クダゴンベ
ゴンベ科の魚の一種
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クダゴンベ(学名: Oxycirrhites typus)は、ゴンベ科に属する海水魚。クダゴンベ属(Oxycirrhites)を構成する唯一の種(単型)である。最大でも全長13 cm程度にしかならない小型魚で、その和名の通り管状に長く伸びた口吻と、体側に入る赤い格子状の模様が特徴。インド太平洋に広く分布し、日本でも南日本を中心に散発的にみられる。観賞魚として流通することがある。
| クダゴンベ | ||||||||||||||||||||||||
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| 保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Oxycirrhites typus Bleeker, 1857[2] | ||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| クダゴンベ | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Longnose hawkfish |
分類
本種はオランダの魚類学者ピーター・ブリーカーによって1857年に初記載された。タイプ標本はインドネシアのアンボン島から得られたものである[3]。ブリーカーはこの時単型のクダゴンベ属Oxycirrhites を設立し、本種にOxycirrhites typus という学名を与えた[4]。このうち、属名のOxycirrhitesは、「尖った」を意味する"oxy "と、ゴンベ科のタイプ属であるイソゴンベ属の学名"Cirrhitus"の複合語で、本種が尖った口吻をもつゴンベ科魚類であることを表している。種小名のtypusは本種がクダゴンベ属のタイプ種であることを表している[5]。クダゴンベ属には本種の記載後少なくとも2種が記載されたが、そのいずれも現在では本種と同一種(シノニム)とされているため、同属は単型の状態が続いている[3]。
