アキグミ
グミ科グミ属の落葉低木
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アキグミ(秋茱萸[3]、学名: Elaeagnus umbellata または Elaeagnus umbellata var. umbellata)はグミ科グミ属の落葉低木。山野や河原などに生える。果実は食用となり、果実酒などに利用される。和名は秋に果実が熟すことから[3]。「あさつき」の異称がある[4]。高知県では「しゃしゃぶ」と呼ばれる[5]。
分布・生育地
特徴
低木の落葉樹で[6]、樹高は2 - 3メートル (m) 程度に成長する[3]。樹皮は暗灰色で皮目があり、太くなると縦に裂ける[7]鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文。若木は滑らかで皮目がある[7]。小枝は灰白色をしており、銀灰色や褐色の鱗状毛が密生している[3][7]。葉は互生し、長さ4 - 8センチメートル (cm) の長楕円形状の披針形で白っぽい緑色、葉の裏と葉柄に銀白色の鱗片に覆われている[6][3]。
花期は春(4 - 6月)[7]。花は葉の付け根に数個ずつ集まって咲き[6]、花色は咲き始めは白く、のち薄黄色へ移り変わっていく[3]。花冠はなく、長さ5 - 7ミリメートル (mm) ある筒状の萼の先が4裂してる[3]。雄蕊は4個、雌蕊は1個つく[3]。
果期は秋(9 - 11月ごろ)[7]。朱色から赤色に熟す果実は直径6 - 8 mmほどある[3]。ほかのグミ類の果実が楕円形なのに対し、アキグミは球形に近い。実は生食できるが、タンニンを多く含むため強い渋みを感じさせる[6][3]。
冬芽は裸芽で、幼い葉が複数集まり、赤褐色の鱗状毛が密生する[7]。枝先には頂芽がつき、側芽は枝に互生する[7]。葉痕は半円形で、維管束痕が1個つく[7]。



