スリランカ航空

スリランカのフラッグ・キャリア From Wikipedia, the free encyclopedia

スリランカ航空シンハラ語: ශ්‍රීලංකන් ගුවන් සේවය, タミル語: இலங்கை விமானச்சேவை,英語: SriLankan Airlines)は、スリランカ航空会社

概要

スリランカフラッグ・キャリアであり、2018年度(2018年4月-2019年3月)の純利益は57億スリランカ・ルピー[1]

コロンボバンダラナイケ国際空港ハブ空港としており、東アジア東南アジア南アジア中東西アジア)、ヨーロッパなど22カ国37都市(2019年現在)を結んでいる。

インドへは季節便も含めると2017年7月現在で14都市に週126便を運航しており[2]、インドに就航している外国航空会社では最大の運航便数である。 また、モルディブに最多数の直行便を運航する航空会社でもある。

航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している[3]

2019年5月には月間定時到着率90.75%を記録し、FlightStats社の発表する月間定時到着率ランキングの「グローバル航空会社」「主要航空会社」の2部門において1位を獲得した[4]

イギリススカイトラックス社による航空会社の格付けで「ザ・ワールド・スリー・スター・エアラインズ(The World's 3-Star Airlines)」の認定を得ている[5]

歴史

エア・ランカ時代の機体(L-1011 トライスター
  • 2016年10月、スリランカにおける単一の巨大航空会社設立の試みの一環で、姉妹航空会社のミヒン・ランカを吸収合併、全機材と航路業務を引き継ぎ、10航路を追加した。2016年末までに、フランクフルトパリローマ航路を廃止した。
  • 2017年10月、5年ぶりに新長距離航路としてオーストラリアのメルボルンへの直行便を就航[17]
  • 2020年2月、中国・武漢 へCOVID-19での救援便を運航[18]。8月には363億ルピー以上の赤字を報告し、早期退職制度を実施[19]
  • 2023年3月、前年のスリランカ政府のデフォルトを受けた、IMFによる金融支援プログラムに伴う構造改革の一環として、民間への売却が発表される[20]

就航路線

日本との関係

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スリランカ航空 日本への運航路線
便名 路線 機材
UL454/455 東京/成田 コロンボ
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日本との歴史

  • 1984年7月2日、成田-コロンボ線を運航開始。
  • 2011年12月25日から、成田-コロンボ線を週3往復から週4往復に増便[22]
  • モルディブのマレを経由のコロンボ-成田線は、2012年3月までにコロンボ直行便に経路を変更[23]
  • 2012年3月22日から23日にかけて、日本とスリランカの航空当局間協議が東京で開催され、2013年成田国際空港発着枠27万回化のタイミングで、成田関連路線について日本/スリランカ間輸送のオープンスカイ協定を実現することで合意した。また、関西国際空港中部国際空港など、首都圏以外の空港については、現在の2国間輸送の自由化に加え、以遠権についても自由化した[24][25]
  • 2014年11月15日から、同社初のエアバスA330-300を成田-コロンボ線に投入し、エアバスA340を置き換える。
  • 2018年のスリランカでのテロ事件の発生を受けて、コロンボへの旅客需要が減少したため、2019年7月24日から、成田発便がマレ経由に変更になった[26]
  • 2019年10月29日から、再び、成田-コロンボ直行に変更された。[要出典]
  • 2020年4月より、成田-コロンボ線を運休。
  • 2021年2月から、成田-コロンボ間を週2便で運航再開。
  • 2021年3月15日より、成田-コロンボ線を週2往復から週3往復に増便[27]
  • 2023年7月29日より、成田-コロンボ線を週3往復から週4往復に増便[28]
  • 2024年1月18日より、成田-コロンボ線を週4往復から週5往復に増便[29]

コードシェア提携航空会社

2019年8月現在、スリランカ航空とコードシェアを提携しているのは以下の会社[30]

ワンワールド加盟航空会社

その他航空会社

マイレージサービス

エミレーツ航空と「スカイワーズ」の名称でマイレージサービスを共通化していたが、2008年4月1日より「フライ・スマイルズ」(FlySmiLes)を開始。新プログラムは、利用状況によりゴールド、シルバー、ブルーの3つに分かれ、カテゴリーに応じた特典を提供する。ゴールドとシルバーは、コロンボ・バンダラナヤケ国際空港でのラウンジサービス、優先チェックイン、事前座席指定、空席待ちの優遇特典などが受けられる。なお、既存のスカイワーズ会員は2008年6月30日まで、保有するマイルを同レートで新プログラムに移行可能であった[9]

日本航空アメリカン航空ブリティッシュ・エアウェイズキャセイパシフィック航空などのワンワールドメンバーの他、エティハド航空とミヒン・ランカと提携している。

トピック

  • 2005年1月24日、スマトラ島沖地震災害から復興する為、スリランカ航空は1月29日から2月末まで「がんばれ!スリランカキャンペーン」を実施した。これは日本発パッケージ・ツアーの参加者の航空運賃分から、1人1万円を被災した小学校の再建に寄付するもので、スリランカン・ケア慈善基金を通じて教科書、ランドセル、制服などを提供する資金に充てられた[32]
  • 2011年2月、国際トラベルケータリング協会英語版 (ITCA) のマーキュリー・アワード2010で、スリランカ・ケータリング機内食の残り物の廃棄にあたり、熱処理後、廃棄物としてではなく、再利用可能な肥料等にして農家などで利用し、その活動が環境に配慮していると評価され、2部門で表彰された[33]
  • 2012年8月29日、従来の紙のマニュアルから、iPadを利用した「エレクトロニック・フライト・バッグ (EFB)」に切り替えた。2012年10月末までに、約300名のパイロットがiPadを使用する。同社ではiPadの採用で、正確かつ効率的にフライトが可能になるとしている[34]
  • 同社は機材の維持管理が行き届いておらず、また、社員教育のレベルも決して高くないため、大手旅行代理店のHISが公開している口コミ情報では、大多数の日本人利用者から低い評価を得ている[35]
  • 在スリランカ日本国大使館は、成田発コロンボ行きの機内で、複数の盗難や盗難未遂事案が発生していることを明らかにし、頭上の棚に収納する荷物には貴重品を入れないことや、就寝中などに盗難被害に遭う可能性があるとして、注意を怠らないよう呼びかけている[36]
  • 2019年2月19日、スリランカ航空が保有するエアバスA330-200のタイヤがチェンナイ空港着陸時にバーストする事故が発生した。当該機は10時間後にチェンナイ空港を離陸した[37]
  • 2019年4月21日に発生した、スリランカ連続爆破テロ事件で亡くなった日本人女性の遺体とその家族を乗せたスリランカ航空機(ALK454便、A330型機)が4月25日朝、成田国際空港に到着した。空港では青いシートに包まれて花束が手向けられたが降ろされ、スリランカ航空の関係者や空港作業員が黙礼して出迎えた[38]

機材

さらに見る 機種, 運航数 ...
スリランカ航空 保有機材(2025年5月現在)[39][40]
機種 運航数 発注数 定員 備考
J Y
エアバスA320-200 7 - 16 120 136
12 138 150
150 162
エアバスA320neo 2 - 12 138 150
エアバスA321neo 4 - 12 176 188
エアバスA330-200 2 1 18 251 269
252 270
エアバスA330-300 7 1 28 269 297
エアバスA350-900 - 4[41] 未定
22 6
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退役機材

参照

関連項目

外部リンク

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