兎形目
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兎形目(とけいもく[3]、Lagomorpha)は、哺乳綱に分類される目。別名兎目、ウサギ目[5]。
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Lagomorpha Brandt, 1855[2] | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 兎形目[3][4] | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 科 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分布
形態
分類
目名Lagomorphaは、古代ギリシャ語で「ウサギ型」を意味する語に由来する[6]。「(λαγος (lagos) + μορφή (morphē)」からきている。つまり、「ウサギ目」は(たとえばネコ目などと違い)1980年代以前から使われている翻訳語である(ただし古くは兎目と書くこともあった)。
始新世前期の約5千万年前に出現したと考えられている[6]。門歯が伸びつづける事から以前は齧歯目の重歯亜目Duplicidentataに含まれていたが[7]、上顎門歯の裏側にある楔形門歯などの特徴から独立した目として本目が分割された[6]。齧歯目(単歯類)との類似性は収斂進化によるものとされていたが、化石記録からこれらの目がグリレス類という単系統群を構成することが支持されている[7][8]。
化石群としてはエウリミルス科Eurymylidaeやミモトナ科Mimotonidaeを本目に含める説もあった[9]。エウリミルス科は楔形門歯を持たないという現生群と異なる特徴があり[7]、のちに原始的な単歯類とみなされている[8]。ミモトナ科は重歯類とされるが、独立したミモトナ目Mimotonidaとして本目から分割する説もある[1]。
以下の分類は、Hoffmann & Smith (2005) に従う[2]。和名は川田ら (2018) に従う[4]。
- ウサギ科 Leporidae
- ナキウサギ科 Ochotonidae
- †サルデーニャウサギ科 Prolagidae
生態
人間との関係
生息地では食用とされることもあり、食用に養殖されることもある。
アナウサギはペットとして飼育される事もあり(カイウサギ)、小型種のネザーランド・ドワーフなど、数多くの品種が作り出されている。アナウサギは人為的に世界各地に移入され、各地の植生を破壊したり移入先に分布する動物の競合などが問題となっている。開発による生息地の破壊などにより生息数が減少している種もいる。