国際SIL
少数言語のための非営利組織
From Wikipedia, the free encyclopedia
歴史
国際SILは、1934年にはじまった夏期言語講座(Summer Institute of Linguistics:SILは元はこの頭文字である)という、宣教師の習熟のためのアーカンソー州で行われた小さな夏期講習会に由来する。宣教師たちはのちに基本的な言語学的、人類学的原則に基づくウィクリフ聖書翻訳協会の翻訳者となった。創立者はグアテマラ宣教師のウィリアム・キャメロン・タウンゼント(1896年–1982年)である。
最初の夏期講習会の学生のひとりは、ケネス・パイク(1912年–2000年)である。彼はSILの歴史上の最重要人物である。彼はSILの会長の職に1942年から1979年まであり、その後2000年に没するまで名誉会長を務めた。パイク博士は、1982年から1996年の間、15年間連続してノーベル平和賞に推薦されていた。
国際的な評価と批判
SILは、公式の諮問地位をユネスコ、国際連合と持っている。また、多くの国においてNGOとしての地位を持っている。SILは米国のテキサス大学アーリントン校、オレゴン大学、カナダのトリニティーウェスタン大学、オーストラリアのノーザンテリトリー大学など複数の国の高等教育機関に対して、言語学上のプログラムのための教員と教材を提供している[1]。
一方、調査地における独善的介入が多様な問題を引き起こしており、「原理主義プロテスタント」とみなす見方もある[2]。また、あくまで各言語版の聖書を製作する過程での副次的行為である事を指摘する者もいる[3]。