RIZIN FIGHTING FEDERATION
日本の総合格闘技イベント
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RIZIN FIGHTING FEDERATION(ライジン・ファイティング・フェデレーション)は、日本の総合格闘技およびキックボクシングの試合を開催・運営する競技会[1]。PRIDEを主催していたドリームステージエンターテインメント元代表の榊原信行により2015年10月に設立[2]。他団体と競合しないフェデレーション(協会)を理念とし、団体の垣根を超えたマッチメイクを目指している[1]。主な略称は、RIZIN。
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| 活動期間 | 2015年 - | |||||||||
| 登録者数 | 134万人 | |||||||||
| 総再生回数 | 11.8億回 | |||||||||
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| チャンネル登録者数・総再生回数は 2025年7月12日時点。 | ||||||||||
歴史
設立
2015年10月8日に六本木ミッドタウンでRIZIN設立会見を行い、12月29日と31日に2大会を開催し、フジテレビ系列で2日間に渡り地上波放送されること、スカパー!でのPPV(ペイ・パー・ビュー)放送を行うことを発表。PRIDE出場選手であったエメリヤーエンコ・ヒョードル、桜庭和志らが登壇し、高田延彦の統括本部長就任も発表された[3][4]。また、弁護士2名と元警視庁刑事部理事官がコンプライアンス担当に就任[5]、日本レスリング協会がRIZINに協力する意向を表明した[3]。なお、「RIZIN」という名称は、日本発の格闘技として「ライジング・サン」と「雷神」を混合させたもの[6]。
旗揚げ興行として、2015年12月29日から31日までの3日間に「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」の2大会を開催。この旗揚げ2大会の様子は29日に2時間半枠、31日に5時間半枠、それぞれフジテレビの地上波ゴールデンタイムにて2日間の合計約8時間枠で当日ディレード放送された。スカパー!では有料のPPV (ペイ・パー・ビュー)放送で全編が完全生中継された[3]。また、アメリカでは現地時間の12月31日の朝10時からSpike TVにて全米に録画中継された[7]。29日の初回イベントは、オープニングにはPRIDEのテーマ曲、試合に使われるオープンフィンガーグローブもPRIDEを想起させる青いグローブが使われ、高田延彦の褌太鼓、佐藤大輔の製作による試合前の煽りVTR、立木文彦による煽りVTRのナレーション[注 1]、レニー・ハートによる入場コール、テレビ中継の出演者が小池栄子・関根勤とPRIDE色が残る形でスタートした。
31日のイベントでは新しいイベントの色を出し、オープンフィンガーグローブの色も緑に変え、リングデザインやオープニングセレモニーの曲なども一新した。12月29日と31日の2大会では「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」が開催され、ワンマッチにPRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル、PRIDEレジェンドの桜庭和志、元DREAM王者の青木真也、ワレンティン・モルダフスキー、21勝2敗の強豪アナトリー・トコフ、ROAD FC 2階級制覇王者のキム・スーチョル、シュートボクシング世界王者のRENA、K-1王者の武尊などが出場。元K-1王者であるアンディ・サワーの総合格闘技デビュー戦も行われた。また主要企画として、イリー・プロハースカ、ワジム・ネムコフ、ブルーノ・カッペローザなどの世界トップ選手、オリンピック金メダリスト、予選を勝ち抜いた世界中の総合格闘技団体の王者を集めた優勝賞金4000万円のヘビー級トーナメントが開かれた[8][9]。大晦日大会で行われたGP決勝戦では、元戦極・Strikeforce王者のキング・モーがイリー・プロハースカをKOして優勝[8]。大会MVPには山本アーセンが選出された[10]。
ナンバーシリーズ開始
2016年4月17日に日本ガイシホールで開催されたナンバーシリーズ第1回目のRIZIN.1では、将来を期待されて『RIZIN三銃士』と名付けられた3人のライトヘビー級の若手選手、ワジム・ネムコフ、テオドラス・オークストリス、イリー・プロハースカが出場。セミメインで、ネムコフがカール・アルブレックソンに僅差の判定で敗れ、プロハースカがメインを務めて1R KO勝利でこの初回大会を締めた[11]。
2016年9月のRIZIN.2より無差別級トーナメントが開幕。シード枠でベスト8から参戦となる2選手を除く、12人のヘビー級ファイター達が残りのベスト8の枠を競い合った。また、この大会で組まれたRENA vs. 山本美憂の1戦を契機として、RENAを中心に女子選手の試合も組まれるようになる[12]。ワンマッチでは、チャールズ・"クレイジー・ホース"・ベネットが木村"フィリップ"ミノルを7秒でKO勝利し、RIZIN最短KO記録を樹立。メインではヒクソン・グレイシーの息子であるクロン・グレイシーが所英男に勝利[13]。
12月29日のRIZIN.3では那須川天心が18歳でRIZINと5億円規模の長期大型契約を結んだ(RIZIN契約最後の1試合は推定2.5億円以上)[14][注 2]。那須川はRIZIN.3で総合格闘技デビュー戦を行い、パウンドでKO勝ち。続く31日のRIZIN.4にも出場するとニンジャチョークで一本勝ち。ワンマッチにはカイ・カラ=フランスが出場したが、和田竜光のカーフキックでダウンし判定負け。また、メイン企画の無差別級GPは、1回戦を突破したプロハースカが練習中の膝の靭帯断裂により準々決勝を欠場したことで、準決勝に勝ち上がった場合に行われる予定であったミルコ・クロコップとのドリームマッチが消滅。さらにシード枠の元UFCヘビー級王者シェイン・カーウィンとPRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバも怪我などでトーナメントを欠場するトラブルもあったが、RIZIN.3のメインでは日本格闘技を支えてきた2人の重量級選手である、PRIDE無差別級GP2006王者のミルコとRIZINヘビー級WGP2015優勝者のキング・モーがトーナメント準々決勝で対戦し、ミルコがモーにKO勝利[15]。
12月30日にはRIZINアマチュアMMAトーナメント2016が開催され、フライ級部門では鈴木千裕が17歳で優勝した[16]。RIZIN.4で行われた無差別級GP決勝戦は、ミルコがアミール・アリアックバリをKOして優勝。ミルコはこの2日間でファイトマネー3試合分(当時のミルコはRIZIN3試合で1億円前後)とファイトボーナス・副賞(数百万円の特注ダイヤモンドG-SHOCK、RIZINスポンサーCygames制作の世界最高額の特注ベルト&トロフィー、地中海旅行、他)および優勝賞金3500万円など、合計1億円以上を手に入れた[17][18]。
2017年はRIZIN WORLD GPとトーナメントを3つの階級に渡り開催。4月のRIZIN.5から元修斗王者の堀口恭司がRIZINと契約[19]。7月のRIZIN.6になると、この年の目玉企画の1つである16人制のバンタム級トーナメントが開催され、トーナメントにはイアン・マッコール、2団体王者のマネル・ケイプ、ロシアの強豪アクメド・ムサカエフ、元UFCのアンソニー・バーチャック、ドイツ2団体王者のカリッド・タハ、10勝無敗で3団体王者のガブリエル・オリベイラ、朝倉海に勝利しているムン・ジェフン、Superior Challenge王者のケビン・ペッシ、PANCRASE王者の石渡伸太郎などが出場[20]。さらに10月のRIZIN.7からは初の女子トーナメントとして女子スーパーアトム級トーナメントを開催し、RENA、マリア・オリベイラ、アリーシャ・ガルシア、シルビア・ユスケビッチ、山本美憂、DEEPで行われた予選から勝ち上がった浅倉カンナなどが出場した[21]。
12月29日のRIZIN.8では朝倉海がRIZINに初出場し、KO勝利[22]。12月30日にはRIZINアマチュアMMAトーナメント2017が開催され、フェザー級部門では山本空良が17歳で優勝した。29日のRIZIN.8と大晦日のRIZIN.9では、それぞれのトーナメントの準々決勝 - 決勝戦が行われ、バンタム級トーナメントは、堀口恭司が1回戦から決勝まで全試合KO・一本による完全決着で優勝を飾り、女子トーナメントは決勝戦で浅倉がRENAに一本勝ちして優勝。また、この年3つ目のトーナメントとなるキックボクシングルールによるワンデイトーナメント「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」を開催し、那須川天心が2試合連続KO勝利で優勝した[23]。
2018年1月に『GYAO!』のライブ配信部門で、RIZINのPPV放送がGYAO!のすべてのコンテンツの中で年間総売上高1位を記録したことで表彰された[24]。また、この年から開催される大会がナンバーシリーズ化された。5月に行われたRIZIN.10のワンマッチではジョルジーニョ・ホーゼンストライクが初出場。アンテ・デリアもRIZINデビューした。メインではイアン・マッコールを堀口恭司が9秒でKO勝利[25]。7月に行われたRIZIN.11では、体重超過の元UFCファイター、メルヴィン・ギラードに元PRIDEライト級王者の五味隆典がKO勝利。またこの大会ではイリー・プロハースカ vs. ブルーノ・カッペローザの1戦も行われ、プロハースカがカッペローザを激しい打ち合いの末にKOした。さらにキックでシュートボクシング王者海人も出場。メインカードでは浅倉カンナがRENAと再戦して浅倉が再びRENAを退けた[26]。
朝倉未来の出場
8月のRIZIN.12では、矢地祐介が初のメインイベントを務めるも、負傷選手の代役でRIZIN出場チャンスを掴んだルイス・グスタボにKOで敗れた。また、この大会から元THE OUTSIDER王者の朝倉未来がRIZINと契約し、元修斗王者の日沖発にKO勝利[27]。9月30日に行われたRIZIN.13では那須川天心と堀口がキックボクシングルールで対戦。この大会は、当日の会場さいたまスーパーアリーナに台風第24号が直撃し、交通機関が麻痺して電車も運休する中での開催となったが、当時過去最多の来場者数27,208人を記録した[28]。
大晦日には1日で2大会を開催[29][30]。午後に行われたRIZIN.14では、ボクシング5階級制覇のフロイド・メイウェザー・ジュニアが出場し、那須川と階級を超えたエキシビションマッチで対戦。この大会のワンマッチではRIZIN重量級主力選手のイリー・プロハースカが元Bellatorミドル級王者のブランドン・ホールジーにKO勝利。また、元UFCフライ級9位のジャスティン・スコッギンス、トフィック・ムサエフやジョニー・ケースが初出場した。同大会では、RIZINバンタム級と女子スーパーアトム級の初代王座決定戦も行われ、バンタム級はRIZIN代表の堀口とBellatorバンタム級王者であるダリオン・コールドウェルが対戦し、堀口が一本勝ちで勝利して初代RIZINバンタム級王者となった。女子スーパーアトム級は浜崎朱加が浅倉に勝利して初代RIZIN女子スーパーアトム級王者となった。この大晦日大会はチケットが一般販売開始と同時に即完売して29,105人の動員を記録した[30]。
2019年4月21日に横浜で開催されたRIZIN.15ではライトヘビー級初代王座決定戦が行われ、キング・モーにTKO勝利でリベンジを達成したイリー・プロハースカが初代RIZINライトヘビー級王座を獲得した。この大会のワンマッチではホベルト・サトシ・ソウザがRIZINと契約し、元DEEP王者の北岡悟にKO勝利[31]。6月19日のRIZIN.16では、前座のキックマッチに中村寛がRIZIN初出場。セミメインのRIZINスーパーアトム級タイトルマッチでは王者浜崎朱加がInvicta王者ジン・ユ・フレイに勝利してタイトルを防衛。メインでは那須川天心のISKAタイトルマッチが行われ那須川がマーティン・ブランコにKO勝利した[32]。なお、フジテレビのRIZIN地上波生放送では、2Rのブランコのドクターチェック中にフジテレビが独断でCMを入れた際、そのCM中に試合は再開されており、CM明けにブランコがダウンする最中から放送が再開されることとなった。視聴者からフジテレビに批判が殺到し、フジテレビの社長が謝罪する事態となった[33]。
7月28日のRIZIN.17では朝倉未来と矢地祐介が対戦し、朝倉が勝利[34]。8月18日に愛知で開催されたRIZIN.18ではジャレット・ブルックスと越智晴雄がストロー級世界No.1決定戦を行うも、ブルックスの偶発性のバッティングによりノーコンテストとなった(両者は12月大会で再戦し、ブルックスが判定勝利)。メインのワンマッチでは朝倉海が王者の堀口恭司にKO勝利し、番狂わせを起こした[35]。10月12日のRIZIN.19では、2年ぶりのグランプリとなる「RIZIN FIGHTING WORLD GP ライト級トーナメント 2019」の開幕戦が行われ、トフィック・ムサエフ、ジョニー・ケース、ルイス・グスタボ、パトリッキー・ピットブル・フレイレの4人が準決勝に進出した[36]。
12月29日にはBellatorの日本初進出大会BELLATOR JAPANが開催され、RIZINは会場や機材・演出チーム・所属選手を貸し出し、さらに大会の半数以上の試合をRIZINが提供するなど、開催を大きくバックアップ。エメリヤーエンコ・ヒョードルの日本最終試合が行われ、Bellatorのマイケル・ペイジやマイケル・チャンドラーが出場した。また、大晦日のRIZIN.20と併せて『RIZIN vs. Bellator』の5対5による対抗戦が行われ、Bellator代表選手5人中2人が1.34 kg・1.67kgと大幅に計量オーバーして失格となる問題を起こしたが、実施された3試合ではRIZINの2勝1敗となった[37]。
大晦日のRIZIN.20では、堀口の長期の負傷欠場とそれに伴うバンタム級王座返上により空位となっていたバンタム級王座決定戦が行われ、RIZIN WGP 2017ベスト4選手のマネル・ケイプが朝倉海に勝利し、第2代バンタム級王者となった。ライトヘビー級タイトルマッチでは王者イリー・プロハースカがCB・ダラウェイをKOしてタイトルを防衛。女子スーパーアトム級タイトルマッチでは挑戦者のハム・ソヒが王者・浜崎朱加と互角の展開の末に僅差の判定勝利をして第2代女子スーパーアトム級王者となった。また、ライト級GPの準決勝と決勝戦が行われ、決勝戦ではトフィック・ムサエフがパトリッキー・ピットブル・フレイレからダウンを奪い、勝利[38]。この決勝戦は2020年時点で『RIZINファンが選ぶRIZINベストバウト投票』で1位となった[39]。この2大会は合計で約44,475人の動員を記録した[38]。
新型コロナウイルス感染拡大の影響
2020年2月22日に静岡で開催されたRIZIN.21では、DEEPバンタム級王者のビクター・ヘンリーや7年間無敗のヴガール・ケラモフがRIZIN初出場。メインで朝倉未来がダニエル・サラスにKO勝利[40]。4月にはRIZIN.22で王者マネル・ケイプの試合やトフィック・ムサエフvs.ルイス・グスタボなどが予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大による、日本政府の大規模イベント自粛要請により大会が中止となった[41]。その後もコロナの影響でイベントの開催はできず、3大会が中止となったことでゲート収入だけで7 - 8億円の売上を損失。夏に予定していたメガイベントも客入れが不可であることから開催出来ず、先が見えないまま政府の自粛要請解除を待ち続ける流れとなった[42]。また、海外選手が日本に入国できなくなったことで2代目バンタム級王者のマネル・ケイプがバンタム級王座を返上。他にも契約下にいた複数の海外選手が他団体に流出することとなった[41][42]。
政府の緊急事態宣言の終了に伴い、大規模イベントの開催制限が緩和されたことで8月9日・10日にRIZIN.22、RIZIN.23を開催[43][44]。この2大会はクラウドファンディングで大会開催資金を募り、日本在住選手中心のカード編成となった。また、高田延彦がRIZIN.22より「キャプテン」に就任[45][46][47]。8月9日のRIZIN.22では19歳の吉成名高、萩原京平がRIZIN初出場[43]。RIZIN.23ではバンタム級王座決定戦が行われ、朝倉海が扇久保博正に勝利して第3代バンタム級王者となった[44]。9月27日のRIZIN.24では、K-1を離脱した皇治が初出場し、那須川天心に敗北[48]。
11月21日のRIZIN.25では朝倉未来と斎藤裕によるフェザー級初代王座決定戦が行われ、斎藤が初代RIZINフェザー級王者となった[49]。大晦日のRIZIN.26ではハム・ソヒのONE参戦により空位になっていた女子スーパーアトム級王座決定戦が行われ、浜崎朱加が山本美憂に一本勝ち。バンタム級タイトルマッチでは怪我から復帰した堀口恭司が王者の朝倉海にKO勝利した。萩原恭平が平本蓮にKO勝利、レスリング リオ五輪銀メダリストの太田忍やクレベル・コイケがRIZINデビュー、YouTuberのシバターが出場、那須川天心の試合前に武尊が登場した[50]。
2021年3月21日のRIZIN.27では、女子スーパーアトム級タイトルマッチで浜崎朱加が浅倉カンナに勝利し、王座防衛。6月13日には初の東京ドーム大会であるRIZIN.28でトフィック・ムサエフとホベルト・サトシ・ソウザによる初代RIZINライト級王座決定戦が行われ、サトシが一本勝ち。初代RIZINライト級王者となった。メインではクレベル・コイケが朝倉未来に一本勝ち[51]。6月27日に大阪で開催されたRIZIN.29では4人制のキックボクシングルールのトーナメント「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」を開催し、白鳥大珠が優勝した[52]。
8月21日にはU-NEXTとパートナー契約を結び、U-NEXT独占配信でPPV有料配信に特化した大会『RIZIN LANDMARK』シリーズを開始[53]。9月19日のRIZIN.30では鈴木千裕、ぱんちゃん璃奈、久保優太がRIZIN初出場[54]。10月2日にRIZIN LANDMARK vol.1を会場非公開で開催。コロナ対策として観客数をファンクラブ抽選の約100人に絞り[55]、試合数は4試合のみ。メインイベントとして朝倉未来vs.萩原京平が行われ、朝倉が判定勝ち[56]。この大会は過去最高のアクセス数によりU-NEXTのサーバーがダウンして復旧不能になるという配信トラブルが発生し、U-NEXTが謝罪することとなった[57][58]。
10月24日に開催されたRIZIN.31ではフェザー級タイトルマッチが行われ、挑戦者の牛久絢太郎が王者斎藤裕に勝利し、第2代フェザー級王者となった[59]。11月20日にはRIZIN.32を沖縄で初開催し、メインでRENAが山本美憂のタックルに膝蹴りを合わせてKO勝利[60]。11月28日には初のケージ使用、新しい選手の発掘も兼ねたシリーズのRIZIN TRIGGER 1stを開催。RIZINアマチュア大会優勝者同士の若手対決である鈴木千裕vs.山本空良が行われ、メインでは萩原京平が昇侍にKO勝利した[61]。
大晦日のRIZIN.33ではライト級タイトルマッチで王者ホベルト・サトシ・ソウザが挑戦者の矢地祐介に勝利し初防衛に成功。朝倉未来と斎藤裕が405日ぶりに再戦し、朝倉が判定勝利でリベンジに成功した。この大会では日本人総合格闘家のトップ選手と日本団体の王者達を一同に集めた16人制の日本人同士によるグランプリ「RIZIN FIGHTING JAPAN GP 2021 バンタム級トーナメント」の準決勝・決勝戦も行われ、優勝候補であった井上直樹や朝倉海を下した扇久保博正が優勝[62]。また、エキシビションマッチとしてシバター対久保優太が行われた[62][63]。
伊澤星花の王座獲得
2022年2月26日に静岡で開催されたRIZIN TRIGGER 2ndではクレベル・コイケが佐々木憂流迦に一本勝ち[64]。3月6日のRIZIN LANDMARK vol.2では平本蓮が約1年3か月ぶりに試合を行い、鈴木千裕にフラッシュダウンを奪われるなどして敗北[65]。3月20日のRIZIN.34では弥益ドミネーター聡志が萩原京平に一本勝ち[66]。4月16日・17日には開催した2大会では新型コロナウイルス対策の規制緩和により約1年4か月ぶりに多くの海外選手が出場。4月16日のRIZIN TRIGGER 3rdでは、ルイス・グスタボが矢地祐介と約4年ぶりに再戦し、グスタボがKO勝利[67][68]。4月17日のRIZIN.35ではタイトルマッチ3試合が行われ、女子スーパーアトム級タイトルマッチで挑戦者伊澤星花が王者浜崎朱加に判定勝利し、第4代女子スーパーアトム級王者となった。フェザー級タイトルマッチでは王者牛久絢太郎が挑戦者の斎藤裕からハイキックでダウンを奪い初防衛。メインイベントのライト級タイトルマッチでは王者ホベルト・サトシ・ソウザが挑戦者のジョニー・ケースに一本勝利し、2度目の王座防衛に成功[69]。
5月5日のRIZIN LANDMARK vol.3ではクレベル・コイケが萩原京平に一本勝ち[70]。6月17日に定額制動画配信サービス『RIZIN 100 CLUB』を開始[71]。6月19日には那須川天心のキックボクシング引退試合となる那須川天心 対 武尊戦をメインとするRIZIN・K-1・RISEによる中立のメガイベント『THE MATCH 2022』を東京ドームで開催。那須川天心が武尊からダウンを奪い、判定勝利[72]。観客数は56,399人、ゲート収入20億円、PPV売上は50万件以上(約27億5000万円以上)、スポンサー費5億円以上、50億円以上の売上を記録したことがこの大会を放送したAbemaの親会社サイバーエージェントから発表され、過去のPPV売上の日本記録を更新した[73][74]。
2度目の沖縄開催となった7月2日のRIZIN.36では、当初メインを務める予定であった朝倉海が直前で欠場したことで急遽メインを務めた平本蓮が総合格闘技で初勝利[75]。7月31日にはRIZIN.37が開催され、女子スーパーアトム級GP 2022が開幕[76]。9月14日にはフジテレビでRIZINの実況を担当していた鈴木芳彦がRIZINのPPV放送の実況を継続するためにフジテレビを退社し、RIZINに加入。「フジテレビは素晴らしい会社でした。でも、RIZINを実況したいという"愛"は止められませんでした」と語り、涙を流した[77]。
9月25日には、超RIZIN(スーパーライジン)とRIZIN.38が同日2部構成で開催され、超RIZINのメインではフロイド・メイウェザー・ジュニアと朝倉未来がエキシビションマッチを行った[78]。この大会の最前列のチケットは4枚がFanplusのオークションにかけられ、4枚全てに数百万円の値段が付き、最高額チケットは420万円で落札された[79]。試合前には花束贈呈者であるごぼうの党代表・奥野卓志が花束をメイウェザーの目の前でリング内マットに投げ捨てるトラブルが発生。第4試合終了後に榊原CEOは観客の前で「品性下劣な男をリングに上げてしまったことを、この場を借りておわびしたい」と視聴者や観客に謝罪した。後日会見でも土下座して謝罪し、囲み取材では奥野に対して法的処置を検討している事も明かした[80]。RIZIN.38ではメインを務めた堀口恭司が金太郎に一本勝ち[78]。PPV売上は海外売上の数字を合わせた世界合計でTHE MATCHに近いPPV件数を売り上げ、RIZIN歴代1位のPPV売上を記録した[81]。
10月23日のRIZIN.39では、メインのフェザー級タイトルマッチで挑戦者クレベル・コイケが王者牛久絢太郎に一本勝利し、第3代フェザー級王者となった[82]。11月6日のRIZIN LANDMARK 4では、メインで平本蓮が弥益ドミネーター聡志を打撃で圧倒して判定勝ち[83]。12月31日のRIZIN.40では、2019年以来となる『RIZIN×Bellator』の5対5対抗戦が行われた。また、RIZIN.37からRIZIN.40にかけて5年ぶりの女子トーナメント「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2022 女子スーパーアトム級トーナメント」を開催し、大晦日の決勝戦で伊澤星花がパク・シウを下し優勝[84]。また、大会中にボクシング8階級制覇王者のマニー・パッキャオとファイト契約を結んだことが発表された[85]。
2023年4月1日のRIZIN.41では、K-1を離脱した芦澤竜誠がRIZINに初出場。因縁のある皇治と対戦し、2-1で判定勝ち。芦澤と皇治はこの試合を最後にキックボクシングを引退し、総合格闘家に転向した[86]。4月29日のRIZIN LANDMARK 5では初のダブルメインイベントとして牛久絢太郎が朝倉未来と対戦、斎藤裕が平本蓮と対戦し、朝倉と斎藤がそれぞれ判定勝利[87]。
5月6日に有明アリーナでの初の総合格闘技イベントとして行われたRIZIN.42では、堀口恭司のフライ級転向に伴うバンタム級王座返上を受けて、第5代バンタム級王座決定戦進出を賭けた2試合がダブルメインで行われ、怪我から約1年半ぶりの復帰戦となる朝倉海が元谷友貴と、井上直樹がフアン・アーチュレッタとそれぞれ対戦し、アーチュレッタと元谷からKO勝利した朝倉が7月30日のバンタム級王座決定戦に駒を進めた。また、この大会の最中にRIZIN公式YouTubeチャンネルの登録者数が100万人を突破[88][89]。
6月24日に初の北海道大会であるRIZIN.43では王者クレベル・コイケと挑戦者鈴木千裕によるフェザー級タイトルマッチが行われる予定であったが、前日計量でクレベルが規定体重を400g超過したため王座を剥奪された。試合は鈴木が勝利した場合のみ王座獲得となるフェザー級タイトルマッチとなり、クレベルが鈴木から一本勝ちしたことで規定によりノーコンテストとなり王座は空位となった。この大会は『RIZIN公式YouTube ch登録者数100万人突破記念』として、大会全編がYouTubeやスカパー!で無料生放送され、YouTubeでは生中継中に200万人以上に視聴され、同時接続は33万6000人を超え、ランキングでもYouTubeライブ世界1位となった[90][91][92][93]。
Bellatorとの合同開催
2023年7月30日に開催した超RIZIN.2は前半をBellatorパート、後半をRIZINパートとして行い、Bellatorパートでは元RIZIN選手の渡辺華奈が日本凱旋試合で判定勝ち[94]。初代フライ級王座決定戦は堀口恭司と神龍誠が対戦するも、1R序盤に堀口の偶発的なアイポークでノーコンテスト。Bellatorライト級WGP1回戦のパトリッキー・ピットブルvs.AJ・マッキーはマッキーの直前の欠場により中止になりかけたが、ホベルト・サトシ・ソウザが試合の1週間前に急遽代役出場のオファーを受けた[95][96][97][98]。RIZINパートでは、RIZINvs.Belaltorの対抗戦として、RIZN代表の鈴木千裕がBellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブルと対戦し、KO勝利。女子スーパーアトム級タイトルマッチでは伊澤星花がクレア・ロペスに一本勝ちしてタイトル初防衛。バンタム級王座決定戦はフアン・アーチュレッタが、朝倉海の負傷を受けて急遽代役出場した扇久保博正に判定勝利し、第5代バンタム級王者となった。メインで行われた第4代フェザー級王座決定戦では、ヴガール・ケラモフが朝倉未来に一本勝利し、第4代RIZINフェザー級王者となった[96]。
9月24日のRIZIN.44ではクレベル・コイケが再起戦として金原正徳と対戦し、金原が判定勝ち。クレベルは14年ぶりに日本人選手に敗北した[99]。10月1日に開催されたRIZIN LANDMARK 6では太田忍が井上直樹と対戦する予定であったが、井上が欠場したことで第10代修斗世界バンタム級王者の佐藤将光が代役出場して太田忍と対戦した[100]。11月4日には初の海外興行としてアゼルバイジャンでRIZIN LANDMARK 7を開催。この大会はアゼルバイジャン政府が国家事業の一環としてRIZINを招聘して大会を開催[94]。アゼルバイジャン代表選手とRIZIN世界選抜選手による対抗戦が行われ、RIZINライト級GP2019王者のトフィック・ムサエフなどが出場。大将戦のRIZINフェザー級タイトルマッチでは、アゼルバイジャン出身のヴガール・ケラモフと鈴木千裕が対戦。鈴木がKO勝利し、第5代RIZINフェザー級王者となった[101]。
12月4日には32人のRIZIN選手のプラスチックカードが1袋に1枚入った食玩『RIZINウエハース』をバンダイから発売[102]。大晦日のRIZIN.45ではメインで2階級のタイトルマッチが行われた。バンタム級タイトルマッチでは王者フアン・アーチュレッタが前日計量で規定体重を2.8kg超過して王座剥奪。挑戦者の朝倉海が勝利した場合のみ公式記録とする条件と、戻し体重の制限をすることで試合が行われた。朝倉がアーチュレッタにKO勝利し、王座を獲得[103]。新設されたRIZINフライ級の初代王座決定戦では堀口恭司と神龍誠が対戦し、堀口が一本勝利。初代RIZINフライ級王者となり、RIZIN史上初の2階級制覇を達成した。試合後には堀口が元RIZINガールの川村那月にリング上でプロポーズした[104]。この大会は超RIZIN.1の持っていたRIZINの歴代PPV売上記録を更新し、RIZIN史上最大のPPV売上(販売数)を記録した[105]。
2024年2月24日に佐賀県で開催されたRIZIN LANDMARK 8ではメインで堀江圭功とルイス・グスタボが対戦し、グスタボが勝利した[106]。3月23日に神戸で行われたRIZIN LANDMARK 9ではメインではホベルト・サトシ・ソウザが中村K太郎とノンタイトルで対戦し、KO勝利[107]。4月26日には榊原信行CEOがITmediaビジネスオンラインのインタビューに答え、RIZINのPPVが1大会あたり平均10万件以上売れ、2023年の大晦日大会は30万件以上売れたことを明かした[108]。4月29日のRIZIN.46ではRIZIN契約選手内で日韓対抗戦3試合が行われ、篠塚辰樹とアメリカのベアナックルボクシング団体『BKFC』の所属選手によるベアナックルルールの試合が行われ、篠塚が勝利。メインのRIZINフェザー級タイトルマッチでは、王者鈴木千裕が挑戦者の金原正徳をKOしてタイトルを防衛した[109]。
5月22日にはRIZINのスポンサーであるバンダイナムコのグループ企業ブランド『バンプレスト』がRIZIN選手フィギュアやRIZINグッズを発表し、12月からクレーンゲームの景品として全国のアミューズメントパークで取り扱われることを発表[110][111]。5月24日には若手選手の発掘・育成を目標としたプロジェクト『RIZIN甲子園』を開始。初回は15歳 - 18歳の約300名の選手の中からトライアウトを経て行われたトーナメントの優勝者にRIZINとのマネジメント契約・賞金300万円・海外遠征費などが与えられた[112]。6月6日、『BKFC』とRIZINが正式に業務提携を発表[113]。6月9日にRIZIN.47が開催され、セミメインではクレベル・コイケ vs. フアン・アーチュレッタが行われ、クレベルがアーチュレッタに一本勝ち。メインでは堀口恭司がセルジオ・ペティスに判定勝利[114]。6月12日、ヨーロッパの総合格闘技団体『KSW』とのパートナーシップ締結を発表[115][116]。
朝倉未来 vs. 平本蓮
7月28日にさいたまスーパーアリーナ(スタジアムバージョン)で超RIZIN.3を開催し、5年越しの因縁マッチである朝倉未来 vs. 平本蓮が行われ、平本がKO勝利。セミメインではマニー・パッキャオが安保瑠輝也と対戦した。この大会は100万円を超える席が設けられ、チケットの一般発売開始と同時に22万円のVIP席以外は即日完売し、VIP席もその後完売。4万8117人の観客を集めてRIZIN最多観客動員記録を更新した[117]。また、前年の年末大会が更新したRIZIN歴代PPV売上数の最高記録を再び更新した[118][119]。大会後には、売上の一部が石川県の地震の復興に使われるオークションが行われ、この大会で実使用された朝倉未来のサイン入りRIZINグローブが2091万円で落札。平本蓮の実使用グローブが700万円、マニー・パッキャオの実使用グローブが225万円、ケイト・ロータスの実使用グローブが122万円で落札された[120]。
また、超RIZIN.3終了後にSNSで平本蓮の禁止薬物使用疑惑が生じたことを受けて、同年9月にドラッグテスト(尿検査)結果の発表会見を行い、平本・朝倉両名ともに陰性であったことを報告した[121]。RIZIN代表の榊原は今後のアンチドーピングの取り組みについて、「当日に尿を採取してそれをWADAの基準で検査する、その検査結果が陰性か陽性か、それがその日の試合成立か不成立かを決めるルール、このルールを抜本的に見直そうと思っています」「これまで以上に検査体制を厳しくする。そういう形のドーピング規定の見直しと新しいドーピングポリシーの策定に入ります」などと話した[121]。平本に対し「血液検査と毛髪検査も実施すべき」というネット上の声についてRIZIN医療部部長の諫山和男は、「WADA(世界ドーピング防止機構)では検査の9割が尿検査です。(中略)尿検査で十分に陽性者を判断できているというのがWADAの考え方です」などと釈明した[122]。
9月29日にはRIZIN.48が開催され、2大タイトルマッチを実施。朝倉海のUFC移籍に伴い空位となったバンタム級王座決定戦で井上直樹とキム・スーチョルが対戦し、スーチョルをKOした井上が第7代RIZINバンタム級王者となった。また、ライト級タイトルマッチでホベルト・サトシ・ソウザとルイス・グスタボが対戦し、サトシがグスタボを1R KOして3度目のタイトル防衛[123]。11月17日にはRIZIN LANDMARK 10が開催され、メインではヴガール・ケラモフが摩島一整に28秒でTKO勝利[124]。
12月31日には、RIZIN10度目の大晦日記念大会であるRIZIN DECADEが2部構成で行われ、1部ではライアン・ガルシアが安保瑠輝也と対戦予定であったが、ガルシアが負傷欠場。それに伴いカーメル・モートンなどのボクシング選手が出場するボクシングパートが中止となった[125]。メインではRIZINフェザー級王者の鈴木千裕がクレベル・コイケとのタイトルマッチで対戦し、クレベル・コイケがフェザー級王座を奪還[126][127]。ジェリービーンズが2025年にRIZINと戦略的パートナーシップを締結した際、同社プレスリリースで2024年の全イベントの観客数、PPV販売数を公開[128]。超RIZIN.3のPPV販売数が420117件、大晦日のRIZIN.34が284311件であったと報告した。
ルール
総合格闘技(MMA)、キックボクシング以外にもキックルールとMMAルールを交互に行うミックスルール、グラップリングルールなどの試合が行われ、PRIDE時代には行われなかった女子選手による試合も実施している[129][130]。
いずれのルールも試合時間内に決着がつかなかった場合は、3名のジャッジによる判定で勝敗がつけられる[注 3]。基本的に延長戦は行われない[注 4]。判定の基準は各ルール毎に異なる[131]。中立の立場と公平性を保つこと、地元判定などの不可解な判定を防ぐことを目的にレフェリー・ジャッジ・競技運営をRIZIN運営から独立させ、第三者機関である『JMOC(日本MMA審判機構)』に全権委託している[131][132][133]。
RIZIN MMAルール
試合時間は10分+5分の2ラウンド制もしくは5分3ラウンド制[132]。女子の試合は5分3ラウンド制[132]。オープンフィンガーグローブ[注 5]を着用し、頭突き、金的攻撃(ローブロー)、噛みつき、後頭部・延髄・脊髄への打撃攻撃などの反則を除き、あらゆる打撃、投げ、絞めが認められている[132]。グラウンドポジションの相手への踏みつけ、サッカーボールキック、4点ポジションでの膝蹴りも認められる。
頭部・顔面への肘による攻撃(肘ありルール)は旗揚げ当初から両者合意の際にのみ認められていたが、RIZIN.28からは全試合肘ありとなった[注 6]。なお、ヘビー級マッチにおけるグラウンド状態での足による頭部・顔面への攻撃については、両選手の体重差が15kg以上ある場合、体重の軽い選手がその攻撃の有無を選択することが可能[注 7]。試合時間は、RIZIN.14まではPRIDEルールと同様1ラウンド10分、2・3ラウンド5分の変則3ラウンド制を採用した試合も行われたが、以降は男女共に1ラウンド5分の3ラウンド制で行われるようになった。また、デビュー戦や出場回数が少ないなど選手のキャリアにあわせてルールの一部を禁止もしくは試合時間やラウンド数を短縮した特別ルールも行われる。
判定は、旗揚げよりトータル・マストシステムを採用していたが、RIZIN.52よりRIZIN独自の二層式の判定基準である「デュアル・マストシステム」を採用。第一基準は各ラウンドを10ポイント・ラウンドマスト方式(10点法)で採点し、その合計スコアで勝敗を決定する。第二基準は3Dトータルマスト方式として第一基準の合計スコアが同点(ドロー)となった場合にのみ発動され、各ラウンドの採点根拠となった「3D(Damage(ダメージ) / Dominance(ドミナンス) / Duration(デュレーション))」の配分値を合計し、試合全体を通して必ず勝敗を決定する。ダメージについてはシグ・ダメージ(機能不全や著しい減退、試合終結に直結する決定的なダメージ)とエフ・ダメージ(可視化できるスタミナや気力の低下をもたらすインパクトかつ効果的なダメージ)の2種類があり、前者は10点、後者は5点の配分値が与えられる。ドミナンスはフィニッシュを狙うための戦術的支配で、単なるポジションキープではなく一本やKOに近づく攻防を評価するもので、3点の配分値が与えられる。デュレーションは効果的な攻勢を維持した時間の長さや割合を示すもので、2点の配分値が与えられる。
RIZIN キックボクシングルール
試合時間は3分3ラウンド制。こちらではボクシンググローブが着用されるが、RIZIN.45などのようにオープンフィンガーグローブが着用される場合もある。肘による攻撃は両選手合意の際に特別ルールとして認められる。首相撲からの膝蹴りや蹴り足を掴んでの攻撃など、相手を掴んでの攻撃は1回のみ認められる。
判定は10ポイント・ラウンドマスト方式(10点法)による判定となり、両選手は10点満点の状態で試合を行い、ダウンの場合は2点減点、優位に責められる場合は1点減点され、より点数が多い選手が勝利となる。
影響・評価
総合格闘技団体としては、世界トップクラスのPPV売上[注 8] と観客動員数を誇り、数万人規模の大会を定期開催し続けている。2024年7月の超RIZIN.3では、通常大会よりも高額設定のチケット単価[注 9] ながら1券種以外すべて1日以内に完売し、4万8117人の観客動員数を記録した[134][注 10]。2025年5月の東京ドームでのRIZIN男祭りも高価なチケット単価[注 11] で4万2706人を動員し、ドーム関係者が「今まで長い間 色んなスポーツやライブをしてきたが、こんなにファンの声援が集中する光景は見たことがない」と話す盛り上がりを見せた[135][136]。
PPV売上は年々販売件数を伸ばしており、2017年・2018年にはGYAO!で、同社のサービスにおいてRIZINの1年間のPPV売上数・売上額が日本一だったことが表彰された[24]。2022年にはRIZIN運営が手掛けたメガイベント『THE MATCH』が50万件以上のPPVを売り上げてPPV売上数の日本記録を大幅に更新した。同じく2022年の超RIZIN.1がTHE MATCHに近いPPV販売数を記録[81]。2023年大晦日のRIZIN.45は30万件以上を売り上げ、RIZIN地方大会でも平均10万件以上を売り上げるようになった[108]。2024年7月の超RIZIN.3はPPV価格6500~6900円で50万件近いPPV売上を記録[119]。2025年5月のRIZIN男祭りも同額で超RIZIN.3に匹敵するPPV売上を記録した[137]。
RIZIN公式YouTubeチャンネルの登録者数は2025年5月時点で133万人。スポーツ公式チャンネルとしてはプロ野球のパシフィック・リーグ全6球団が合同で運営しているパ・リーグTVに次ぐ日本2位の登録者数。また、1動画あたりの平均再生数は約25万回。この数字はパ・リーグTVの1動画辺りの平均再生数の約2倍、Jリーグ公式チャンネルの約10倍の平均再生数であり、スポーツ公式チャンネルの中で日本1位となっている[138]。
企業とのタイアップでは、バンダイナムコのRIZINファイターのプラスチックカードを封入した食玩『RIZINウエハース』シリーズでバンダイの販売するウエハース史上過去最高の売上を見せて数ヶ月で100万個以上を売り上げ、翌年の新シリーズからバンダイが生産量を3倍に増加する大ヒット商品となった[139][映像 1]。
他団体からの評価
ONE Championship代表のチャトリ・シットヨートンは2024年12月に自身の団体とRIZINを比較し、「レベルが全然違います。今の『RIZIN』はベストオブザベストじゃない。エンターテインメント。ユーチューバーが出場したり、ベルトの意味も全然違う」「今、世界で一番大きな団体は『UFC』と『ONE』。これは絶対」と話した[140]。
王座・階級
※2025年12月現在
グランプリ王者
RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX
| トーナメント名 | 階級 | 優勝者 | 開催年月日 |
|---|---|---|---|
| RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 | 100kg契約 | 2015年12月31日 | |
| RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 | 無差別級 | 2016年12月31日 | |
| RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 | バンタム級 | 2017年12月31日 | |
| 女子スーパーアトム級 | |||
| RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2019 | ライト級 | 2019年12月31日 | |
| RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2022 | 女子スーパーアトム級 | 2022年12月31日 | |
| RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2025 | ヘビー級 | 2025年9月28日 | |
| フライ級 | 2025年12月31日 | ||
RIZIN FIGHTING JAPAN GRAND-PRIX
| トーナメント名 | 階級 | 優勝者 | 開催年月日 |
|---|---|---|---|
| RIZIN FIGHTING JAPAN GRAND-PRIX 2021 | バンタム級 | 2021年12月31日 |
RIZIN KICK ワンナイト・トーナメント
大会一覧
RIZINナンバーシリーズ
さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)をはじめとした主要都市で開催されるRIZINのメインともいえるシリーズで、PRIDEやDREAMと同じく大会名のナンバーの前にドット (.) が入る(例 RIZIN.40)。なお、ナンバーシリーズの大会名について、RIZIN.1以降で大会名にナンバーが付くようになったのは2018年のRIZIN.10からで、それに合わせて以前の大会もナンバーシリーズへ大会名が修正された[141]。
※2020年 - 2021年の全大会は、日本政府のコロナウイルス蔓延対策による入場者数の制限あり。(5000人まで、もしくは1万人まで)
| 大会名 | 開催年月日 | 会場 | 開催地 | 入場者数 |
|---|---|---|---|---|
| RIZIN.51 | 2025年9月28日 | IGアリーナ | 17,000人 | |
| RIZIN.50 | 2025年3月30日 | あなぶきアリーナ香川 | 9,020人 | |
| RIZIN.49 | 2024年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 23,010人 | |
| RIZIN DECADE | ||||
| RIZIN.48 | 2024年9月29日 | さいたまスーパーアリーナ | 11,247人 | |
| RIZIN.47 | 2024年6月9日 | 国立代々木競技場第一体育館 | 12,576人 | |
| RIZIN.46 | 2024年4月29日 | 有明アリーナ | 8,503人 | |
| RIZIN.45 | 2023年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 23,013人 | |
| RIZIN.44 | 2023年9月24日 | さいたまスーパーアリーナ | 11,681人 | |
| RIZIN.43 | 2023年6月24日 | 真駒内屋内競技場 (真駒内セキスイハイムアイスアリーナ) |
8,510人 | |
| RIZIN.42 | 2023年5月6日 | 有明アリーナ | 14,930人 | |
| RIZIN.41 | 2023年4月1日 | 大阪市中央体育館 (丸善インテックアリーナ大阪) |
9,987人 | |
| RIZIN.40 | 2022年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 23,661人 | |
| RIZIN.39 | 2022年10月23日 | マリンメッセ福岡A館 | 未公表 | |
| RIZIN.38 | 2022年9月25日 | さいたまスーパーアリーナ | 23,105人 | |
| RIZIN.37 | 2022年7月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 11,166人 | |
| RIZIN.36 | 2022年7月2日 | 沖縄アリーナ | 7,264人 | |
| RIZIN.35 | 2022年4月17日 | 武蔵野の森総合スポーツプラザ | 8,935人 | |
| RIZIN.34 | 2022年3月20日 | 大阪市中央体育館 (丸善インテックアリーナ大阪) |
8,002人 | |
| RIZIN.33 | 2021年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 22,499人 | |
| RIZIN.32 | 2021年11月20日 | 沖縄アリーナ | 4,771人 | |
| RIZIN.31 | 2021年10月24日 | ぴあアリーナMM | 4,866人 | |
| RIZIN.30 | 2021年9月19日 | さいたまスーパーアリーナ | 7,580人 | |
| RIZIN.29 | 2021年6月27日 | 大阪市中央体育館 (丸善インテックアリーナ大阪) |
4,796人 | |
| RIZIN.28 | 2021年6月13日 | 東京ドーム | 9,731人 | |
| RIZIN.27 | 2021年3月21日 | 名古屋市総合体育館 (日本ガイシホール) |
4,558人 | |
| RIZIN.26 | 2020年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 9,978人 | |
| RIZIN.25 | 2020年11月21日 | 大阪城ホール | 5,487人 | |
| RIZIN.24 | 2020年9月27日 | さいたまスーパーアリーナ | 5,000人 | |
| RIZIN.23 - CALLING OVER - | 2020年8月10日 | ぴあアリーナMM | 4,410人 | |
| RIZIN.22 - STARTING OVER - | 2020年8月9日 | 2,805人 | ||
| RIZIN.21 | 2020年2月22日 | 浜松アリーナ | 6,832人 | |
| RIZIN.20 | 2019年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 29,315人 | |
| BELLATOR JAPAN | 2019年12月29日 | 15,160人 | ||
| RIZIN.19 | 2019年10月12日 | 大阪府立体育会館 (エディオンアリーナ大阪) |
5,098人 | |
| RIZIN.18 | 2019年8月18日 | 愛知県体育館 (ドルフィンズアリーナ) |
6,281人 | |
| RIZIN.17 | 2019年7月28日 | さいたまスーパーアリーナ | 16,930人 | |
| RIZIN.16 | 2019年6月2日 | 神戸ワールド記念ホール | 8,107人 | |
| RIZIN.15 | 2019年4月21日 | 横浜アリーナ | 12,914人 | |
| RIZIN.14 | 2018年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 29,105人 | |
| RIZIN 平成最後のやれんのか! | 7,498人 | |||
| RIZIN.13 | 2018年9月30日 | さいたまスーパーアリーナ | 27,208人 | |
| RIZIN.12 | 2018年8月12日 | 愛知県体育館 | 5,567人 | |
| RIZIN.11 | 2018年7月29日 | さいたまスーパーアリーナ | 17,912人 | |
| RIZIN.10 | 2018年5月6日 | マリンメッセ福岡 | 7,910人 | |
| RIZIN.9 | 2017年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 18,316人 | |
| RIZIN.8 | 2017年12月29日 | 15,539人 | ||
| RIZIN.7 | 2017年10月15日 | マリンメッセ福岡 | 7,732人 | |
| RIZIN.6 | 2017年7月30日 | さいたまスーパーアリーナ | 17,730人 | |
| RIZIN.5 | 2017年4月16日 | 横浜アリーナ | 12,729人 | |
| RIZIN.4 | 2016年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 19,357人 | |
| RIZIN.3 | 2016年12月29日 | 16,642人 | ||
| RIZIN.2 | 2016年9月25日 | 15,011人 | ||
| RIZIN.1 | 2016年4月17日 | 名古屋市総合体育館 (日本ガイシホール) |
7,291人 | |
| RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 IZAの舞 | 2015年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 18,365人[142] | |
| RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 SARABAの宴 | 2015年12月29日 | 12,214人[143] |
超RIZIN
RIZINの中で最も大きな規模の大会と位置付けされているシリーズ。第1回大会はRIZIN.38との2部構成で、超RIZINパートのメインイベントでは朝倉未来対フロイド・メイウェザー・ジュニア戦が行われた。この大会は北米の格闘技ファンに向けた時間設定となった。第2回大会はRIZIN.40の「RIZIN vs. BELLATOR 全面対抗戦」以来のBellatorとの合同開催となり、BELLATOR JAPAN以来となるBellatorパートとRIZINパートの2部構成として開催された。第3回大会は朝倉未来 vs. 平本蓮をメインとして、セミではマニー・パッキャオが試合を行った。
RIZIN LANDMARK
2021年より開始されたシリーズ。3度目の大会(vol.3)までは観客を少人数(100 - 200人まで)に限定して有料ライブ配信に特化した大会であったが、RIZIN LANDMARK 4よりRIZIN TRIGGERシリーズを統合させる形でケージを用いた有観客の大会となった[144]。RIZIN LANDMARK 7はアゼルバイジャンの首都で行われRIZIN初の海外大会として開催された。
| 大会名 | 開催年月日 | 会場 | 開催地 | 入場者数 |
|---|---|---|---|---|
| RIZIN LANDMARK 11 | 2025年6月14日 | 真駒内屋内競技場 (真駒内セキスイハイムアイスアリーナ) |
人 | |
| RIZIN LANDMARK 10 | 2024年11月17日 | ポートメッセなごや | 7,918人 | |
| RIZIN LANDMARK 9 | 2024年3月23日 | 神戸ワールド記念ホール | 8,498人 | |
| RIZIN LANDMARK 8 | 2024年2月24日 | SAGAアリーナ | 7,758人 | |
| RIZIN LANDMARK 7 | 2023年11月4日 | ナショナルジムナスティックアリーナ | 未公表 | |
| RIZIN LANDMARK 6 | 2023年10月1日 | 愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ) | 7,017人 | |
| RIZIN LANDMARK 5 | 2023年4月29日 | 国立代々木競技場第一体育館 | 13,837人 | |
| RIZIN LANDMARK 4 | 2022年11月6日 | 愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ) | 未公表 | |
| RIZIN LANDMARK vol.3 | 2022年5月5日 | 未公表 | 未公表 | |
| RIZIN LANDMARK vol.2 | 2022年3月6日 | 未公表 | 約170 - 180人 | |
| RIZIN LANDMARK vol.1 | 2021年10月2日 | 未公表 | 約90人 | |
RIZIN TRIGGER
2021年から2022年までPotential社との共催で計3回開催されたシリーズ。『再生・回帰、発掘・育成、地域活性』をテーマに、主要都市で開催されるナンバーシリーズとは異なり、国内のあらゆる場所で開催。また、試合はナンバーシリーズ等で用いられるリングではなく六角形のケージ(金網)で実施された。2022年9月にPotential社CEOの逮捕を受けて休止が発表され、9月25日に有観客大会としてリニューアルしたRIZIN LANDMARKに吸収される形で廃止となった[145]。
| 大会名 | 開催年月日 | 会場 | 開催地 | 入場者数 |
|---|---|---|---|---|
| RIZIN TRIGGER 3rd | 2022年4月16日 | 武蔵野の森総合スポーツプラザ | 6,515人 | |
| RIZIN TRIGGER 2nd | 2022年2月23日 | エコパアリーナ(静岡アリーナ) | 6,025人 | |
| RIZIN TRIGGER 1st | 2021年11月28日 | 神戸ワールド記念ホール | 4,025人 | |
RIZIN祭り
超RIZINシリーズと並び、RIZINとして最大規模の大きな大会。第1回目は東京ドームで行われた。タイトルはかつて行われていたPRIDEの大晦日大会『PRIDE男祭り』が由来。第1回目セミメインの朝倉未来、鈴木千裕の応援シートが用意され、全席完売。また、メインはクレベルコイケとシェイドゥラエフのタイトルマッチとなった。[146][147]。
| 大会名 | 開催年月日 | 会場 | 開催地 | 入場者数 |
|---|---|---|---|---|
| RIZIN 師走の超強者祭り | 2025年12月31日 | さいたまスーパーアリーナ | 45,043人 | |
| RIZIN男祭り | 2025年5月4日 | 東京ドーム | 42,706人 |
RIZIN WORLD SERIES
アゼルバイジャンで開催されたRIZIN LANDMARK 7以降に行われた、RIZINの海外大会。第一回目は韓国の仁川パラダイスシティで開催された。
| 大会名 | 開催年月日 | 会場 | 開催地 | 入場者数 |
|---|---|---|---|---|
| RIZIN WORLD SERIES in KOREA | 2025年5月31日 | パラダイスシティ | 未公表 |
THE MATCH
RIZIN代表の榊原、K-1プロデューサーの中村拓己、RISE代表の伊藤隆を大会実行委員会のメンバーとする那須川天心 対 武尊戦をメインとした中立のキックボクシング大会。実行委員会によってマッチメイクされ、RIZINが企画・制作・運営を担当した。
| 大会名 | 開催年月日 | 会場 | 開催地 | 入場者数 |
|---|---|---|---|---|
| THE MATCH 2022 | 2022年6月19日 | 東京ドーム | 56,399人 | |
スポンサー・後援
冠協賛
大会に冠協賛が付いている場合は大会名の前に『〇〇 presents』と表記されるが1と12では『p』の部分が大文字になっていた[注 12]。なお、数字のみが表記されている場合はナンバーシリーズとして表記。
- 株式会社トップ(1)
- Cygames(無差別級グランプリ、平成最後のやれんのか!、14)
- RWEDDINGS(12)
- GOOD SPEED(18)
- Yogibo(24 - 33、THE MATCH、超RIZIN3、46 - 49)
- +WEED(LANDMARK vol.1 - vol.3)
- 湘南美容クリニック(34 - 40)
- SPASHAN(TRIGGER 2nd - 3rd)
- にゃんこ大戦争/The Battle Cats(超RIZIN、45)
- ANGEL CHAMPAGNE(LANDMARK 4)
- FEDELTA(LANDMARK 5)
- のむシリカ(超RIZIN.2)
- For Japan(LANDMARK 6)
2024年度時点のRIZINの主なスポンサー
『Yogibo(ヨギボー)』『サントリー』『バンダイ』『バンダイナムコ』『Cygames』『U-NEXT』『ABEMA』『イープラス』『さいたまスーパーアリーナ』『スカパー!』『インプルーブ株式会社』『ANGEL CHAMPAGNE』『株式会社トップ』ほか[130][注 13][148][149][150][151]。
前年度までは上記以外に主に、『日清食品』『DMM』『湘南美容クリニック』『GYAO!(Yahoo!・U-SEN株式会社)』『高須クリニック』『skyticket』『栄進製薬』『KYORAKU』『TOKYO インカラミ』『にゃんこ大戦争(ボノス・バンダイナムコエンターテイメント)』『メイウェザー・プロモーションズ』『TMT』『フジテレビ』など、他多数。以前の協賛企業も年度が変わると定期的にスポンサー復帰する傾向がある。
後援
『さいたま市』『さいたまスポーツコミッション』『さいたま観光国際協会』『公益財団法人 日本レスリング協会』『TOKYO MX(東京都域 地上波テレビ放送局)』『沖縄テレビ(沖縄テレビ放送株式会社)』『アゼルバイジャン政府(在アゼルバイジャン日本国大使館含む)』など[152][153][154]。
大会放送・配信・視聴方法について
地上波放送
地上波放送では、フジテレビが2015年の初回旗揚げ大会からRIZINと独占放送契約を結び、2022年までの約7年間、地上波ゴールデンタイムにて(一部除くナンバーシリーズの)大会中継を担当。大会当日にフジテレビの地上波ゴールデンタイムにて2 - 3時間枠で放送された。大晦日の大会はフジテレビの大晦日地上波の目玉番組として、午後6時頃から約5 - 6時間枠で毎年放送された。大会のメインカードはフジテレビのRIZIN放送枠内で生中継されることも多かった[155]。
2022年6月のTHE MATCH 2022からの放送撤退以降は[156]、CEOの榊原信行が「タイミングを見て地上波で放送できるように頑張りたいと思うし、その放送局がフジテレビさんであったらいいと思っています」と話すも[157]、RIZINの人気の高まりなどからPPV販売件数の記録が年々伸び続けたことでフジテレビ放送時よりも圧倒的に大きな利益が出るようになり、フジテレビが出せる放映権料の額が、団体の価値の高まりやRIZINのPPV収益にまったく追いつかなくなったことから[注 14][158]、以降はお互いに契約を結ぶに至らない状態となっている。
地上波放送に関しては、2022年以降もフジテレビ以外のテレビ局では多くの大会の地上波放送が続き、THE MATCH 2022から数カ月後の2022年9月の超RIZINはTOKYO MX・テレビ神奈川・テレビ埼玉など全国13局[159] で地上波ディレイ放送された。2022年12月のRIZIN.40は三重テレビととちぎテレビ[160] などのネットワークに属さない複数の独立放送局で後日、録画中継が放送された。三重テレビは、2023年に開催されたRIZIN全大会を地上波で録画放送している。2024年にはRIZIN LANDMARK 9などのRIZIN系列大会も全国7局[161]、2024年7月の超RIZIN.3は13局で地上波ディレイ放送された[162]。
その後も、大会ごとに放送局数は変わりながら、全国の13局ほどで約2時間枠にて後日、地上波放送される状況が続いている。
なお、地上波は無料で見られるメリットがある反面、CMが入るだけではなく、入場・VTRのほとんどがカットされ、一部の試合以外は放送されない。また、ラウンドが丸ごとカットされたりもするため試合の印象が変わったり、ダイジェスト放送となる試合も多い。試合の時系列もバラバラとなるため、PPVを購入して見る完全生中継とは基本的に違うものとなっている。その他にも、生中継対象試合でもラウンド間やタイムストップ時にCMに入ることで、CM明けの際に試合がまた進んでしまっている場合もあり、実際に2019年のRIZIN.16では那須川天心のISKAタイトル戦で、タイムストップに伴うCMの間に試合が進み、重要なダウンシーンなどが見られない事態となっている。
衛星放送・ケーブルテレビ
衛星放送のスカパー!では2015年の旗揚げ大会からBS放送およびCS110放送でRIZIN各大会が当日に疑似PPV(ペイ・パー・ビュー)方式でノーカット完全生中継されている。スカパー公式サイトや電話でスカパーに加入して大会のPPVを購入することで視聴可能[163]。ブルーレイレコーダーなどに大会すべての映像を録画することが可能となっている。
視聴料金は旗揚げ時から3,240円であったが、2020年の新型コロナウイルス感染防止の為の観客入場制限開始時から5,500円となった。2024年からは他のプラットフォームに合わせて5000円に値下げ。2023年になるとスカパーでもRIZINのPPVをネットで見られる『スカパー番組配信』サービスが始まったことから、BS/CSアンテナが無くてもインターネットに繋げるテレビ・パソコン・スマートフォンがあれば、スカパーでRIZINのPPVを購入して大会を視聴することが可能となった。
また、スカパー!プレミアムのPPVやケーブルテレビで視聴可能である。専門チャンネルのスポーツライブ+やFIGHTING TV サムライでは不定期で過去の大会の再放送も行っている[163][164]。
インターネット中継
2015年の旗揚げ大会から2020年までは、国内ではUSEN株式会社とYahoo!JAPANが運営するGYAO!で各大会がPPVにてノーカット完全生中継で有料配信[165]。日本以外の全世界に向けてはFite TVがPPV配信していた。2020年8月のRIZIN.22からは、自社配信サービス「RIZIN LIVE」でもPPV有料配信が開始。RIZIN.26からは海外向けに英語解説付きストリーミングサービス「LIVENow」で配信開始。RIZIN.28からは2つ目の自社配信サービス「Exciting RIZIN」でも配信開始。
2021年10月からは「U-NEXT」でRIZINのPPV販売が開始し[注 15]、2022年9月の超RIZIN/RIZIN.38からは「ABEMA」でPPVが購入可能となり、RIZIN.39からは「Paravi」などでも購入可能となった。超RIZINシリーズなど注目度の高い大会は独占放送契約を結ぶこともあり[注 16]、大会ごとにPPV購入可能なサービスと購入不可となるサービスが変わることもある。配信されるサービスは、RIZIN公式HPのそれぞれの大会詳細ページで確認可能。基本的にPPV前売り視聴チケット5,000円で大会のノーカット配信を行っている。
定額制動画配信サービス『RIZIN 100 CLUB』
2022年6月17日、RIZINの過去の全試合が見放題となり、さらに限定企画動画やRIZIN関連動画を配信する定額制動画配信サービス『RIZIN 100 CLUB[71][注 17]』がオープン。月額880円(税込)のサービスとなっている。このサービスは、RIZINの動画視聴機能以外にも、別途PPV料金を支払うことでRIZINの大会のPPVを購入することが可能。また、会員は大会チケットの良席先行予約なども可能となる[166]。
PPV価格について
2015年の旗揚げ興行時は、録画可能なスカパーでのPPV視聴料金は3,240円。録画不可なインターネット中継のGYAO!では2,000円で1大会が視聴可能だった。当時の物価の関係やPPV普及・経営戦略のために比較的低価格での販売となっていた。その後、世の中の情勢・物価上昇に合わせて僅かな価格変動があり、2020年には、新型コロナウイルス蔓延による感染防止策として日本政府から無観客・観客入場制限が出されたことから(チケット収入が1大会当たり数億円減るなど、複数の理由から)大会クオリティ維持のためにPPV料金が前売り5,000円(大会当日は5,500円)に値上げされた[注 18][167]。
2022年以降、コロナウイルス蔓延による観客入場制限が撤廃された後も、『戦争などによる世界的な物価の上昇』『コロナで離れた以前の客が完全に戻りきっていない点』『総合格闘家の世界的なファイトマネーの上昇』『円安による全経営コストの大幅上昇』など様々な事情から、運営費用がコロナの時期よりもさらに上がり、初期のような低価格での運営は完全に不可能となったことから[168][169]、価格は5,000円(大会当日のみ5,500円)のまま運営となっている。同時に、超RIZINシリーズや大晦日大会などの特別な大会は需要に合わせてPPV価格が上がり[170]、系列大会のRIZIN TRIGGERシリーズは、1大会あたり3,000円台の低価格で販売されるなどしていた[171]。
実況・解説
実況は、フリーアナウンサーの鈴木芳彦[注 19]、長坂哲夫[注 20]、矢野武、髙橋大輔が担当している。
解説者は、高阪剛や中井祐樹、川尻達也、佐藤ルミナ、藤井惠、杉山しずか、石渡伸太郎などが務めている。
ゲストとしてはケンドーコバヤシや、RIZINガール2019でグラビアアイドルの川村那月、RIZINアンバサダーでモデルのくるみが出演した。
旗揚げ時から2016年までは、メインキャスターに小池栄子[172]、2020年まではおのののかと朝比奈彩を起用し[173]、フジテレビの中継撤退までは実況陣に同局のアナウンサーも名を連ねていた。また、2023年までは高田延彦がメインキャスター兼解説者を担当していた。
RIZIN記録
- 2025年12月31日現在[注 21]
| 記録 | 選手 | 記録数 |
|---|---|---|
| 最年少王者 | 伊澤星花 | 24歳 + 167日 |
| 最年長王者 | 浜崎朱加 | 40歳 + 17日 |
| 最長王座在位 | ホベルト・サトシ・ソウザ | 1609日 |
| 最多試合 | 元谷友貴 | 23試合 |
| 最多勝利 | 堀口恭司 | 16勝 |
| 最多フィニッシュ勝利 | ホベルト・サトシ・ソウザ | 12勝 |
| 最多KO勝利 | イリー・プロハースカ | 10勝 |
| 最多一本勝利 | クレベル・コイケ | 8勝 |
| 最多判定勝利 | 扇久保博正 | 11勝 |
| 最多王座戦勝利 | ホベルト・サトシ・ソウザ | 6勝 |
| 最多王座戦 | ホベルト・サトシ・ソウザ | 7試合 |
| 最多連続王座防衛 | ホベルト・サトシ・ソウザ | 5回 |
| 最多階級制覇王者 | 堀口恭司 | 2階級制覇 |
| 最多連勝 | 伊澤星花 | 12連勝 |
| 最速KO勝利 | チャールズ・ベネット | 7秒 |
| 最速一本勝利 | ジョリー | 25秒 |
| 王座戦最速KO勝利 | イルホム・ノジモフ | 13秒 |
| 王座戦最速一本勝利 | 伊澤星花 | 64秒 |
提携団体
以下は提携している一部の団体[174]。
パンクラス
DEEP
K-1
VTJ
ZST
RISE
シュートボクシング
Bellator MMA
King of the Cage
Invicta FC
BKFC
Jungle Fight
BAMMA
ROAD FC
KSW
リトアニア・ブシドー協会
ロシアMMA連合
Gladiator Championship Fighting
German MMA Championship
Full Metal Dojo
FUSION FN
Cedar Fighting Championship
Spartacus Fighting Championship
Romanian Xtreme Fighting
International Ring Fighting Arena
Eagles FC
HEX Fight Series
Kunlun Fight
Samurai Fight Combat
KHK MMA
スタッフ
音楽
レフェリー
ジャッジ
- 松宮智生
- 橋本貴
- 石川喬也 他
インスペクター
- 五十嵐智子 他
なお、レフェリー・ジャッジ・インスペクターなどの競技オフィシャルは、一般社団法人日本MMA審判機構(JMOC)から派遣されている[181]。
リングアナウンサー
ラウンドガール
名称はRIZINガール。
| 名称 | 活動期間 | メンバー |
|---|---|---|
| RIZIN GIRL’S | 2015年12月29日 - 2016年12月30日 | 葉加瀬マイ、青山あみ[183]、上妻未来[184]、栄木明日香、太田麻美 |
| RIZINガール2017[185] | 2016年12月31日 - 2018年7月28日 | 葉加瀬マイ[183]、太田麻美[184]、栄木明日香、佐野真彩、松岡音々、川村直央、小泉エレナ、南梓、大柳麻友、白石蘭 |
| RIZINガール2018[186] | 2018年7月29日 - 2019年7月11日 | 川村那月、清瀬まち、今井みどり、美沙希、久保田杏奈、七海、永島美穗、小林愛梨、中村比菜、南真琴 |
| RIZINガール2019[187] | 2019年7月12日 - 2020年8月8日 | 東海林里咲、川村那月、永原芽衣、知本真以子、永島美穗、寺地みのり、椿梨央、木滑ひかる、星乃サラ |
| RIZINガール2020[188] | 2020年8月9日 - 2021年8月30日 | 東海林里咲、山口梓[注 25]、澤田実架、久保田杏奈、五十川ちほ、相沢菜々子、川瀬忍、広瀬晏夕、難波小百合、はるま、佐々木晴花、松本梨花、上運天美聖、川目百音 |
| RIZINガール2021[190] | 2021年9月19日 - 2022年7月31日 | 東海林里咲、山口梓、福江ななか、あきぴ、加奈、てんちむ、宮越愛恵、荒井つかさ、山本ゆう、じゅんこ、宇佐美なお、辻門アネラ |
| RIZINガール2022[191] | 2022年9月23日 - 2023年7月30日 | あおぽん、加奈、鞠奈、澤田実架、山口梓、福江ななか、あきぴ、Hinano、キャシー、なつみ、荒井つかさ、山本ゆう、COCO |
| RIZINガール2023[192] | 2023年9月24日 - 2024年12月31日 | COCO、西井綾音、秋澤うらら、菅田れもん、平野由佳、倉智天彩、宮瀬なこ、石鳥まい、田丸りさ、菅原早記、森香穂、大鷹りか、KOU |
| RIZINガール2025[193] | 2025年1月1日 - 2025年12月31日 | RIKO、竹内花、出町杏奈、亜和、花乃衣美優、武井さら、悠、KOU、塚越愛実、八乙女あんな、木村楓 |