珪孔雀石
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成分・種類
化学組成は(Cu,Al)2H2Si2O5(OH)4・nH2O、またはCu2-xAlx(H2-xSi2O5)(OH)·nH2O、x<1[2]。モース硬度は2.5-3.5で不純物として含まれるケイ素の量が多いほど硬度は高くなる。比重は1.9-2.4。結晶構造は基本的には非晶質だが、電子回折により単斜晶系と考えられている。
近年では、珪孔雀石の従来の組成について疑義が提示されている。2006年の研究では、水酸化銅(II)(Spertiniite)と非晶質の二酸化ケイ素、水の微視的な混合物という説が唱えられているが[3]、2010年の研究では、X線異常散乱法により水酸化銅(II)との類似性が認められたものの、銅-ケイ素-酸素結合と考えられるデータも見られ、SiO4およびCu(O,OH))6局所構造単位から成る独自の構造であることが示唆されるとの報告がある[4]。
産出地
性質・特徴
用途
関連項目
参考文献
- 豊遙秋・青木正博 『検索入門 鉱物・岩石』 保育社、1996年、ISBN 4-586-31040-5。
- 松原聰・宮脇律郎 『国立科学博物館叢書5日本産鉱物型録』 東海大学出版会、2006年、ISBN 978-4-486-03157-4。
- 堀秀道 『楽しい鉱物図鑑』 草思社、1992年、ISBN 4794204833