アジップ
イタリアの石油会社
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歴史
1926年、それまで国内での石油探鉱開発にあまり興味を示さなかったイタリアが政府出資60%にて設立したのが国営石油会社アジップの始まりである。しかし他の石油企業のBPなどと異なり、当初は自らの石油資源をまったく保有していなかった。国内及びルーマニア、アルバニア、ソマリア等で探鉱活動を続けながら僅かな成果をあげるにとどまった。
第2次世界大戦後、石油産業の再建を民間資本によって行う政策を推進した政府から、アジップは石油精製・販売を禁じられ、会社を清算することを命じられた。しかし後のENIの初代社長であるエンリコ・マッティは会社清算を行わず逆に探鉱活動を積極的に推進。そして1949年、ついにコルテマッジョーレの大ガス田を発見した。そして、その権利をアジップに与えることを議会に承認させた。このことで経営基盤が確立され、1953年にはENI創設。マッティはその初代総裁に就任した。