Noto

Googleによって開発されたオープンソースの多言語フォントファミリー群 From Wikipedia, the free encyclopedia

Notoは、Googleによって開発されたオープンソースフォントファミリーである[1]。通常「フォントファミリー」は同一書体の複数ウェイトのセットを指すが、Notoでは広範な言語を包括する意味で用いている。Android 6以降[2][3]ChromeOS[4]Windows 10 バージョン 22H2以降[5]Windows 11 バージョン 23H2以降[6]Ubuntu Desktop 16.04以降[7]などに標準搭載されている[8]

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デザイナー GoogleAdobe西塚涼子イワタ
制作年月日 2014
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デザイナー GoogleAdobe西塚涼子イワタ
制作年月日 2017
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概要

世界中の言語をサポートすることを目標に、Apache License 2.0 のライセンスで配布が開始された。2015年9月29日に、SIL Open Font License 1.1 に変更された。 商用利用も制限なく可能である。

コンピューターで表示できない文字がある場合、文字の代わりに小さい四角(□)、通称「豆腐[9]が表示されることが多い[注釈 1]が、すべての言語に対応したフォントを開発することで"豆腐"が現れることがなくなるようにという意味を込めてNoto(no tofu)という名称が付けられた[1]

2016年10月6日にUnicode標準で定義された800言語、11万字を超える全文字に対応したことを開発ブログで公表した[10]

Noto Sans CJK

Notoフォントファミリーの中で日本語中国語繁体字簡体字)、韓国語を担うのがNoto Sans CJKである。Adobeと共同開発し、2014年7月16日に公開された[11]。ウェイトは7種(Thin 100, Light 300, DemiLight 350, Regular 400, Medium 500, Bold 700, Black 900)が用意されている。他のNotoフォントファミリーやRobotoと組み合わせて使うことを想定している。

AdobeはSourceフォントファミリーという枠組みを持っており、このフォントも源ノ角ゴシックとして公開されている。Noto Sans CJKとの違いはフォント名と一部のウェイト表記であり、それ以外はすべて同一である。そのためNoto Sans CJKの従属欧文もSource Sansがベースであり、フォント形式がPostScriptアウトラインによるOpenType[注釈 2]となっている。

Noto Serif CJK

2017年4月4日、GoogleはNoto Sans CJKの仲間として明朝体フォントのNoto Serif CJKを公開した[12]

ウェイトは7種(ExtraLight, Light, Regular, Medium, SemiBold, Bold, Black)が用意されており、Noto Serifやその他のGoogle標準フォントとウェイトに互換性があるため、組み合わせて使うことが可能である。

Noto Sans CJK同様に開発はAdobeが中心となり、AdobeではSourceフォントファミリーの源ノ明朝として公開されているものをフォント名と1つのウェイト表記を変更したバージョンである。そのためフォント内の従属欧文はSource Serifがベースであり、フォント形式もPostScriptアウトラインによるOpenType[注釈 2]となっている。

Noto Sans Mono

プログラミングなどに適した等幅フォント(モノスペースフォント)として、Noto Sans Monoも公開されている。ラテン文字キリル文字ギリシャ文字、および様々なシンボルに対応している[13]

脚注

外部リンク

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