スズメバチの成虫は、毒針の向きを自在に変えられるよう、腹柄(胸部と腹部の間のくびれ)が非常にくびれている[2]。食道はそこを通っているため細く、固形物を摂取することができない[2]。
そのため、成虫は自分で捕った餌ではなく、幼虫が吐き出す栄養液を摂取する。成虫が捕る餌は幼虫に与えるためのものであり、幼虫がそれをV.A.A.M.を含む栄養液に変換する[2]。このような関係を「栄養交換」と呼ぶ。スズメバチは巣を失うと2 - 3日で死んでしまうが、これは幼虫が吐き出す栄養液を得られなくなるからである[1]。