アオジ
ホオジロ科ホオジロ属の鳥
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アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀、Emberiza spodocephala)は、スズメ目ホオジロ科ホオジロ属に分類される鳥類。
| アオジ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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アオジ Emberiza spodocephala personata | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Emberiza spodocephala Pallas, 1776 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Black-faced bunting | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 亜種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
分布
形態
全長14-16.5 cm。体重16-25 g。上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞が入る。中央部2枚の尾羽は赤褐色。外側の左右5枚ずつは黒褐色で、最も外側の左右2枚ずつは白い。
上嘴は暗褐色、下嘴の色彩は淡褐色。後肢の色彩は淡褐色。
オスは眼先や喉が黒い。
- アオジ E. s. personata
下面が黄色い羽毛で覆われ、喉が黄色い。オスの成鳥は頭部は緑がかった暗灰色で覆われ、目と嘴の周りが黒い[2]。和名のアオは緑も含めた古い意味での青の意でオスの色彩に由来する[3]。青色の鳥類の和名にはオオルリ、ルリビタキなどのように瑠璃色が用いられている[4]。漢字表記の「蒿」はヨモギの意。メスの成鳥は緑褐色の羽毛で覆われ、上面が緑褐色の羽毛で覆われる。色合いなどはノジコに似ており、素人では見分けが困難である。
| 各方向からのメス、喉が黄色い |
- シベリアアオジ E. s. spodocephala
下面が淡黄色の羽毛で覆われる。オスの成鳥は頭部と胸部が暗灰色の羽毛で覆われる。メスの成鳥は灰褐色の羽毛で覆われ、上面が灰色がかった緑褐色の羽毛で覆われる。
生態
亜種
亜種には以下の3つがある[5]
- アオジE. s. personata Temminck, 1836
- (亜種和名なし) E. s. sordida Blyth, 1845
- シベリアアオジ E. s. spodocephala Pallas, 1776
なお、亜種 E. s. sordida の亜種和名をカラアオジとする文献があり[6]、この亜種和名を使った例はインターネット上にも印刷物にも、しばしばみられる。しかし、カラアオジという亜種和名はもともと E. s. extremi-orientis に対してつけられた和名であるので[7][8]、E. s. sordida の和名をカラアオジとするのは混乱のもとであり、好ましくないだろう。亜種 E. s. extremi-orientis については、現在ではこれを基亜種 E. s. spodocephala の後行シノニムとみなして亜種として認めない説が一般的である。