Poppy Playtime

2021年のコンピュータゲーム From Wikipedia, the free encyclopedia

Poppy Playtime』(ポピー プレイタイム)は、インディーゲーム開発者のMob Entertainmentが開発及び販売したロジックパズルサバイバルホラーゲーム。チャプター1は2021年10月12日、チャプター2は2022年5月5日、チャプター3は2024年1月30日、チャプター4は2025年1月30日、チャプター5は2026年2月18日にそれぞれリリースした。

対応機種
開発元 Mob Entertainment
発売元 Mob Entertainment
概要 ジャンル, 対応機種 ...
Poppy Playtime
ジャンル サバイバルホラーパズル
対応機種
開発元 Mob Entertainment
発売元 Mob Entertainment
プロデューサー
  • Adam Uhlenbrock
  • Drake Vogl
  • Zach Belanger
ディレクター
  • Ben Pavlovits
  • Isaac Christopherson
プログラマー
  • Achebe Spencer
  • Ben Pavlovits
音楽 Zachary Preciado
美術 Nick Heltne
人数 1人
発売日
ゲームエンジン

Unreal Engine 4

Unreal Engine 5
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システム

本作は、10年前に失踪したと思われていた職員からの手紙を受け取り、Playtime Com.が所有していた廃玩具工場に再度訪れた元従業員を操作してプレイする一人称視点のサバイバルホラーゲームである[1]。工場の中には会社のマスコットである大きな人型の人形「Huggy Wuggy (ハギー・ワギー)」や自由に手足を伸ばせる「Mommy Long Legs(マミーロングレッグス)」、幻覚作用のある赤いガスを吐く「Cat Nap(キャットナップ)」などが住んでいて、工場中の敵と共に主人公へ襲い掛かり[2]、工場から脱出する方法を探し始める[3]。工場内には様々な場所に置かれたVHSテープを見つけることができ、それぞれのテープから物語のより詳細な解説がなされている[4]

ゲームには複数のパズルが登場し、プレイヤーは先に進むためにそれらを解かなければならない。パズルの中には「GrabPack(グラブパック)」と言うガジェットを必要とするものもあり、このバックパックには玩具の両手が付いていて、遠くから物を引っ張ったり、電気を通したり、特定のドアにアクセスしたりすることができる[5][6][7]。チャプター2からは、「Grapple (グラップル) 」をスイングして穴を飛び越えられ、また緑色の手を使って電気を移動させることができるようになった[8]。チャプター3からは、「Purple Hand(パープルハンド)」を使い、ジャンプパッドを起動して上に飛ぶことができる。また、「Flare Hand(フレアハンド)」を使い、ミニクリッターズ、ミニハギーズを追い払ったり、暗い場所を照らしたり、ロープを燃やして次の場所へ進むことを可能にする。[9][10]チャプター4からは、レッドハンドをアップグレードすることによって「Omni-Read-Hand(オムニレッドハンド)」を使用できるようになる。オムニハンドスキャナを有効化でき、4回使用可能。ハーレー・ソーヤー博士を倒すことでゲット出来る。[11]チャプター5からは、Glowby(グロウビー)と呼ばれる星の形をしたものをゲットできる。懐中電灯やブラックライトになったり、カセットテープを再生できる。プレイヤーが安全か危険かを顔の表情で教えてくれる。[12]また、 Emu Cuffs を使い、磁気パネルにくっついて素早く移動することができる。[13]また、圧力ハンドを使い、物体を押したり、脆い障害物を破壊できる。[14]また、帯電ハンドを使い、電気を移動できる。さらに、障害物を燃やしたり凍らせたりできる。[15]

あらすじ

チャプター1 - A Tight Squeeze 〈窮地〉(2021)

日本語は、人気のおもちゃを製造していた「Playtime Co.」の元従業員である主人公に、VHSテープが入った荷物が届くところから始まる。10年前、Playtime Co.の玩具工場の従業員全員は姿を消し、行方不明となっていた。テープにはPlaytime社の最初の商品の人形「Poppy」と工場ツアーのコマーシャルが映し出され、突然Poppy(ケシ)の落書きの映像が組み継ぎされており、主人公のもとに届いた手紙には、「find the flower(花を見つけて)」という頼みごとが書かれていた。

そして廃玩具工場を訪れた主人公は、パズルを解き、そこで手に入れたGrabPack(グラブパック)を使いながら工場を進んでいく。しかし、Playtime Comで最も有名な大型のおもちゃ・Huggy Wuggy(ハギーワギー)に主人公は襲われ、追い詰められていく。主人公は箱を引き下ろしコンベヤーベルトの一部を破壊することで、ハギーを工場の底へと落下させ危機を逃れた。

Poppy(ケシ)の落書きが書かれた壁の奥へと進み、Poppyという名前のおもちゃが入ったケースがある部屋に辿り着いた主人公は、そのケースを開きPoppyを開放する。

チャプター2 - Fly in a Web〈クモの巣のハエ〉 (2022)

ポピーを開放した主人公は、工場の裏側を探索し、Playtime Com.の創設者・Elliot Ludwig(エリオット・ルートヴィヒ)のオフィスを見つける。ルートヴィヒのオフィスにある通気口に入ると、ポピーに出会う。曰く自分を解放してくれたことへのお礼に、工場の列車を起動するためのコードを教え、工場からの脱出を手伝ってくれるという。しかし、彼女は謎のピンク色の手に捕まってしまい、近くの大きな穴に引きずり込まれてしまう。

後を追うように穴へ飛び込み、列車があるゲームステーションに辿り着いた主人公は、突然赤いグラブパックの手を強奪され、直後クモのようなおもちゃ・Mommy Long Legs(マミーロングレッグス)に遭遇する。そしてマミーはポピーを人質に取り、ルールを守らなければ殺すと念を押した上で列車コードを商品にゲームステーションでゲームに3勝するよう主人公に強要した。主人公は工場内を移動しながら一時的に電気を保持することができるグラブパック用の緑色の手を入手、列車コードを手に入れるべく3つのゲームに挑む。

道中ハギーによく似たKissyMissy(キシーミシー)の手を借りて移動しつつ、2つのゲームをクリアして2つの列車のコードを入手、そして最後の列車コードを入手すべく3つ目のゲームに挑む。ところが肝心のゴールは崩落して無くなっており、袋小路であった。マミーは初めからコードを渡すどころが主人公を亡き者にするつもりであり、これまでの2つのゲームにもそのためのイカサマを張り巡らせていた。そこで主人公はグラブパックを使って窓を蹴破り工場の地下トンネルに逃げ込み、会場を後にする。

目論見が外れた上にズルをされたと知ったマミーは激怒し、主人公をチーター呼ばわりする。そんな彼女を尻目に列車を目指す主人公であったが、後少しのところで落下してしまう。さらに追いかけてきたマミーに見つかったことで今度こそ主人公の命を刈り取ろうとする彼女によって、最後のゲーム「かくれんぼ」をやらされてしまう。

主人公はマミーの追跡を掻い潜りながら仕掛けを起動していくものの彼女の猛攻はなお止まず、トンネルを抜け工場内まで追い込まれる。主人公はギリギリのタイミングで開いたシャッターの奥に飛び込み、工業用シュレッダーを起動、マミーは勢い余ってぶつかったために手を巻き込んでしまい、断末魔を上げながら機械に真っ二つにされて事切れる。その後、プロトタイプの手が出現し、マミーの亡骸を連れ去ってしまった。

主人公は3つ目の列車のコードを手に入れ、クモの巣に掛かったポピーを開放し、列車に乗り込んで脱出しようとする。しかし、ポピーは工場内での主人公の行動から「主人公を逃がすのはもったいない」「私達でここを救うのよ」と言い、列車を迂回させる。しかし、会話が途中で途切れて列車は暴走し、「Playcare」(プレイケア)と示す看板の近くで列車が脱線・横転してしまい、ここで主人公の意識が途絶えてしまう。

チャプター3 - Deep Sleep 〈深い眠り〉(2024)

脱線した衝撃で気絶していた主人公は猫のような巨大なモンスターによってトンネルに投げ込まれ起動寸前の圧縮機に転落、寸前で脱出する。その奥を進むと突然電話が鳴った。その相手はOllie(オーリー)と名乗る謎の人物であった。彼は主人公にバッテリーを渡し、脱線した列車のところに到着する。

その後、暗い道を進みPlaycare(プレイケア)入口へ到着。入場口のゴンドラに乗り、Playcare_Orphanageに無事到着する。Playcare_Orphanageは、Playtimeの創設者エリオット・ルードヴィヒによって設立され、PlaytimeのSmiling Critters(スマイリングクリッターズ)のメンバーによって運営されている孤児院である。オーリーによると、スマイリングクリッターズは8名のメンバーで構成されていたが、現在は先刻主人公を圧縮機に放り殺そうとしたCatNap(キャットナップ)のみが残ったとのこと。プレイケアはそのキャットナップにとって狩場であった。

到着後、早速オーリーは主人公を中心に配置されている像の下へ案内し、ガス生産エリアのキーを渡す。ガス生産エリアは主に建物に電気を供給すると共に、「赤い煙」と呼ばれるガスを生産する役割を担っていた。主人公が本体を起動したが、突如電源が落ちる。そのため主人公はキャットナップを避けながら、プレイケア内でバックアップ電源を探し始める。

まず子供達の住居である「ホーム・スイート・ホーム」へと向かうが、中を見るとそこには赤い煙が漂っていた。意を決して突き進むと、あたり一面ドアだらけの不気味な場所に辿り着く。主人公はドアだらけの廊下と時折聞こえるラジオ音声の中をしばらく進み、VHSとテレビが置かれている部屋に到着する。Playtime社の初出勤のVHSであった。見終わると同時に、巨大なハギーワギーがTVの中から出現し襲ってきた。プレイヤーは何とか脱出しようとするも、彼の走るスピードが速く一瞬で捕まってしまう。だが、その直後目を覚ます。「赤い煙」の正体は幻覚を誘発するもので、これが赤い煙を無力化しなければならない理由であった。その後ガスマスクを入手した主人公は改めて荒れ果てた孤児院の探索を開始。ゲームステーションにいたはずのキシーととある一室で居合わせながらも予備電源装置の作動に成功する。用がなくなった孤児院を後にした直後、先ほど部屋にいたはずのキシーに襲われかけ、彼女を慌てて止める形でポピーとも再会する。

キシーを落ち着かせ、移動がてら彼女の肩に乗るポピーは事情を説明する。ポピーたちはおもちゃ達の司令塔であり、マミーの亡骸を持ち去った謎の手の持ち主、実験体1006(プロトタイプ)を排除しようとしていたが、相手が相手なだけに計画は低迷していた。そこで目をつけたのがハギーとマミーを退けポピーを解放した主人公であり、帰らせるわけにいかない訳であった。ポピーは主人公に、今地上に戻って脱出しようとしてもその前に殺されてしまうと説得した上で、プロトタイプを排除するための助力を求めた。

ポピーから一通り事情を聞き別れた直後、実はポピーと顔見知りであったオーリーの勧めで学校を探索することとなる。曰くキャットナップも寄りつくことがないということだったのだが、施設内に電波が届かず連絡が途絶え、単身で探索する羽目になる。しかも学校内は無人ではなくMs. Delight(ミス・ディライト)という、かつてこの学校で教師を務め、主人公をはじめとした大人を憎んでいるおもちゃがいた。ミス・ディライトは、文房具や紐を組み合わせて作った刺々しいメイスのような武器を所持しており、予備電源を起動した矢先にミス・ディライトが姿を現し武器で発電機を破壊、彼女の追跡から逃れることとなった。主人公が見ている間は動かず、視界から外れたときにだけ動くミス・ディライトをうまく躱しながら電気のギミックをクリアし、最終的にミス・ディライトをシャッターで圧死させることに成功。閃光弾を撃てるオレンジ色のグラブパックを手に入れ、先を急ぐ。

学校を後にした主人公は洞窟のようなところを進むと、おもちゃの祭壇とその前で謎の儀式を行っているキャットナップを見かける。距離が遠い上に、儀式の真っ最中でこちらに気がつく様子がなかったため素通りして先を急ぐと、やがて子供達の遊び場である「プレイハウス」という場所に到着した。

プレイハウスの中は暗く、赤い煙などで視界が良くない上に、ミニスマイリングクリッターズが蠢く狩場と化していた。主人公はミニスマイリングクリッターズを閃光弾で捌きながら奥へと進む。地下に降り牢獄のような場所を進むと、スマイリング・クリッターズのリーダー的存在で、磔にされて拷問を受けたDogDay(ドッグデイ)に声をかけられる。下半身は何者かによって切り離されたのか存在しなかった。 彼は自分がスマイリングクリッターズの最後の生き残りであること、キャットナップを化け物と吐き捨てた上で、プロトタイプに心酔していることや彼を恐れて小さなおもちゃ達は言いなりになっていると話す。主人公がポピーの協力者であると把握していたドッグデイは、自らは手遅れであると伝えた上で、主人公に対し生き延びること、ポピーと共にこの地獄を終わらせるようにと激励する。

だが突然、大量のミニスマイリングクリッターズが姿を現し、こぞってドッグデイの体内に侵入。このままでは主人公を亡き者にしてしまうと悟った彼は「自分のことはいいから逃げろ」と叫び、その言葉通り操られたドッグデイから主人公は何とか逃げてエレベーターで脱出。プレイハウスの外に出た直後オーリーから電話がかかり、キャットナップは命の危機をプロトタイプに救われたことが心酔する理由であることと、前述の祭壇はプロトタイプのためのものであったと説明される。

その後、主人公が教員室に到着した後、バッテリーを拾う。だがキャットナップに襲われ、さらに赤い煙のガスを吸ってしまいトランス状態に陥る。主人公はポピーの声が響く中、プレイケアとそこで暮らしている子供達の幻覚を見る。主人公がこれまで相対してきたおもちゃたちの正体は、工場で実験体となった孤児達の成れの果てであった。最後に無数の悲鳴が響く中プロトタイプの手がこちらに伸びてくるが、けたたましく鳴る電話のおかげで奇跡的に目覚める。電話に出ると、声の主は「プレイケアを去らなければと警告するキャットナップであった。

外に出てなんとか準備を整えた主人公がガス生産エリアに戻って電力を再起動しようとしたところでキャットナップと遭遇、エレベーターに逃げ込み上の階へ向かう。そして彼が天井から降り立ったタイミングで、オーバーチャージした緑のグラブパックを投げつけ、それによって引火したキャットナップは火だるまとなりもがき苦しんだ。そこに突然、プロトタイプの手が上部ハッチから伸びてきてキャットナップに向かい、彼が向き合った直後に喉を突き刺して殺害、動かない体を引きずり持ち去った。

予想外な形ではあったものの、なんとかキャットナップと決着を付けた主人公は下の階に戻り、電源を再起動してガスの無力化に成功。直後ポピーと会い、信用の証として主人公に「The Hour of Joy(歓喜の時)」と呼ばれるビデオを見せる。それは1995年8月8日、工場内のおもちゃ達が一斉に蜂起して大規模な反乱を起こし、おもちゃたちによって従業員や訪れていた人々が大量に虐殺されるという、余りにも凄惨な一部始終を映したものであった。現状で分かることはこの工場で何が起きたかと、主人公が探し求める同僚達はもう誰も残っていないことであった。改めてプロトタイプへの怒りを滲ませるポピーに導かれるまま主人公はエレベーターに乗って地下へ向かおうとしたが、そこで上に残ってエレベーターを操作していたキシーを、何者かが襲撃した。

チャプター4 - Safe Haven〈セーフヘイブン〉 (2025)

ポピーと共に地下へ降りていく主人公はプレイタイム社の地下施設へ向かう。ポピーはチャプター3で襲われたキシーミシーを助けにエレベーターを上に戻し、主人公はしばらく単独行動することになった。

しばらく進むと、駅のような場所にたどり着く。そこに停車していた電車は貨物電車で、赤や青などの色とりどりな箱型の粗末な牢屋が大量に放棄されていた。その牢屋を使い、監禁することによって実験体たちを「監獄」と呼ばれる場所に運んでいた。監獄は、牢屋が壁に大量にはめ込まれており、部屋の色は赤や青。また、部屋の色に合った牢屋のみがはめ込まれている。そして、この監獄で実験体たちを管理、整理していた。 ここで「ハーレー・ソーヤー博士」という人物が登場。主人公に対してテストをすると言い、クリッターズをけしかけてくる。

ハーレー・ソーヤ博士のテストをうまく捌き監獄を抜け出すと、5つの扉が並んでいる部屋に辿り着く。中心は鉄のフェンスで囲まれており、グラブパックの認証機器と新アイテムであるカードキーを入れるスロットの2つがある。

グラブパックで認証機器を認証すると、1つのドアが開くが、何かしらの原因によりドアは開かなかった。幸い横の扉から入ることができたが、その中には大量のプレイタイム社の社員の惨殺死体が散らばっていた。死体は木の棒で腹部を貫かれたり、積み重なって立っている木の枝の先に体を括りつけられていたりと、極めて残虐な方法で殺されていた。それは10年前の実験体らによる大虐殺「The hour of joy」(歓喜の時)によるものであった長い年月が経過しているため、社員らの死体は白骨化していた。道の先の監視室のような場所で博士の声とともに「ヤーナビー」が現れる。

ヤーナビーの視線をかいくぐりながらアスレチックを攻略していく主人公は、なんとかヤーナビーから逃れるも、下の階に落ちてしまう。そこでピアノのような口を持つ大きな恐竜のおもちゃ「ピアノサウルス」に遭遇。口の鍵盤を赤く光らせながら突進してくるピアノサウルスだったが、主人公に辿り着く前に何かに掴まれ転び、宙に浮かび上がる。床や壁に何度も叩きつけられた後、ピアノサウルスは奥に引きずられ、その頭や手足が飛び散った。直後粘土のようなおもちゃ「ドーイ・ザ・ドーマン」が奥から姿を現す。予めオーリーから主人公のことを聞いていたドーイは、友好的な姿勢を見せ、ついてくるように促す。そして途中でポピーと辛うじて生き残ったキシーと共に、かつて彼ら実験体が取り調べを受けた尋問室や働かされた作業所を抜けていくと、自らがリーダーを勤めている「セーフ・ヘイブン」へとたどり着く。そこは、生き残ったドーイとポピーの仲間たちが拠点としている避難壕であった。

セーフヘイブンでポピーは、孤児たちが喜びの時間に殺されずにプロトタイプによって地下のラボに連れ去られたと話す。そして、ポピーの復讐計画の全容が明かされる。それは、プレイケアで送り込んだ赤い煙は燃焼促進の効果があることを利用して、それを圧縮してパイプで地下施設全体に送り込み、ポピー、キシー、主人公でラボの孤児たちを救出、セーフヘイブンの仲間たちが工場の基礎部分で可燃性の赤い煙を爆薬で引火させ、工場をまるごと爆破するというものだった。

早速ドーイは主人公を呼び出しハーレー・ソーヤー博士がプロトタイプと手を組んでいるということを主人公に話す。その中でポピーの計画には「オムニハンド」という工場全体のシステムにアクセスが可能だというグラブパックが不可欠だということを明かし、そのためにはハーレー・ソーヤー博士を倒さなければならないと話す。一方でこの計画の中でどれほど仲間が犠牲になるかを懸念し、それを考えるよう促す。ドーイはセーフヘイブンの仲間たちを家族と考えており、ポピーの計画が成功するか否かにしてもその家族が巻き添えになることを恐れていた。加えてポピーが何も言わずに自分たちのもとから離れてリーダーとしての重圧がのしかかってしまったこともあり一枚岩になりきれていなかった。いずれにせよハーレーソーヤーに接触しオムニハンドを手に入れるため、主人公はノーマンズランド(無人地帯)に足を運ぶ。

無人地帯でまず従業員の白骨死体から、チャプター2でマミー・ロング・レッグスに奪われた赤いグラブパックを入手し、パズルを解きながら進んでいく。パワーステーションで電力を復旧させるためにカードキーを差し込んでレバーを下げていくと、またもやヤーナビーが現れて主人公を探し回る。ヤーナビーは音に反応し、レバーを下げるごとに主人公のもとに来るのでその度ヤーナビーの死角に入ってやり過ごさなければいけない。そして電力を完全復旧させて無人地帯を脱出しようとした先に、ヤーナビーに襲われる。主人公は逃走し、地面の裂け目をグラブパックでスイングしたとき、ヤーナビーは裂け目を飛び越えようとして天井にあった鎖に絡まり、さらに彼に火がつく。ヤーナビーは抵抗するも、鎖が解けて下の穴に落下する。

その後、主人公は機械化されたソーヤー博士と相対、これを倒してオムニハンドを手に入れる。

基礎部分に入って工場を爆破するため爆弾をポピーの指示で仕掛けるも、なぜかセーフヘイブンが爆発する。途中で合流したドーイは、この様子を見て最初は仲間を失って悲しむも、プロトタイプへの怒りがつのり、どうにもできなくなったドーイはこれを主人公のせいだと激昂、さらに形態を変化させて暴走し襲いかかる事態が発生する。激情に駆られて手がつけられなくなったドーイに対し、主人公はドーイから逃げながら液体窒素のボンベとノコギリのギミックを使い、弱点であった凍結を利用し彼を攻撃、仕方なくドーイを倒す。

その後ポピーとキシーミシーと偶然合流するも、ポピーはドーイを手にかけた主人公を責め、オーリーに電話をかけようとする。しかし、電話に出た声は、オーリーのものから変化。オーリーは実は何年も前に既に死亡しており、電話の声の正体はプロトタイプだったことが判明する。セーフヘイブンの爆発はプロトタイプによるものだった。プロトタイプはポピーたちに動くなと警告し、電話を切る。しかしポピーは今まで信頼していたオーリーの正体がプロトタイプだったという事実に狼狽し、その場から逃走。その直後プロトタイプによって仕掛けられていた爆弾による爆発で地面が崩壊し、主人公を庇おうとしたキシーミシーの右手を掴んだが、ボロボロになっていたキシーの右腕が千切れてしまい、主人公はさらに地下へと落下。主人公は落下した場所から進み、ケシの花が栽培されている区画に辿り着く。その奥の部屋で再生した、プレイタイム社の幹部のレイス・ピエールの音声VHSを聴くと共に警報音が鳴り、警備員がいた場合、主人公は即座に撃たれることになると聞かされる。そして、Chapter 1で撃退し、死んだと思われていたハギーワギーが主人公のいる部屋のドアに突進してくる。


チャプター5 - Broken things 〈壊れたモノ〉(2026)

チャプター4でハギーワギーに襲われた主人公はハギーワギーから必死の逃亡の末、どうにか巻いて更に奥のラボに到着する。

しばらく進むと、再びハギーワギーが再び主人公に襲い掛かり、主人公は逃亡の末にエレベーターに逃げ込む。しかし、ハギーワギーはエレベーターの四方からエレベーターの壁に穴を開けて腕を伸ばして襲ってくる。どうにか猛攻を耐え、エレベーターのドアが半開きになりオムニハンドのスキャナーにオムニハンドを伸ばしたその時、ハギーワギーの腕が主人公のグラブパックを奪い、エレベーターは一気に最下層へと落下する。彼は最終的に、ポピーの友人で慈悲深いクマのようなおもちゃのギブレットと、プロトタイプのスパイとして

も働くモンスターのチャム・チョンプキンズに遭遇し、彼らと協力してサーバールームへ辿り着き、プロトタイプの弱点を突いたバックアップを見つける。その途中で、主人公は彼らとはぐれ、また再びハギーと遭遇してしまう。だが主人公は、キシーの姿を見ると穏やかになるというハギーの弱点を利用し、プロジェクターを使いキシーの映像を流しながら逃げる事に成功する。しかし、その先でプロトタイプが研究所の他のメンバーから隔離していた、三本の束になった長い髪を自由自在に操る事ができるサディスティックな人形、リリー・ラブブレイズに捕らえられる。そこで、同じく彼女に捕らえられていたキシーとポピーに再会する。脱出に失敗した後、リリーによる"お茶会"に参加させられ3人は遂に、スペシャルゲストとして招かれたプロトタイプと対峙する。ポピーの反抗に激怒したプロトタイプはポピーに手を出し、ポピーは頭部を酷く損傷してしまう。その後キシーは隙をついてプロトタイプに攻撃し、何とかプロトタイプを撃退する事に成功する。その後主人公はお茶会を台無しにされ激怒したリリーに追われるも、大きな雲の形をした台の上に乗ったリリーを落とし、抜け出した。

ギブレット、キシー、ポピーと再会した主人公は、データセンターへ続く列車へと向かう。ハギーが再び従業員を襲撃しようとするが、キシーが彼をなだめる。しかしプロトタイプは彼らを殺害し、従業員を列車へと追いかける。ギブレットとポピーはプロトタイプを殺そうと列車を衝突させ、主人公と共に駅に飛び降りるが、プロトタイプは生き残り、主人公に重傷を負わせ、「ポピージェル」の容器に投げ込み、ポピーを誘拐する。謎の声が聞こえ、命を落としそうになりながらも間一髪のところで主人公はギブレットに救出される。データセンターにたどり着き、主人公はバックアップを起動する。そのバックアップは博士であることが判明し、チャプター6(仮)へと続く。

登場人物・キャラクター

出典:[16]

  • 従業員(主人公): 10年前に従業員が謎の失踪を遂げた、廃墟となったおもちゃ工場に戻ってきたプレイタイム社の元従業員。上級職である博士から認知されていなかったことから、組織の末端で働いていたと思われる。

実験体

  • 実験体1007/ポピー・プレイタイム:
    プレイタイム社が最初に作ったおもちゃ、「ポピー人形」をベースにした、知性を持った人形。同社の裏に隠された真実を暴き、プロトタイプを倒そうとしている。チャプター5でプロトタイプに顔を半壊させられ、最終盤には連れ去られてしまう。
  • 実験体 1170 /ハギーワギー: 声 不明
    プレイタイム社が最も成功し、最も記憶に残る玩具「ハギーワギー」をベースにしたモンスター。チャプター1で落下死したと思われていたが、チャプター4で生きていたことが判明する。チャプター5では再び主人公を襲い、最終盤でキシーミシーと再会するが、プロトタイプに刺されてしまう。チャプター1のラストボス、チャプター5の中間ボス。
  • 実験体 1222 /マミー・ロング・レッグス: 声 不明
    プレイタイム社がマリー・ペインという名の孤児から作り出した、「マミー・ロング・レッグス」をベースにした伸縮性のある手足と首を持つクモのようなモンスター。チャプター2のラストボス。
  • ブンゾー・バニー: 声 不明
    ミュージカルメモリーゲームルームでマミー・ロング・レッグスが主人公を殺すために使用した、シンバル付きのゼンマイ仕掛けのウサギの玩具。チャプター2の中盤で登場する。
  • ミニハギーズ:
    ワックアハギーゲームルームでマミー・ロング・レッグスが従業員を殺すために使用した、赤、青、黄色、緑の小さなハギーワギーの集団。チャプター2の中盤で登場する。
  • PJ パグ・ア・ピラー: 声 不明
    半犬半毛虫の細長い体を持つ玩具。スタチューズゲームルームでマミー・ロング・レッグスが従業員を殺すために使用した、パグの顔を持つ巨大なイモムシの玩具。チャプター2の中盤で登場する。
  • 実験体 1172 /キシー ミシー: 声 不明
    ピンク色をしているハギーワギーの女性版、といったモンスター。ただしChapter1で登場したハギーワギーと異なり、主人公に対して友好的である。ハギーワギーの”良きパートナー”にあたる。プロトタイプを阻止しようとするポピーと主人公を支援する。チャプター5の最終盤でハギーワギーと共にプロトタイプに刺されてしまう。
  • 実験体 1006 /プロトタイプ: 声 不明
    プレイタイム社の科学者が作成した、他人の声を真似る能力を持つモンスター。10年前に、彼はプレイタイム社のモンスターたちを支配し、後に「the hour of joy(歓喜の時、または歓喜の時間)」と呼ばれることになる出来事で従業員を虐殺した。チャプター2でマミーの亡骸を回収、チャプター3でキャットナップを殺害した。チャプター4の時点で機械的な手および足の部分しか姿が判明していなかったが、チャプター5で道化師のような見た目とハギーワギーやキシーミシー、マミー・ロング・レッグスの手、キャットナップの毛皮を付けた全体像が明らかになった。被験者はエリオット・ルートヴィヒの養子のオリバー(通称オーリー)。チャプター5のラストボス。
  • 実験体 1188 / CatNap(キャットナップ): 声 辻井健吾
    プレイタイム社の「Smiling Critters」シリーズの香り付きぬいぐるみ人形のメンバーを基にした紫色の猫のようなモンスターで、「赤い煙」と呼ばれる幻覚ガスを発生させることができる。元々はセオドア・グランベルという名の孤児だったが、実験体にされた。プレイタイム社の敷地内にある孤児院 Playcare から逃げようとして感電したが、プロトタイプによって救出された。それ以来、CatNap(キャットナップ)は彼を神のように崇拝し始めた。チャプター3のラストボス。
  • Smiling Critters(スマイリングクリッターズ): Playcare に住み、従業員を食べようとする小さなぬいぐるみ。メンバーはBubba Bubbaphant(ババ ババファント)声 不明、 Bobby BearHug(ボビー ベアハグ)声 坂本悠里、 CraftyCorn(クラフティコーン)声 山口立花子、 KickinChicken(キッキンチキン)声 鈴木裕斗、 DogDay(ドッグデイ)声 岡井カツノリ、 PickyPiggy(ピッキーピギー)声 岡村明香、 Hoppy Hopscotch(ホッピーホップスコッチ)声 柚木尚子、 CatNap(キャットナップ)声 辻井健吾
  • Nightmare Critters(ナイトメアクリッターズ):クリッターズシリーズとして、ハーレー・ソーヤーの制作したグループも存在する。メンバーは Baba Chops(ババ チョップス)、 Icky Licky(イッキー リッキー)、 Rabie Baby(レイビー ベイビー)、 Allister Gator(アリスター ゲーター)、 Simon Smoke(サイモン スモーク)、 Poe(ポー)、 Touille(トゥーイ)、 Maggie Mako(マギー マコ) 。 チャプター4の中盤で登場する。
  • ミス・ディライト
    プレイケアの敷地内の学校に閉じ込められた、ヒューマノイドの教師。生き残るために仲間を食い尽くした「ミス・ディライト人形」の最後の一人。長年に渡って閉じ込められたことで精神に異常をきたしている。主人公の視界に入っている時は動かない、視界に入っていない時には動くという習性で主人公を襲う。チャプター3の中盤で登場。
  • DogDay(ドッグデイ): 声 岡井カツノリ Playtime Co. の香り付きぬいぐるみ人形「Smiling Critters」シリーズのメンバーを基にした犬のようなモンスター。プロトタイプに逆らったためキャットナップによって下半身を切断された。ミニスマイリンググリッターズに支配され、主人公を襲うこととなってしまう。チャプター3の中間ボス。
  • 実験体 1160 /ボクシーブー:びっくり箱のようなモンスターで、Playtime 社の「Bigger bodies initiative」によって最初に生み出されたモンスター。スピンオフゲーム Project: Playtimeで初登場した。
  • 実験体 1166 /ヤーナビー: 声 不明
    クイン・ナビッドソンという名の孤児から作られたカラフルなたてがみをもったライオンのようなモンスター。チャプター4の中間ボス。
  • 実験体 1163 ピアノサウルス: 声 不明
    従業員がチャプター4で一瞬遭遇した、ピアノのような口を持つ大きな恐竜のおもちゃ。が、しかし、すぐに倒されて、ドーイに食べられてしまった。
  • 実験体 1354/ハーレー・ソーヤー博士/ドクター: 声 辻井健吾
    「Bigger Bodies initiative」計画を考案し、同社のモンスターの創造を監督したプレイタイム社の科学者。『Project: Playtime 』で初登場。「劇場事件」の後、上司は彼の頭脳を実験体 1354とし、プレイタイム社の頭脳とした。そのため、彼には肉体が存在しない。プロトタイプには利用価値があるとされ、生かされた。チャプター4で従業員に倒されたと思われたが、チャプター5の最後に生きていることが判明した。チャプター4の中間ボス。
  • 実験体 1322 /ドーイ・ザ・ドーマン: 声 梶川翔平
    2 人の孤児、思いやりのあるマシュー・ハラードと衝動的なケビン・バーンズ、そして偶然粘土のミキサーに落ちたジャック・エアーズという少年から作られた、形がなく精神的に不安定な粘土のような実験体。チャプター4のラストボス。
  • ライリー
    プレイケア内に落ちている日記の書き手。プレイタイム社がどのように孤児たちで実験をしていたかがわかる証言を書き残している。そして、また彼女も被検体となっている。監獄内のトイレのようなところで亡くなり、カギを握っている被検体こそが、ライリーである。
  • 実験体 1468/リリー・ラブブレイズ:声 安國愛菜
    紫の三つ編みの髪を自由自在に操れる女の子の人形。ポピーとキシーミシーを地下牢に監禁していた。従業員を強引にお茶会に招待し、プロトタイプもサプライズゲストとして招待した。元々はチャプター5のビデオに登場するミス・グレイシーという名のプレイタイム社の従業員だったが、実験体にされた。チャプター5の中間ボス。
  • ギブレット:声 吉野貴大
    裏返されたぬいぐるみ。右目に眼帯を付けており、電撃を出せる杖を持っている。従業員たちをサポートする。
  • チャム・チョンプキンズ:声 不明
    赤いモンスターのようなぬいぐるみ。腹部に大きな口がある。ギブレットと共に行動するが、プロトタイプの手下でもある。
  • ロングサイド・アウティマルズ:
    裏返された小さなぬいぐるみたち。従業員を食べようとする。光が苦手。

プレイタイム社の人物

  • エリオット・ルードヴィヒ
    プレイタイム者の創設者。映像に度々登場するが、時々顔の部分が黒ノリになっている。
  • レイス・ピエール
    VHSテープに音声のみ登場。プレイタイム社のイノベーション部門の責任者。
  • ステラ・グレイバー
    VHSテープに音声のみ登場。
  • エディ・M・N・リッターマン
    VHSテープに音声にのみ登場。

ARG

poppy playtimeには、ARGという公式システム・サイトが存在する。チャプター3PC版発売から約2,3カ月前(正式日は不明)から追加されたシステムで、ARGでは通常は手に入れることができないファイルを閲覧・ダウンロードすることができる。また、次期チャプターに関わる内容のファイルも含まれるので、考察勢がよく使用している。サイトは、不定期更新で、突然サイトが閉鎖されて、利用不可になることもある。

開発とリリース

発売の年表
2021チャプター1 - A Tight Squeeze
2022チャプター1がiOSとAndroidでリリース
チャプター2 – Fly in a Web
PROJECT:PLAYTIME
チャプター2がiOSとAndroidでリリース
2023monster & mortal poppy playtime panic dlc
2024チャプター3 - Deep Sleep
2025チャプター4 - Safe Haven
2026チャプター5 - Broken Things

本作のアイデアは、元々ディレクターのアイザック・クリストファーソンが考えたもので、ほとんどのインディーホラーゲームが「ウォーキングシミュレーター」と呼ばれている中、MOB Gamesに「ありきたりなゲームプレイではなく、刺激的で恐ろしく、ユニークであり続けるものを作る」というアイデアを与えてくれたのがきっかけとなっている。チャプター1は、2021年10月12日にSteamにてMicrosoft Windows向けに、2022年3月11日にAndroidiOS向けにリリースされた[17]。トレーラーは2021年9月に公開された[18]。チャプター1のリリース後は、ゲームの公式グッズの発売が開始され、Tシャツ、ポスター、ぬいぐるみなどのほか[19][20][21]、Youtoozがプロデュースした公式グッズも発売された[22]。またチャプター2のリリースに向け、チャプター1は無料になった[23]

以降のチャプターは、ダウンロードコンテンツとしてリリースされる予定となっている[5]。チャプター2は、2022年5月5日にMicrosoft Windows[24]、2022年8月15日にAndroidとiOS、2024年9月20日にPlayStation 4・5とXbox、2024年10月31日にNintendo Switch向けに、リリースされ[25]、内容はチャプター1の約3倍の長さになっていると推測されている[26]。チャプター名は「Fly in a Web」であり、2022年2月22日にトレーラーが公開され[27]、その後の2022年4月9日に公開されたものを含む[28]、複数のティザートレーラーが公開された[29]。2022年8月6日にチャプター3のトレーラーが公開、そして2023年7月26日にもトレーラーが公開で2023年冬にリリースされる予定だと明かされていたが、2023年12月12日に公式X(旧Twitter)にて延期が発表され[30]、2024年1月24日に予告編が公開され、1月30日(米国時間)にリリースされた。日本時間では、1月31日の午前4時にリリースされた。そして3月1日にMob EntertainamentとRobloxの大型コラボにより、制作された「Poppy Playtime Forever(ポピープレイタイム フォーエバー)」を配信。新たなストーリーを体感することが可能。

2024年9月30日に公式からシリーズ四作目となる「PoppyPlaytime Chapter4」が2025年の1月30日(予定)にリリースされる事が明かされ、公式YouTubeチャンネルよりティーザートレーラーが公開された。

2024年10月31日にWindows版チャプター1、2の大幅アップデートが配信された。チャプター1では、コンソール版同様、開発エンジンがUnreal engine5に移行され、日本語吹き替えが利用可能となった。チャプター2では、懐中電灯の切り替えや写真の追加など、コンソール版を修正したものに変更された。又、今回のアップデートと同時に、本作がEpic Games Storeでも入手可能となった。

評価

本作はチャプター1がリリースされてから好評を博し、多くの肯定的なレビューを受け、その雰囲気とストーリー、キャラクターデザインなどが高く評価されている[31][32][33]。『Five Nights at Freddy's』のフランチャイズと比較されており[29]スクリーン・ラントのオースティン・ガイガーは『Five Nights At Freddy's: Security Breach英語版』よりも本作の方が「より魅力的である」と評価した[34]。しかしチャプター1のプレイ時間は約30~45分で、短いといった批判もされている[26][35]。また、YouTubeTwitchなどのプラットフォームでも公開されており[36][37]、YouTubeでは動画の再生回数が数百万回に達している[38]。『Roblox』でも本作を題材にしたゲームが登場した[39]

チャプター2はSteamで様々な評価を受け、声の演技とエンディングが高く評価された[40]。その一方で音声の問題、クラッシュ、バグ、いわゆる「Barry glitch」などといった多くのバグとパフォーマンスの問題が批判され、MOB Gamesはこれに対し謝罪し、前述の問題に対するパッチの配布を開始している[41]

論争

2021年12月にTwitterで、開発者がゲーム内ポスターの非代替性トークンを発表したところ、すぐにコミュニティから反発と否定的なレビューが寄せられ、また開発者がゲームの情報をペイウォールの内容に入れたとして、返金を行うユーザーも現れた。これを受け、チームは発表を削除したが、「契約満了を待つしかない」と述べておりNFTも削除することができなかった[42][43][44]。2022年5月4日、MOB GamesのCEOであるザック・ベランジャーはTwitterで声明を発表し、NFTで得た利益はすべて団体のClean Air Task Forceに寄付されることを確認した[45][46]

本作のリリース前後で、開発者のEkrcoasterはMOB Gamesが自身のゲーム『Venge』を盗作したと主張していた。前述の声明でベランジャーは、この主張は2017年の「過去のドラマ」に基づくものであると述べ、疑惑を否定している[45][46]

2022年3月22日にDorset Police英語版[47]、2022年4月7日にはウィスコンシン州のラファイエット郡保安局がキャラクターのHuggy Wuggyに関する保護者向けの声明を発表した[48]。声明の内容は、キャラクターの名前が原因で、様々な動画がファイアウォールによってブロックされず[39][47]TikTokYouTube Kidsなどの様々なプラットフォームで保護者向けのフィルタリングに引っかからないというものである[49]。またDorset Policeは、ある子供が別の子供を抱きしめ、その相手の耳元で不吉なことをささやくというゲームを子供たちが再現しているという報告がイギリス国内の学校からあったと主張している[50]。ある親は子供が窓から飛び降りようとしたと報告し、キャラクターの真似をしていると主張[39]、ウィスコンシン州のラクセンバーグ=キャスコ・スクール・ディストリクトは「Huggy Wuggyが怖くて眠れない」という生徒からの苦情が寄せられたことを明かしている[51]ファクトチェックサイトのスノープスは、イギリス国内の保護者から通報があったことを確認したが、その歌がゲームのファンによって作られたものでゲーム内で使われていないにもかかわらず、キャラクターが歌を歌ったと警察が誤った主張をしたとも述べている。スノープスは、TikTokとYouTube Kidsでは、このキャラクターが登場する不適切な動画は低年齢層には公開されていないとし、それぞれのプラットフォームのスポークスパーソンがそのことを確認したと述べている[47]

映画化の詳細

2022年4月、Mob EntertainmentはStudio71と連携し、ゲームを原作とした映画を制作していると発表した。映画化に関し、ベランジャーは「素晴らしい旅になることでしょう」と述べ、Studio71のコンテンツスクリプト担当社長であるマイケル・シュレイバーは映画のストーリーに対し「独自の恐ろしい、心をつかむサーガとして独立した新しいストーリーを楽しむことができるでしょう」と明言している[52]。またMob EntertainmentとStudio71は、ロイ・リーを招聘するための初期交渉も行っていると伝えている[52]

漫画

『Poppy Playtime: Forever』のコミカライズが2024年7月3日発売の『りぼん』(集英社)8月号にて、「Poppy Playtime: Forever〜忍びよる足音〜」のタイトルで掲載[53]。漫画はいしかわえみが担当[53]

脚注

外部リンク

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