューザーの意匠が変更されるとともに、ボンネットには新たにパワードームが備わった。オプションの「AMGライン」装着時には、シングルルーバータイプの「スターパターンフロントグリル」が採用され、フロントバンパーは下部に広がる台形と、その両サイドに大口径のエアインテークが採用された。アルミホイールは、ブラックペイントがあしらわれた5ツインスポークが採用され、ボディカラーには、新色のローズゴールドが追加された。
内装では、リムに静電容量式センサーを備えた、最新世代のステアリングホイールへアップデートされた。これにより、ドライバーがステアリングホイールに手を添えているだけで、運転支援システムが作動するようになり、使い勝手が向上した。一方で、センターコンソールに設定されていたタッチパッドは廃止された。また、オプションの「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」選択時には、従来設定されていなかった本革(ブラック)の選択が可能となった。MBUX ARナビゲーションとアドバンストサウンドシステムは「A180」にオプション設定、「A200 d」に標準装備される。「A200 d」はこれに加え、アダプティブハイビームアシストも装備される。
2023年4月26日
スポーツモデル「Mercedes-AMG A35 4MATIC」、「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+」をマイナーチェンジ[25]
「Mercedes-AMG A35 4MATIC」はスターターとジェネレーターの機能を兼ねた「BSG」と呼ばれるモーターと48V電気システムが搭載されるとともに、ウォーターポンプを電動化。先行でマイナーチェンジされた「A180」、「A200 d」同様に前後の外観デザイン、アルミホイール、内装デザインが変更され、「Mercedes-AMG A35 4MATIC」はフロントグリルが縦ルーバー仕様の専用グリルに変更。アルミホイールは「Mercedes-AMG A35 4MATIC」には18インチAMG 10スポークを、「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+」には19インチAMG 5ツインスポークが採用された。「Mercedes-AMG A35 4MATIC」はオプションの「アドバンスドパッケージ」の選択により、本革(ブラック)の選択が可能となった。
202311月8日
特別仕様車「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+ Street Style Edition」が発売された[26]。100台の限定販売となる。
外観はボディカラーに通常設定がないマウンテングレーマグノが設定され、専用デカールを装着したほか、AMGエアロダイナミクスパッケージ・AMGナイトパッケージ・AMGエクステリアナイトパッケージIIが特別装備され、全面ブラック仕様の19インチAMGアルミホイール(鍛造)も装備。
内装はシートにオレンジステッチが施されたレザーARTICO/MICROCUTブラック、インテリアトリムにはオレンジアクセントのAMGダークアルミニウムがそれぞれ採用され、ステアリングにはAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/MICROCUT)が採用された。
2024年11月18日
特別仕様車「Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+ Final Edition」が発売された[27]。その名の通り、「A45 S 4MATIC+」で最後の限定車となる。
外装色は、初採用のAMGグリーンヘルマグノ(マット)に加え、日本限定色となるMANUFAKTURマウンテングレーマグノ(マット)およびポーラーホワイト(ソリッド)を用意した。ボンネットにはAMGのエンブレムが、ドアパネルには”45 S”のデカールが施される。また、Final Edition専用の19インチAMGアルミホイール(鍛造)を含むエクステリア全体に、イエロー&ブラックのアクセントが加わる。さらに、固定式リアウィングをはじめとするエアロパーツによって、高速走行時の走行性能を高めた。
インテリアには、Final Edition専用のAMGアルミニウムインテリアトリムやイエローイ ルミネーテッドステップカバーなど、様々な限定装備を採用した。また、マルチコントロールシートバックを備えたAMGパフォーマンスシート(運転席・助手席)のヘッドレストには、イエローアクセントで”45 S”と刻印される。
AMGグリーンヘルマグノ(マット)が50台、MANUFAKTURマウンテングレーマグノ(マット)が150台、ポーラーホワイト(ソリッド)が100台の、計300台限定となる。
2025年5月29日
セダンに「A180 Final Edition」および「A200 d Final Edition」を追加発表[28]
グレード名が示す通り、すでに終売が決定しているAクラスセダンの集大成を飾る最終モデルである。スターパターングリルや18インチAMGアルミホイール、スポーツシートや本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)などが含まれる「AMGライン」を標準装備するほか、 従来モデルでは設定のなかった「ナイトパッケージ」および「グレーシートベルト」を特別装備している。これにより、フロントグリル中央のスリーポインテッドスターマーク周縁やテールパイプトリム、サイドミラーカバーやウィンドウフレームなどがハイグロスブラック仕上げとなる。ボディカラーは、コンパクトクラス初採用の「MANUFAKTUR アルペングレー(ソリッド)」を含む、全6色が用意される。
2025年6月26日
ハッチバックに「A180 Urban Stars」および「A200 d Urban Stars」を追加発表[29]。従来型で有償オプションとなっていた「AMGラインパッケージ」と「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」を標準装備しながら、価格上昇を抑えた。
さらに見る グレード, 販売期間 ...
グレード一覧
グレード販売期間排気量エンジン最大出力・最大トルク変速機駆動方式
A180 2018年10月 - 2023年10月(ハッチバック)
2019年7月 - 2023年10月(セダン)
1,331cc M282型 直列4気筒 DOHC ターボチャージャー 136PS/20.4kg・m 7速DCT(7G-DCT) FF
A180 スタイル 2018年10月 - 2021年9月(ハッチバック)
2019年7月 - 2021年9月(セダン)
A180(BSG) 2023年11月 - 2025年5月(ハッチバック)
2023年11月 - 2025年4月(セダン)
136PS/23.5kg・m
A180 アーバン スターズ 2025年6月 -(ハッチバック)
A180 ファイナル エディション 2025年5月 -(セダン)
A200 d 2019年3月 - 2025年5月(ハッチバック)
2020年2月 - 2025年4月(セダン)
1,950cc OM654q型 直列4気筒 DOHC ターボチャージャー 150PS/32.6kg・m 8速DCT(8G-DCT)
A200 d アーバン スターズ 2025年6月 -(ハッチバック)
A200 d ファイナル エディション 2025年5月 -(セダン)
A250 e 2021年5月 - 2023年2月(ハッチバック・セダン) 1,331cc M282型 直列4気筒 DOHC ターボチャージャー 160PS/25.5kg・m
A250 4MATIC 2019年7月 - 2022年9月(セダン) 1,991cc M260型 直列4気筒 DOHC ターボチャージャー 224PS/35.7kg・m 7速DCT(7G-DCT) 4WD
Mercedes-AMG A35 4MATIC 2019年8月 -(ハッチバック)
2019年10月 -(セダン)
306PS/40.8kg・m
Mercedes-AMG A45 S 4MATIC+ 2019年10月 -(ハッチバック) M139型 直列4気筒 DOHC ターボチャージャー 421PS/51.0kg・m 8速DCT(8G-DCT)
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脚注

外部リンク

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