PL-15

From Wikipedia, the free encyclopedia

PL-15(霹靂〈へきれき〉-15、簡体字:霹雳-15拼音: Pī Lì-15)は中国人民解放軍空軍が装備する長射程空対空ミサイル

ミサイル直径 20.3 cm(PL-15E)[1]
概要 種類, 製造国 ...
PL-15
J-20のウェポンベイ内に格納されているPL-15
種類 長射程空対空ミサイル
製造国 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
製造 中国航天科技集団
性能諸元
ミサイル直径 20.3 cm(PL-15E)[1]
ミサイル全長 399.6 cm(PL-15E)[1]
ミサイル重量 200–230 kg(PL-15)
210 kg以下(PL-15E)[1]
射程 190、300または400 km(PL-15)[2][3]
145km(PL-15E)[1]
推進方式 パルスロケットエンジン
誘導方式 中途航程:GNSS/INS+COLOS
終末航程:ARH
飛翔速度 マッハ4+(PL-15)[1]
マッハ5+(PL-16)[4]
テンプレートを表示
閉じる

本記事では、派生型のPL-16についても解説する。

特徴

PL-15は2016年に配備され、J-10CJ-16J-20などに搭載される[5]アクティブフェーズドアレイレーダーを備え、機動性の優れたジェット戦闘機でも回避は困難である[6]。全長約4mで2基のパルスロケットエンジンを備える。最高速度はマッハ4に達し、最大射程は400kmと報じられることもある[1][3][7]

中国製の以前の最大射程100kmのPL-12と比較すると、新型で大型のPL-15は長距離レーダー捕捉距離を持ち、対妨害能力が向上している。2018年の中国国際航空宇宙博覧会の開催期間中、中国空軍の2機のJ-20戦闘機がそれぞれの内部兵装に、4基のPL-15と2基のPL-10Eを搭載した状態で展示された。PL-15は空中給油機AWACS等の優先度の高い標的の攻撃を目的として、中国の接近阻止・領域拒否能力を効果的に高める。

小型のAESAシーカーヘッドを搭載したPL-15は、アメリカのAIM-120D AMRAAMを凌駕する性能があり、最大射程はミーティアに匹敵する[2]。一方で、軍事専門家の魏東旭は、これらが誇張表現である可能性について言及している[3]

また、軍事専門家である傅前哨は、400㎞の射程を有する先進的な長射程空対空ミサイルを開発すべきと提案している[3][8]

派生型

PL-15

基本型。

PL-15E

中国航空展2024で展示されたPL-15Eの実物大模型

PL-15の輸出型。モンキーモデルとなっており、PL-15に比べて射程が短縮されている。パキスタン空軍へ輸出されている。

PL-15E(改良型)

PL-15Eに折り畳み式尾翼などを備えた輸出型とされる[注釈 1]。2024年の中国国際航空宇宙博覧会において公開された[1]

PL-16

PL-15の改良型であり、折り畳み式尾翼を備えている。最高速度はマッハ5以上であり、高いECCM能力を持つとされる[4]

仕様(PL-15E)

出典:The War Zone[1]、GlobalSecurity.org[3]

諸元:
全長
3996mm
直径
203mm
重量
210kg以下
誘導方式
中間誘導
GNSS/INS複合航法+双方向データリンクによる指令航法
終末誘導
アクティブ・レーダー・ホーミング
性能
最大射程
145km

運用国

運用機

脚注

参考文献

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI