さきたま杯

埼玉県浦和競馬組合が主催する地方競馬の重賞競走 From Wikipedia, the free encyclopedia

さきたま杯(さきたまはい)は、埼玉県浦和競馬組合浦和競馬場で施行する地方競馬重賞競走ダートグレード競走JpnI)である。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は「農林水産大臣賞典 さきたま杯」と表記される。

開催国 日本の旗 日本
競馬場 浦和競馬場
第1回施行日 1997年9月15日
概要 さきたま杯, 開催国 ...
さきたま杯
浦和競馬場を走る競走馬ホワイトフーガ。2017年5月31日 さきたま杯。
2017年さきたま杯
開催国 日本の旗 日本
主催者 埼玉県浦和競馬組合
競馬場 浦和競馬場
第1回施行日 1997年9月15日
2025年の情報
距離 ダート1400m
格付け JpnI / 国際LR
賞金 1着賞金8000万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上(指定交流)
負担重量 定量
出典 [1]
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競走名の「さきたま」は行田市にある「前玉神社」に由来し、「幸魂(さきたま、さきみたま)神社」ともいう。ここから「前玉(さきたま)」、さらに「埼玉(さいたま)」と転じた説が有力で、埼玉県という県名の発祥地ともされる。なお、同神社周辺の地名も「埼玉」と書いて「さきたま」と読む[2]

副賞は農林水産大臣賞、埼玉県浦和競馬組合管理者賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、また生産牧場賞がある(2024年)[3]

概要

1997年に、サラブレッド系4歳(現3歳)から10歳(現9歳)までの馬による中央・地方全国交流重賞(統一GIII・南関東G2)として創設された。

競走条件は2003年に3歳以上に変更、2005年からは4歳以上となっている。格付けは2011年よりJpnIIに格上げされた。

2024年より古馬ダート短距離戦線の上半期の最大目標として整備される一環で、6月中旬に移行したうえで再び3歳以上に条件を変更し、JpnIに格上げされた[4]。これにより、南関東公営競馬のすべての競馬場に常設のGI級競走が設定されることになった[5]

条件・賞金等(2025年)

出走資格
サラブレッド系3歳以上。地方競馬所属選定馬及びJRA所属選定馬。
負担重量
定量。3歳53kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減(南半球産3歳馬2kg減、同4歳馬1kg減)。
賞金額
1着8000万円、2着2800万円、3着1600万円、4着800万円、5着400万円、着外手当25万円[6]

歴史

  • 1997年 - 浦和競馬場のダート1400mにおけるサラブレッド系4歳(現3歳)から10歳(現9歳)までの別定の中央・地方全国指定交流の重賞(統一GIII・南関東G2)競走、さきたま杯として創設。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳から10歳まで」から「3歳から9歳まで」に変更。
  • 2003年 - 出走条件を3歳以上に変更。負担重量をグレード別定に変更。
  • 2005年 - 施行時期を5月下旬もしくは6月上旬に変更。出走条件をサラブレッド系4歳以上に変更。
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更。
  • 2011年
    • JpnIIに格上げ。
    • 1着賞金が3100万円に増額。
  • 2020年 - 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行及び改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法32条に基づいて日本国政府から発令された新型コロナウイルス緊急事態宣言により、客を入れない「無観客競馬」として開催(2021年も同様)。
  • 2022年 - 1着賞金が3500万円に増額。
  • 2023年
    • 1着賞金が4000万円に増額。
    • 売得金額が10億7542万500円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数も4288人を記録。
  • 2024年
    • 「全日本的なダート競走の体系整備」に伴い、JpnIに格上げし、施行時期を6月中旬に、出走条件をサラブレッド系3歳以上に、負担重量を定量にそれぞれ変更。
    • 1着賞金が8000万円に増額。
    • 売得金額が16億9706万8000円を記録し、本競走1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数も10000人を記録。
  • 2025年 - 売得金額が18億7159万4900円を記録し、同競走及び浦和競馬場1レースの売上レコードを更新。当日の入場者数も6809人を記録。

歴代優勝馬

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。JRA騎手・調教師の表記は旧字体等の登録を禁止したJRA規定に従う。

すべて浦和競馬場ダート1400mで施行。

さらに見る 回数, 施行日 ...
回数施行日優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1997年9月15日フジノマッケンオー牡6JRA1:25.8吉田豊中村好夫高橋文枝
第2回1998年9月2日テセウスフリーゼ牡6JRA1:25.8的場均新関力田口慶子
第3回1999年9月2日セタノキング牡8JRA1:23.8R石崎隆之嶋田潤安藤忠代士
第4回2000年9月6日レイズスズラン牡6JRA1:24.7江田照男増沢末夫鈴木修平
第5回2001年9月5日ゲイリーイグリット牝6JRA1:25.7松永幹夫増本豊(株)東京サラブレッドビューロー
第6回2002年9月4日レイズスズラン牡8JRA1:26.1江田照男増沢末夫鈴木修平
第7回2003年9月24日ノボトゥルー牡7JRA1:25.5武豊森秀行(有)池ばた
第8回2004年9月8日ロッキーアピール牡6川崎1:25.5今野忠成山崎尋美金子真人
第9回2005年5月18日ニホンピロサート牡7JRA1:25.5小牧太目野哲也小林百太郎
第10回2006年5月31日アグネスジェダイ牡4JRA1:26.5武豊森秀行渡辺孝男
第11回2007年5月30日メイショウバトラー牝7JRA1:26.1武豊高橋成忠松本好雄
第12回2008年5月28日リミットレスビッド牡9JRA1:25.9岩田康誠加用正(有)社台レースホース
第13回2009年5月27日スマートファルコン牡4JRA1:26.4岩田康誠小崎憲大川徹
第14回2010年5月26日スマートファルコン牡5JRA1:26.2岩田康誠小崎憲大川徹
第15回2011年6月1日ナイキマドリード牡5船橋1:26.0戸崎圭太川島正行小野誠治
第16回2012年5月30日セイクリムズン牡6JRA1:25.8岩田康誠服部利之金田成基
第17回2013年5月29日テスタマッタ牡7JRA1:27.4戸崎圭太村山明吉田和美
第18回2014年5月28日ノーザンリバー牡6JRA1:26.7蛯名正義浅見秀一林正道
第19回2015年5月27日ノーザンリバー牡7JRA1:26.7蛯名正義浅見秀一林正道
第20回2016年6月1日ソルテ牡6大井1:25.9吉原寛人寺田新太郎(株)フロンティア・キリー
第21回2017年5月31日ホワイトフーガ牝5JRA1:25.7蛯名正義高木登西森鶴
第22回2018年5月30日サクセスエナジー牡4JRA1:26.2松山弘平北出成人高嶋哲
第23回2019年5月29日ウインムート牡6JRA1:25.3和田竜二加用正(株)ウイン
第24回2020年5月27日ノボバカラ牡8JRA1:25.8森泰斗森秀行(株)LS.M
第25回2021年6月3日アルクトス牡6JRA1:24.9田辺裕信栗田徹山口功一郎
第26回2022年6月1日サルサディオーネ牝8大井1:25.3矢野貴之堀千亜樹菅原広隆
第27回2023年5月31日イグナイター牡5兵庫1:25.3笹川翼新子雅司野田善己
第28回2024年6月19日レモンポップ牡6JRA1:26.7坂井瑠星田中博康ゴドルフィン
第29回2025年6月25日シャマル牡7JRA1:23.2R川須栄彦松下武士金山敏也
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Rはコースレコードを示す。

脚注

    出典

    外部リンク

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