ウシハコベ
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ウシハコベ(牛繁縷・牛蘩蔞[5]、学名: Stellaria aquatica)はナデシコ科ハコベ属の越年草、ときに多年草。属を独立させ、ウシハコベ属とし、学名を Myosoton aquaticum とする場合がある[4][6][7]。市街地から畑など身近に見られる野草で、食用することもできる。
名前の由来
分布と生育環境
特徴
全体のようすは同属のハコベに似るが、比べて大型である。茎は枝が多く、下部は地をはい、上部は斜めに立ち上がって高さは20 - 50センチメートル (cm) になる[8]。茎は円柱形で、節の部分は紫色を帯び、上部には腺毛が生える。葉は対生しハコベよりも大きく、下部の葉は葉柄があり、上部のものは無柄で茎を抱く[8]。葉身は卵形から広卵形で、長さ1 - 8 cm、幅0.8 - 3 cmになり、先端はとがり、基部は円形から浅心形で、ふつう葉の両面に毛はない[4][6][7]。
花期はふつう春から秋(4 - 10月)[8]。花は上部の葉腋に集散花序をつけるか単生する。花柄は長さ5 - 18ミリメートル (mm) になり、腺毛が密生し、花後は次第に下向きになる。萼は離生し萼片は5個、裂片は長卵形で長さ4 - 5.5 mm、腺毛が密生し、先端はやや鋭形。花弁は5個で白色、萼片より長いか短く、基部まで深く2裂し[9]、10弁花にみえる。雄蕊は10個。卵球形の子房の上に5個の花柱がある[8]。果実は蒴果になり、卵形で宿存する萼より長く、上部は5裂し各片の先はさらに2裂する。種子は円形から腎円形で、径約1 mmになり、低い乳頭状突起がある[4][6][7]。
- 花柱が5個ある。
利用
ウシハコベ属
ハコベ属はふつう花柱が3個あり、蒴果の先端が6裂するのに対し、ウシハコベは花柱が5個あり、蒴果の先端が5裂しさらにその裂片が2裂することから、ハコベ属から独立させ、ウシハコベ属(学名:Myosoton Moench )とする場合がある[6]。