ポケットコンピュータ
携帯可能な小型のコンピュータ
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概要
1980年代にマイクロコンピュータ(パーソナルコンピュータ)を原型にしつつ、ポケットに納まる程度のサイズに小型・軽量化する目的で開発されたコンピュータの種類である。当時の技術水準で小型軽量化したため表示能力も限られ記憶容量も小さかったが、電池で長時間の稼働が可能で、なによりポケットに入れて持ち運べる(ジャケットの内ポケットに差し込んで気軽に持ち歩ける)という優れた特徴があった。
主に電卓メーカーが開発・製造した製品ジャンルであり、関数電卓やプログラム電卓で培われた
技術も使われているが、プログラム電卓がキーストローク方式やクセの強いRPLでプログラミングを行うのに対し、ポケットコンピュータはマイクロコンピュータ(パソコン)のプログラミングに使われる一般的なプログラミング言語(あるいはそれにかなり近い言語)でプログラミングができるという特徴があり、当時マイクロコンピュータで一般的であったプログラミング言語BASICが搭載され、やがて他の言語も使える機種も登場した。2009年に発売されポケットコンピュータとして最後の製品となったPC-G850VSでは、BASIC,C言語,CASL,Z80アセンブラ,PICアセンブラを搭載するまでに至った[注 1]。
プログラム電卓のほうは各分野の専門家が単純な計算を繰り返し行うのに向いているもののBASIC風のスクリプト言語を搭載していてもキーストローク方式が随所に混入しプログラミング方式にクセがあるのに対し、ポケットコンピュータの言語はパソコンのプログラミング言語に近く、プログラミングがしやすく、文字列処理やファイル処理も得意としている特徴があった。1980年代から1990年代を中心とした日本の学校のプログラミング教育(工業高校、専門学校、一部の大学のプログラミング講座)において、ポケットコンピュータは講座受講生が持つべき共通のマシンとして広く採用、指定された[注 2](後述)。プログラミング講座で使われることで販売台数が伸び、授業で指定されたことで自然とこれに親しむ学生が増え、学生らは手に馴染んだポケコンを卒業後も便利な道具として使った。
また、複雑な条件判断を含む処理や計算を、据置型パソコンが置かれていない外出先でも、(据置型パソコンに比べると処理能力は劣るものの)とりあえず行うことができ、分かりやすく文字表示させたり(オプション品のサーマルプリンタを使い)現場でプリントアウトできる点を評価してポケコンを使いこなす実務家層もいた。
1980年代が最盛期であるが、1990年代や2000年代(200X年)でも使われていた。2000年代のノートパソコンの普及、2010年代のスマートフォンやタブレットの普及で、ポケットコンピュータの需要がほぼ消滅し、2015年に全ての製品の生産が終了した。
歴史

日本ではシャープが1980年にPC-1210を発売。PC-1211は4bit CPUを搭載し、BASICインタプリタを内蔵していた。表示は1行24桁の液晶で、メモリは約1.4KBであった。この機種が日本における本格的ポケットコンピュータの出発点とされる。
1980年代前半時点で、処理能力は当時の据置型マイクロコンピュータ(パーソナルコンピュータ)に比べると貧弱であったが、ポケットに入るほど小型・軽量であることや低価格である点で優位性があった。コンピュータに関心を持つもののまだ本格的なPCを買えない層が「ポケットマネーで買えるコンピュータ」として歓迎し、プログラミングの学習に利用しはじめた。
1981年、シャープはPC-1251を発売。表示桁数を増やし、メモリを増強した機種だった。
1982年には、PC-1500 を発売した。PC-1500は8bit CPU(LH5801)を採用し、機械語プログラミングにも対応した。
1982年、シャープは PC-1401 を発売した。PC-1401は、後に教育用途で普及してゆくことになった。 ポケットに入れて持ち歩けるほど小型・軽量で、当時の標準的な高級言語であったBASICが使え、学生(やその親)が購入できる低価格帯だったので、学校のプログラミング講座で共通マシンとして採用・指定され普及が進んでいった。
実務で従来プログラム電卓を使用していた専門家層からは、"文字表示も得意で、クセのあるプログラム電卓プログラミングと比べて素直なプログラミングができる、高性能のプログラム電卓 " と見なされ、建築現場での構造計算や学術研究のフィールドワークでの計算など、様々な分野で活用されるようになっていった。

シャープ製ポケコンの登場とその売れ行きを見ていたカシオも1982年にBASIC搭載のPB-100を発売した。後発のカシオは低価格路線を打ち出し、 "LSIゲーム 2台分" の低価格としたので、それまでプログラミングにさほど興味が無かった若年層のゲーム愛好者まで購入しゲームプログラミングを学ぶようになった。
1982年創刊の『マイコンBASICマガジン』には頻繁にポケコン用BASICプログラムのプログラムリスト[注 3]が掲載された。
他にも数社が参入し、多くの製品が販売された。#ポケットコンピュータの製品一覧
1980年代には、他にもラップトップパソコンやハンドヘルドコンピュータと呼ばれるような可搬型コンピュータが存在したが、ラップトップパソコンが日々持ち歩くには重すぎ、使い方が異なっており、あまり競合はしなかった。あえて言えば、競合したのはハンドヘルドコンピュータだったが、ポケコンのほうはより軽量で安価で、優位性がありポケコンが普及した。1980年代後半に低価格のMSXが登場したが、そちらはデスクトップパソコンであり、MSXは学校のプログラミング講座では採用されず、競合しなかった。
ポケットコンピュータに関する情報が、『I/O』『PiO』(工学社)や『マイコンBASICマガジン』(電波新聞社)などのパソコン雑誌に投稿プログラムが多数掲載され、専門誌『ポケコンジャーナル』(工学社)も刊行されていた。『ポケコンマシン語入門』(工学社)ではシャープのPC-12シリーズでマシン語プログラムを組む際に使える多数の内部ルーチンや、液晶画面を直接制御する方法などが解説されていた。
- 終焉
2000年代にノートパソコンが普及し、2010年代にはさらにスマートフォンやタブレットが急速に普及し、それらのポータブルな環境でプログラミングを行ったりプログラムを走らせることができるようになったため、ポケットコンピュータの需要が急激に消滅し、2015年に全ての製品の製造が終了することになった。
かなりの重量があるラップトップコンピュータや各社の独自規格のハンドヘルドコンピュータと比較されている間は、ポケットコンピュータにもまだ十分に需要があったが、汎用性が高く"デファクトスタンダード"化した "Windowsノートパソコン" の軽量化や低価格化傾向が進み、学校指定がしやすい価格帯に入ってくると、学校のプログラミング講座ではそちらが採用・指定されることが増え、ポケコンの販売は苦戦するようになった。学校のプログラミング講座で学ばれる言語も1990年初頭から1990年代なかばにかけてBASICからC言語への移行が進んでいた[注 4] 。つまり学校のプログラミング講座では、共通のプラットフォームとして"Windowsノートパソコン"を指定し、C言語環境をインストールさせて共通のプログラミング環境を用意することが一般化した。(また、実務で使える可搬性の高いコンピュータという点でも)2010年代に安価になったスマートフォンやタブレットのほうが優れ、汎用性も高いうえに、ネット経由でアプリをダウンロードし自在にカスタマイズ可能で、表示能力に優れ便利なタッチパネル操作であり、特に1人1台所有するスマホが個人に浸透する力は圧倒的で、ポケットコンピュータは明らかに劣位になった。こうしてノートパソコン、スマホ、タブレットなどに包囲され、ポケコン需要を支えていた優位性がひとつひとつ消去された結果、ポケコンの需要が無くなってしまったのである。
2010年代中頃までは業界内でシャープのみが唯一製品の製造を続けていたが、少なくとも2015年にはポケットコンピュータの生産を終了している[1]。シャープが2009年に製造を開始したPC-G850VSがポケットコンピュータの最後の製品になった。
特徴
- 小型・軽量である
- ポケットに入るサイズであり、多少嵩張る機種でも、ジャケットの内ポケットに差し込んで持ち運べる寸法に仕上げてあり、軽量。場所を選ばず、片手で持って使用できる。当時のラップトップ機(腕でしっかり抱えなければならない寸法で、かなり重い)と比べて明らかに可搬性に優れていた。
- 駆動時間が長い
- 乾電池やリチウムボタン電池で連続100時間以上駆動できるものが多く、入手しやすい一般的な電池を使っていたので、いつでもどこでも電池切れを気にせず利用できた。学生が日に数時間使う程度であれば、一ヶ月以上電池切れの心配をしないで済んだ。
- プログラミングが容易
- 即興で必要に応じたプログラムを作りやすいBASICが搭載されていた(後述)。
- 起動が速く、動作が安定
- 1秒弱で起動。フリーズは滅多に起こらず、オールリセットで簡単に初期状態に戻せる。
- 数学関数が豊富
- 関数電卓の延長にあるプログラム電卓から派生した製品なので、数学で利用するいくつかの関数が標準で用意されていた。ダイレクトコマンドとしても使えるので、数式を入力すれば瞬時に答えが出た。少し複雑な計算式でも、簡単なプログラムで対応できた。当時もプログラム可能な関数電卓は存在したが、BASIC言語を使った、より本格的なプログラミングができる点で優位であった。
- ただし初期の製品は関数キーをほとんど備えておらず、必ずしも関数電卓の代替となる製品ではなかった。実際に「関数電卓としても使えるポケコン」を求める要望が大学生協に寄せられ、これが転機となって、より豊富な関数や統計機能を搭載した電卓モードを持つ製品が開発されるようになった[2]。これ以降、多数の関数キーを備えた関数電卓の性格を持つ製品がポケットコンピュータの主流となっていった。
- 表示・記憶容量は小さい
- 当時の技術的な水準から、モノクロ液晶で12 - 32桁・1 - 4行程度の文字表示だけのものが多く、メモリ容量も当初は1KB程度であった。後に記憶容量の大きい機種も出たが、32KBを超えるものは少なく、超えたとしても標準では64KB程度だった。
- メモリが実質的なストレージ
- 多くの機種では別売でカセットインターフェースが用意され、機種によっては専用FDDが用意されているものもあったが、それらを別とすれば、ポケコンでは基本的に本体メモリですべての処理を行う場合も多い。
- 当時の多くのデスクトップPCに搭載されたROM-BASICとは違い、ポケコンはメモリ内容がすべてバッテリーバックアップされるため、行番号やラベルを変えて複数のプログラムやデータを格納しておくという手法が常態化していた[注 5]。このためメモリとストレージの区別は曖昧であり、機種によってはメモリの一部をRAMファイルとして確保できるものや、増設メモリに別途バッテリーを搭載する形でリムーバブルメディアとしても使えるものもあった。
- その他の機能
- 音を出す機能は一般に貧弱で、Beep音と呼ばれる電子ブザーの単純な音のみのものや、幾つかの音程が出せる程度で、廉価版の中には音を出す機能そのものが無い機種もあった[注 6]。一方、周辺機器としては主に専用プリンタや、カセットインタフェース、機種によってはRS-232Cインタフェース、RAM増設モジュール、専用ディスクドライブなどが用意され、一応「コンピュータ・システム」を構成していた。
学習教材用マシンとして
ポケットコンピュータは、学校側が教材として指定する上でも適した仕様を備えていた。具体的に言えば、安価である分、計算性能は最低限ではあったが、学習用の小さなデモプログラムを動かしながらコンピュータの基本を学ぶ程度であれば申し分のない製品ではあった。従って、コンピュータ言語習得のための教材や機械制御の学習用教材として学校側が特定の学科の学生に対して一律に指定する製品としても適しており、学生が場所移動する際に筆箱感覚で持ち運びができたり、登・下校時にカバンに入れて持ち運び自宅で自習したり宿題の課題を仕上げたりすることもできた。
パソコンが高価であった当時、ポケコンは安価なので経済的なハードルが低い(学生の親いわゆる「親御さん」たちへの負担が小さい)ので学校側で特定の機種を指定しやすく、特定の学科・学部の学生全員に同一機種を購入させるのに適していた。安価なポケコンのおかげで学生たちひとりひとりが、同一の環境を、完全に自分のものとして持つことができ、教師の側から見てある教室の中(同一学年)では学生は全員同一機種を持っている状態にでき、学生たちが同じ操作を行えば同じ結果を得られるので指導が行いやすくなった。
(1980年代の中ごろになると同程度の価格のMSX製品が登場するようになり、価格的優位は揺らいだが)、それ以降のポケコンの開発メーカーは一層、学校教育で高評価される機能や関数電卓の機能に力を入れるようになり差別化を図った。後期の学校向けポケコンでは機械制御用ボードを接続するためのオプション用コネクタやバスコネクタが装備され、工業高校や専門学校に導入されて専用ボードを用いた機械制御の学習用に用いられた。また情報処理系の学校・学部では学生が情報処理技術者試験を受験し合格することが重視されているわけであり、そうした需要にポケコンのメーカー側も応え、その試験で求められるCASL、C言語、アセンブラも搭載した。情報処理試験受験対策用マシンやプログラミング言語学習用マシンとして進化した機種を開発したのである。しかし、そうした用途の製品は、後に実用化されるタブレットやスマートフォン等で動作するエミュレータアプリで置き換えが可能である上に、そもそもの教育目的である産業応用の面でも、産業界で機器の更新が進んで高性能かつ開発・制御が容易な環境が整いつつあるため、ポケコンがサポートするような古い技術仕様にこだわる必要が無くなってきたことから、教育用途でも過去のものと見なされるようになった。
プログラミング言語
- ポケコンBASIC
プログラミング言語BASICは、プログラミングの入門に適しており、プログラムを逐次解釈して実行するインタプリタ型なので、プログラムの作成・追加・改良が容易で、作りかけのプログラムを1行ずつ動かし動作を確認し、プログラムを追加していくこともでき、また無限ループなどで応答が無くなっても、プログラムが破壊されることはなく、確実に止めることができる。
ポケコンの用途は関数電卓の延長上にあることも多く、現場で必要に応じて即座にプログラムを組む際にもBASICは使いやすかったため、単なる入門者用としてでなく、技術者や科学者が現場で利用する専門分野でも役立った。当時の他のプログラミング言語と比べ、BASICは数式の記述方法が実際の数式に比較的近い部類であるという利点もあった。
しかし、1980年代のBASICはまだ構造化されておらず、悪名高き行番号とGOTO文があり、プログラムを追加してゆくと構造が混乱し、ついにはスパゲティプログラムになりバグが頻発する欠点があった。特にポケット・コンピュータの場合はわずか 1行ないしは数行しか表示できず編集機能が貧弱だったこともあり、デバッグは困難を極めた[注 7]。
末期には、BASICに構造化命令を追加した「構造化BASIC」を搭載した機種も登場し、そうした欠点の改善が試みられた。
- C言語
後期の機種では、ソフトウェア開発で主流となっていた構造化プログラミングができるC言語を搭載する機種が増えた。C言語は構造化されているので、スパゲティプログラムに陥ることはなかった。
- CASL
CASLは、もともと情報処理技術者試験のために制定された、しかも特定のメーカーに結びつかないように制定された、架空のアセンブリ言語であり、あくまで「架空のマシンCOMETで動く」と試験中の設問で設定されているもの、あくまで「紙の上のマシン」であったが、(画期的なことに)後期の一部のポケットコンピュータはこのCASLを動かせる実機となった。
ただしアセンブリ言語と言ってもエミュレーションであることに変わりはなく、必ずしもBASICより高速とは限らなかった。またCASLはその仕様によりBASICよりも機能が限られているため、必ずしも実用的な言語というわけではなかった[注 8]。
プログラムやデータの保存・転送

一部の機種では専用のメモリカードや別売りのディスクドライブが利用できたが、当時はカセットインタフェースを介して接続されたオーディオ用のカセットテープ式テープレコーダを用いてプログラムを保存するものや、この用途に特化したデータレコーダを使うものが一般的であった。

初期の高級機には別売でRS-232Cインターフェースが提供される機種もあったが、中期以降の機種では独自のシリアルインタフェース (SIO) が標準で装備される機種が多くなった。これに別売りのレベルコンバータを介すことでRS-232Cなどに相当するシリアルポートとして使えたため、パソコンや一部のワープロ専用機との間でデータ転送ができ、プログラムやデータをパソコンやワープロの広い画面で編集したり、一般的なフロッピーディスクやハードディスクに保存することができた。
なお当然だが、RS-232Cなどのシリアルポートを持たない現在のPCにおいても、USBなどにシリアルポートを増設することはできるので、ポケコン用のシリアル接続ケーブルと接続することは可能である。中には両者を一体化する形でUSBポートに直接ポケコンを接続するためのコンバータ(アダプタ)を製作しているメーカーも2023年現在ある。ただし、この場合もPC側から見ればUSBを介した増設シリアルポートとして認識されるものであり、USB接続とは言っても操作が簡単になるわけではなく、煩雑な通信条件の設定や、双方の手作業による送受信操作を介してデータ交換を行うという手順は基本的に変わらない。
主要機種
PC-1100, PC-1140, PC-1150, PC-1200, PC-1201, PC-1210, PC-1211, PC-1212, PC-1245, PC-1246, PC-1246DB, PC-1246S, PC-1247, PC-1248, PC-1248DB, PC-1250, PC-1250A, PC-1251, PC-1251H, PC-1252, PC-1252H, PC-1253, PC-1253H, PC-1255, PC-1260, PC-1261, PC-1262, PC-1270, PC-1280, PC-1285, PC-1300, PC-1300S, PC-1350, PC-1360, PC-1360K, PC-1365, PC-1365K, PC-1401, PC-1402, PC-1403, PC-1403H, PC-1404G, PC-1405G, PC-1415G, PC-1416G, PC-1417G, PC-1417GS, PC-1421, PC-1425, PC-1430, PC-1431, PC-1440, PC-1445, PC-1450, PC-1460, PC-1470U, PC-1475, PC-1480U, PC-1490U, PC-1490UII, PC-1500, PC-1500A, PC-1500D, PC-1501, PC-1600, PC-1600K, PC-1605, PC-1605K, PC-2500, PC-2500S, PC-5000, PC-E200, PC-E220, PC-E500, PC-E500PJ, PC-E500S, PC-E550, PC-E650, PC-G380, PC-G801, PC-G802, PC-G803, PC-G805, PC-G811, PC-G813, PC-G815, PC-G820, PC-G830, PC-G850, PC-G850S, en:Sharp PC-G850V, PC-G850VS, PC-U6000, PC-V510, PC-V550, PC-V930, EL-5400, EL-5500, EL-5500II, EL-5500III, EL-5510, EL-5520, EL-6300[3][4][5]
FX-700P, FX-710P, FX-720P, FX-730P, FX-750P, FX-780P, FX-785P, FX-790P, FX-795P, FX-802P, FX-820P, FX-840P, FX-850P, FX-880P, FX-890P, PB-80, PB-100, PB-500F, PB-770, PB-1000, PB-2000, PB-5200P, Z1-GR
- キクイチ(教材メーカー)
PC-Λ10, PC-Λ2 (学習教材として、ポケコンメーカーの協力を得て、国産ポケコンをあえて組み立てキットの形で提供したもの)
Seiko MC-2200, DF-2200
IHC-8000
HP-71B, en:HP-75C, en:HP-75D[6]
Tandy/TRS-80 Pocket Computer PC-1, PC-2, PC-3, PC-4, PC-5, PC-6, PC-7, PC-8 (カシオやシャープからポケコンをOEM供給してもらい、日本メーカーのロゴをタンディロゴに貼り替えてタンディの販売網に乗せただけ、というものが多い)
- Olympia-Werke
OL-H004
MK 85, MK-85M, MK-90, MK-95, MK-98
エミュレータ、ソフトウェア上での復刻
往年のポケットコンピュータの機能や画面を再現したエミュレータ(エミュレーション・プログラム)を開発している人々もいる。
日本人でポケコンの複数の機種のエミュレーションをおこなうエミュレータ「POEMS」(POcket computer EMulation System)を2000年代(200X年)に開発した人がいる。シャープのPC-1245、PC-1251、PC-1255、PC-1262、PC-1350、PC-1401などの機能を再現している。 (POEMS公式ページ)
フランス人がC++で開発したエミュレータ「PockEmul ポック・エミュル」は、Sharp PC-1211やSharp PC-E500の機能(機能の全部ではなく主要な機能)を再現している(PockEmul公式ページのurlは https://pockemul.com/PockEmul )。Windows(32bit版), Linux, Mac OS X、Android上で利用でき、GitHubで公開されている(GitHub該当ページ)。こちらは(日本で言う「ポケットコンピュータ」の枠内の機種だけでなく)エミュレーションの対象機種が増え続けており、2022年時点でも開発が継続している。
2013年にはDETUNEから、iOS上で動作するアプリとして独自のポケコン「DPC-100」がリリースされた[7]。
