ティ・ジョイ

日本の映画興行会社 From Wikipedia, the free encyclopedia

株式会社ティ・ジョイ: T-JOY CO.,LTD)は、東京都中央区銀座に本社を置くシネマコンプレックスの運営や映画製作配給などを行う企業東映の完全子会社[注 1]で、同社傘下のシネマコンプレックスチェーンとして、「T・ジョイ」「ブルク」「バルト」「ミッテ」の4つのブランドを中心に展開している[7][8]

本社所在地 日本の旗 日本
104-0061
東京都中央区銀座一丁目13番1号
ヒューリック銀座一丁目ビル10階
概要 種類, 本社所在地 ...
株式会社ティ・ジョイ
T-JOY CO.,LTD
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
104-0061
東京都中央区銀座一丁目13番1号
ヒューリック銀座一丁目ビル10階
設立 2000年8月28日
業種 サービス業
法人番号 2010001070535 ウィキデータを編集
事業内容 映画館の経営及びコンサルタント業務、
映画製作・配給、売店・飲食店経営、
キャラクター商品企画・開発・販売、
各種イベント企画・運営、
不動産売買及び賃貸ほか
代表者 代表取締役社長 多田憲之(東映代表取締役会長)[1][2]
資本金 30億円
売上高
  • 188億9,400万円
(2025年3月期)[3]
営業利益
  • 7億4,600万円
(2025年3月期)[3]
経常利益
  • 7億5,200万円
(2025年3月期)[3]
純利益
  • 7億7,700万円
(2025年3月期)[3]
純資産
  • 142億9,300万円
(2025年3月期)[3]
総資産
  • 210億4,100万円
(2025年3月期)[3]
従業員数 1,726名(2025年3月末現在)[4]
支店舗劇場一覧」参照
決算期 3月31日
主要株主
関係する人物 與田尚志(顧問・東映取締役)
手塚治(前代表取締役社長)[1]
外部リンク https://tjoy.co.jp/
テンプレートを表示
閉じる

概要

オープン当初からデジタルシネマシステム(DLP)を持つスクリーンを有しており[注 2]、衛星配信を用いて複数の映画館へデジタルデータで配給するシステムも導入されている。

映画興行事業とともに映画配給事業も主力事業としており、2003年には日本初となるライブビューイングも実施した[9]

館内で販売される飲み物は、元々2011年夏頃まではコカ・コーラであったが、2023年現在は鹿児島ミッテ10を除いて基本的にペプシコーラを販売している。

子会社に、映画やテレビ番組などの映像コンテンツ・ゲームソフト・演劇・ビデオ等映像出版物の企画、製作、販売などを行う「アマゾンラテルナ」を持つ。

沿革

  • 2000年
  • 2010年
  • 2011年
  • 2013年
    • 7月12日 - 日本初となる、座席予約が可能なスマートフォンアプリ「キネパス」をリリース[15]
  • 2016年
  • 2017年
    • 同社独自規格プレミアムシアター「T-LEX(ティ・レックス)」をT・ジョイ久留米に初導入。
  • 2018年
    • 3月21日 - 同社初の「MX4D」を広島バルト11に導入。
    • 11月23日 - 「Dolby Cinema」をT・ジョイ博多に日本国内初導入[18]
  • 2023年
    • 2月14日 - 代表取締役社長と親会社の東映の6代目代表取締役社長をそれぞれ務めていた手塚治が同年2月11日に死去したことを受け、代表取締役社長の後任を多田憲之(東映 代表取締役会長)が務める[1]
    • 4月1日 -「梅田ブルク7」が名称を「T・ジョイ梅田」に変更[19]
  • 2025年
    • 1月27日 - 本社および登記上本店を現在地に移転[20]
    • 7月18日 - 簡易株式交換により、東映の完全子会社に移行[21]
  • 2026年
    • 4月1日 - 商号を「東映ジョイ・エンタテインメント株式会社」に変更予定。「T・ジョイ」などのブランド名やロゴは従前通りとしつつ、今後は東映の映画興行事業におけるグループ一体感を高めるとともに、製作・配給・興行をスムーズに連携させる「映画事業の一体化」を推進していくとしている[22][23]

設備・サービス

2024年10月現在の情報となる。

さらに見る 設備名, 備考 ...
設備名 備考
ドルビーシネマ
ドルビーアトモス
  • ドルビーラボラトリーズが開発したオブジェクトオーディオに基づくサラウンド記録再生方式
  • 上記のドルビーシネマ対応スクリーンと下記のScreenX対応スクリーンに加えて、エミテラス所沢の8館に導入
IMAX
MX4D
  • MediaMation社によって開発された4D映画システム
  • 広島バルト11のみに導入
ScreenX
  • 韓国CJ CGVKAISTが共同開発した3面マルチプロジェクション・映画上映システム
  • 3館に導入
T-LEX
  • 同社独自規格のプレミアムシアター
  • 3館に導入
  • コンセプトは以下の通り
    • 従来比135%の大型スクリーン
    • JBL社の最高峰4ウェイ・シネマスピーカーを採用
    • 高精細4Kデジタルシネマプロジェクターを採用
    • 高級革張プレミアシート(追加料金500円)をスクリーン内に設置
ドルビーサラウンド7.1
  • ドルビーラボラトリーズが開発した7.1chサラウンド音声
  • 全ての劇場で対応
3D上映システム
  • ティ・ジョイでは以下の2つの方式を採用
  • ドルビー3D
    • 新潟万代
    • 長岡
    • 大泉
    • 京都
    • 東広島
    • 出雲
    • 博多
    • 久留米
    • 北九州
  • XpanD
    • 新宿
    • 横浜ブルク13
    • 蘇我
    • 鴻巣
    • 梅田
    • 広島
    • 大分
閉じる

オンラインチケット予約システム「KINEZO」・スマートフォン専用予約アプリ「キネパス」

スマートフォン・タブレット・パソコンを使い、ティ・ジョイのオンラインチケット予約システム「KINEZO」の公式サイト、または公式アプリ「キネパス」内で映画チケットの予約・購入が可能[24]

KINEZO会員またはAmazon.co.jp会員(Amazon Pay)から予約可能で、鑑賞日の2日前の午前0時から予約することができる[24][25][26]

チケットは10桁の予約番号に加え、KINEZO会員登録時に設定した生年月日のうち、月日4桁(例:1月1日生まれの場合は「0101」)を4桁の発券用パスワードとして入力、またはiOSAndroidスマートフォンを使用してKINEZOのチケット購入サイト内およびキネパスのアプリ内にて表示した会員QRコード画面、またはKINEZO券売機で登録したスマートフォンに搭載のFeliCa、あるいは交通系ICカードSuicaICOCASUGOCAなど)やその他の電子マネー(IDQUICPayWAON楽天Edynanaco)などをかざして紙チケットを発行することが可能である[27][24][28][29]

支払いは予約サイトまたはアプリからの場合はクレジットカードのほか、現金(券売機での「あとから決済」)、U-NEXTポイント・モバイルSuicaAmazon PayPayPay、券売機からの場合は現金のほか、クレジットカードと電子マネー(交通系IC、ID、QUICPay、WAON、楽天Edy、nanaco)が利用可能。一方のPiTaPaは決済非対応となっている(広島バルト11はPiTaPaに加えnanacoも決済非対応)[24][25][30][28][31][32]

シアター内へは、発券した紙チケットに印字されているQRコード、KINEZO公式サイト内およびキネパスのアプリ内にて表示した会員QRコード画面、KINEZO券売機で登録したスマートフォンに搭載のFeliCaや交通系ICカード、その他の電子マネー(ID、QUICPay、WAON、楽天Edy、nanaco)のいずれかをかざして入場する[27][33]

劇場一覧

さらに見る 劇場名, 所在地 ...
劇場名所在地開館日規模備考
T・ジョイSEIBU大泉東京都練馬区
オズスタジオシティ
2001年12月15日9スクリーン
1,592席
  • 西武不動産(旧・西武リアルティソリューションズ)との共同事業体で、運営を担当
  • 東映東京撮影所内にある[注 3]
  • エントランス部には東映に関わりのある人物の手形と写真パネルが常設展示されている[注 4]
  • デザインはフィールドフォー・デザインオフィスが担当
T・ジョイPRINCE品川東京都港区
品川プリンスホテル
2002年4月25日11スクリーン
2,008席
  • 西武不動産(旧・西武リアルティソリューションズ)との共同事業体で、運営を担当
  • 2016年3月31日までは日本で唯一のホテル直営によるシネコンとして運営されていた
新宿バルト9東京都新宿区
新宿三丁目イーストビル
2007年2月9日9スクリーン
1,842席
  • TOHOシネマズとの共同事業体で、運営を担当
  • 2004年1月9日に閉館した旧「新宿東映会館」跡地に建設
  • 「カフェ オアゼ」を併設
こうのすシネマ埼玉県鴻巣市
エルミこうのす
2013年7月5日[34]8スクリーン
1,571席
  • 設計・内装は東映建工が担当[35]
  • 詳しい沿革は左記リンク参照
T・ジョイ エミテラス所沢埼玉県所沢市
エミテラス所沢
2024年9月24日12スクリーン
1,872席
  • 松竹マルチプレックスシアターズと西武不動産(旧・西武リアルティソリューションズ)との共同事業体で、運営を担当
  • 全スクリーンに4Kレーザープロジェクターを導入
T・ジョイ蘇我千葉県千葉市中央区
ハーバーシティ蘇我
2005年4月28日12スクリーン
2,105席
  • 「T-LEX」導入劇場(2020年2月14日導入)
  • 2025年12月10日に「ScreenX with Dolby Atmos」を導入[36][37]
横浜ブルク13神奈川県横浜市中区
ヒューリックみなとみらい
2010年3月19日13スクリーン
2,483席
T・ジョイ横浜神奈川県横浜市西区
JR横浜タワー
2020年6月24日9スクリーン
1,230席
  • シアター内の内装は東映建工が担当[8]
  • 映画上映以外にも多目的な利用を意図した運用を計画している
  • JR横浜タワー内の店舗と連携し、購入した弁当などを楽しみ鑑賞する「FOODシネマ」も展開[40]
  • 9スクリーン全てにレーザープロジェクターと3D対応スクリーンを備える[41]
T・ジョイ新潟万代新潟県新潟市中央区
BP2
2001年7月14日8スクリーン
1,440席
2001年4月8日に閉館した「新潟東映劇場」(新潟東映→東映パラス)の後継
T・ジョイ長岡新潟県長岡市
リバーサイド千秋
2007年4月20日10スクリーン
1,695席
  • デザインはフィールドフォー・デザインオフィスが担当
  • 「T-LEX」導入劇場(2019年3月21日導入)
T・ジョイ京都京都府京都市南区
イオンモールKYOTO
2010年5月27日12スクリーン
2,193席
内装・設計は東映建工[35]、デザインはフィールドフォー・デザインオフィスがそれぞれ担当
T・ジョイ梅田大阪府大阪市北区
E-MAビル
2002年4月27日7スクリーン
1,406席
  • 2002年4月28日に閉館した「梅田東映会館」(梅田東映→東映パラス→東映パラス2)の後継
  • 当初は松竹マルチプレックスシアターズとの共同運営であったが、現在は単独運営
T・ジョイ出雲島根県出雲市
ゆめタウン出雲
2008年6月21日10スクリーン
1,767席
  • 全スクリーンがDLP対応
  • デザインはフィールドフォー・デザインオフィスが担当
T・ジョイ東広島広島県東広島市
フジグラン東広島
2000年12月9日6スクリーン
958席
「T・ジョイ」の第一号として開業
広島バルト11広島県安芸郡府中町
イオンモール広島府中
2004年3月24日11スクリーン
1,782席
TOHOシネマズと共同事業体で、運営を担当
T・ジョイリバーウォーク北九州福岡県北九州市小倉北区
リバーウォーク北九州
2003年4月19日8スクリーン
1,367席
T・ジョイ久留米福岡県久留米市
久留米アミューズメントビル
2004年12月25日10スクリーン
1,755席
  • 当館が運営するフライドポテト専門店「キッチン オアゼ」を併設
  • 「T-LEX」導入劇場(2017年4月1日)
T・ジョイ博多福岡県福岡市博多区
JR博多シティ
2011年3月3日11スクリーン
1,899席
デザインはフィールドフォー・デザインオフィスが担当
T・ジョイパークプレイス大分大分県大分市
パークプレイス大分
2002年4月25日9スクリーン
1,498席
鹿児島ミッテ10鹿児島県鹿児島市
アミュプラザ鹿児島
2004年9月17日10スクリーン
1,833席
  • 開館前日の2004年9月16日に閉館し、離れた場所の天文館千日町)に存在した「鹿児島東映劇場」の後継で、同館を単独で運営していた有楽興行と共同事業体
  • デザインはフィールドフォー・デザインオフィスが担当
閉じる

他社との共同経営劇場

T・ジョイ稚内
稚内市中央3丁目6-1、キタカラ 2階 <3スクリーン、2010年6月12日開館>
ティ・ジョイ、最北シネマ株式会社共同事業体。日本最北端に位置する映画館であることから、鑑賞チケットに「最北の映画館へようこそ」と記されている。3スクリーン・250席とティ・ジョイの系列館としては最小規模であるものの、シアター1とシアター3はティ・ジョイ唯一となる円偏光方式の3D設備であるRealDに対応している。一方でKINEZOは非導入。
札幌シネマフロンティア
札幌市中央区北5条西2丁目5 JRタワー札幌ステラプレイス 7階 <12スクリーン、2003年2月22日開館>
TOHOシネマズ松竹マルチプレックスシアターズ、ティ・ジョイ共同事業体。運営は、札幌シネマフロンティア株式会社(東宝、松竹、ティ・ジョイ共同出資会社)→TOHOシネマズ。
大阪ステーションシティシネマ
大阪市北区梅田3-1-3、大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング 11階 <12スクリーン、2011年5月4日開館>
松竹マルチプレックスシアターズ、TOHOシネマズ、ティ・ジョイ共同事業体。かつて存在していた「梅田ピカデリー1・2・3・4」(2011年1月16日閉館)の事実上の後継映画館であり、運営も松竹マルチプレックスシアターズが行っている。
なんばパークスシネマ
大阪市浪速区難波中2-10-70、なんばパークス 8階 <11スクリーン、2007年4月19日開館>
松竹マルチプレックスシアターズ、ティ・ジョイ共同事業体。運営は松竹マルチプレックスシアターズ。

映画配給部門

関連項目

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI