キクガシラコウモリ科

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キクガシラコウモリ科(キクガシラコウモリか、Rhinolophidae)は翼手目の科。キクガシラコウモリ属Rhinolophus)のみが属す[3]。最古の化石は始新世のヨーロッパから知られている[4]

概要 キクガシラコウモリ科, 分類 ...
キクガシラコウモリ科
ヒメキクガシラコウモリ
Rhinolophus hipposideros
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 翼手目 Chiroptera
亜目 : 陰翼手亜目 Yinpterochiroptera
上科 : キクガシラコウモリ上科 Rhinolophoidea
: キクガシラコウモリ科 Rhinolophidae
Gray, 1825[1]
: キクガシラコウモリ属 Rhinolophus
Lacépède, 1799[1]
模式種
Vespertilio ferrum-equinum
Schreber, 1774[1]
和名
キクガシラコウモリ科[2]
キクガシラコウモリ属[2]
英名
horseshoe bat[3]
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ユーラシアアフリカオーストラリアなどの熱帯から温帯域に分布する[3][5]。頭胴長(体長)35–110ミリメートル、尾長25–45ミリメートル、前腕長35–70ミリメートル、体重4–40グラム[3]。英名horseshoe batは、発達した鼻葉の前部が馬蹄形であることに由来する[3]キクガシラコウモリ上科英語版に分類されており、近縁のカグラコウモリ科を亜科として含める説もあった[6]分子系統解析では、後期始新世にカグラコウモリ科との共通祖先から分岐したと推定されている[7]。現生群はキクガシラコウモリ属のみであるが[1][3]、化石属としてはヨーロッパの漸新統から産出するPalaeonycteris属が知られており[6]、2014年に中国江蘇省の中部始新統からProtorhinolophus属が記載されている[8]SARS関連コロナウイルスの自然宿主としても知られている[9]

現生種

以下の分類・英名は、Mammal Diversity Database (2025) に従う[10]。和名は日本産についてはコウモリの会(2023)に従う[11]。その他の和名はR. pusillusを除いて川田ほか(2018)に準拠し[2]、分類に変更のある種についてはマクドナルド・今泉(1986)で補った[12]

脚注

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