きんこ
海鼠を用いた日本の乾物
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| キンコ | |||||||||||||||||||||||||||
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樹手目キンコ科キンコ属オレンジフッテドシーキューカンバー種の標本 | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Cucumaria frondosa japonica Semper, 1868 | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| キンコ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Japanese cucumaria; Gray subtidal sea cucumber; Giant black sea cucumber; Black sea cucumber[1] |
概要
特徴

長楕円形をしており、全長 10–20cm(カナダ太平洋沿岸では、30cm以上の個体もみつかる[14])で、幅・高さはその半分程度[2][3]、ずんぐりと太い[6]。体色はさまざまで、灰褐色のものが多いが、暗褐色、濃紫色、黄白色のものは肥厚して滑らかな触感である[2][6]。
細かい枝に分岐した触手を10本持っており、長さは均等である(腹側の2本も他の8本と同大[2])。口周りや、すぼめた触角は白や赤交じりでかなり色彩豊かであるが、叢状に広げられた触角は黒色である[14]。
背腹の区別がつきにくいが[6]、腹側は湾曲し、背側は扁平ぎみである[2][3]。
管足は5条の[14]歩帯に2列ずつ並んでいるが、歩帯間にも管足は散在的に生じる[2]。
骨片は、縁が鋸歯状(あるいは小波状[14])の穿孔板で、イボ状の突起を持つが[2][14]、かたちは多様で、大型個体にはみつからない[14]。石灰環は、石灰化不完全で結合組織に埋没する[2]。ポーリ嚢は単一だが、体長にせまる長さに達する[2]。黄色い[3]生殖腺は背側の体内の隔膜の両側にびっしりと張りついている(枝分かれはしない)[2]。キュビエ器官はもたない[2]。