ガーゼ
細い木綿糸を漂白して目の粗い平織りにした柔かい布
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語源
用途
精錬、漂白された粗布は衛生材料の保護ガーゼ(精製綿紗)にしばしば用いられ、消毒液を浸し創傷患部につけたり、肌着に用いたりする。
ガーゼは古典的な創傷被覆材であり、傷口にくっつき剥がす時に痛み、また湿潤環境をつくることができない[3]。そのため、ハイドロコロイドなど新しい創傷被覆材が登場した[3]。
第14改正日本薬局方[5]までは「ガーゼ」・「滅菌ガーゼ」の名称で収載されていた(そのため「日局ガーゼ」「日局滅菌ガーゼ」は薬事法上の医薬品であった)が、それ以降の改正で項目が削除されている。
手術時においては滅菌ガーゼが大量に使用される。吸水性を生かして血液を吸収するのに用いるほか、鉤で 組織を牽引する時に、組織が損傷しないように鉤と組織の間にガーゼを挟む用途もある。手術後に確実に回収するよう使った枚数を取り出したか計数(「ガーゼカウント」と呼ばれる)したり、X線撮影で確認したりすることが推奨されているが、実態として、体内に放置されたガーゼによる健康被害や死亡例も起きている[6]。
