アルゴストリ
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歴史
観光地
アルゴストリ市街の東部、湾の端にある聖ゲオルギオス城の下には、クタヴォス潟が広がっていて、アカウミガメがエサを食べる場所となっている。クタヴォス潟は、現在は自然保護のためだが、かつては蚊やマラリアが発生する沼地であり、通行不可となっていた。イギリス人のケファロニア島総督であった将軍チャールズ・ジェームズ・ネイピア卿は、スイス人技師のコローネル・シャルル・フィリップ・ド・ボセットを招き、1813年に木製の橋をクタヴォス潟の上に建設した。4年後には石造のアーチが付け足され、さらに26年後には橋全体が石造に造りかえられた。2005年までこの橋はずっと使用されてきたために、ギリシャ文化省はこの橋を補強するために使用不可とした。ドレパノ橋の中間に立つと、この石造の橋が見られる。
アルゴストリの市街から西へと続く海岸沿いの道は、ヴェネツィア共和国統治時代には「ピッコロ・ギロ (Piccolo Gyro)」と呼ばれていた。この道に沿った場所に、カサレヴサで「燕の穴」と呼ばれる現象が起こる所がある。海水が地中を潜って島の下を通り、別の場所から湧いて、メリサニ湖に出る現象である。この海水の力は水車に利用されてきた。さらにこの道を進むと、聖テオドロスの灯台という、教会の横に建設された灯台がある。一般にはファナリ灯台と呼ばれ、1829年のイギリス統治時代に建設された。1953年の地震で元の灯台は破壊されたが、現代になって再建され、ドーリア式の円柱を取り入れた構造になっている。
町村
アルゴストリ市は以下の町村(集落)から成っている。
- アゴン(Agkon)
- アルゴストリ(Argostoli)
- ココラタ地区(Kokolata)
- コンボテクラタ地区(Kompothekrata)
- ミニア地区(Minia)
- ダヴガタ(Davgata)
- ディリナタ(Dilinata)
- ファラクラタ(Faraklata)
- ドラパノ地区(Drapano)
- プロコパタ地区(Prokopata)
- ラザタ地区(Razata)
- ファルサ(Farsa)
- カルダカタ(Kardakata)
- クルクラタ(Kourouklata)
- ニフィ(Nyfi)
- トロヤナタ(Troianata)
- デムツァナタ地区(Demoutsanata)
- ミタカタ地区(Mitakata)
- ゾラ(Zola)
交通
人口推移
| 年 | 人口(人) | 増減 | 市人口(人) | 増減 | 人口密度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1981 | 7,164 | - | - | - | - |
| 1991 | 6,815 | -349/-4.87% | 9,918 | - | 63.99/km² |
| 2001 | 9,522 | 2,707/28.43% | 12,589 | 2,671/26.9% | 81/km² |
著名な出身者
- クリスティアン・ゼルヴォス (1889-1970、美術品収集家)
- イオアニス・メタクサス (1871-1941、ギリシャ首相)
- アントニス・トリツィス (1937-1992、アテネ市長)
