ゴ
ブータンの男性の民族衣装
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歴史
17世紀にシャブドゥン・ガワン・ナムゲルがブータン人に独自のアイデンティティを与えるために導入した[2]。
着装
袷仕立て、対丈、筒袖の和服に似た襟(へちま襟)付きの衣装だが、和服の1.5倍近い袵(おくみ:着物の打ち合わせを閉じた時に前身ごろに重なる部分)の広さが特徴。衽には「世界一大きなポケット」として伝統的にはビンロウの実などを入れていたが現在は携帯やノートパソコンなどを入れている人がいる[3]。
着用の際はおはしょりの要領で懐を大きく作ってたくし上げ、5センチ幅程度の帯を締める。
膝上丈までたくし上げるのが普通だが、国王のみは膝下丈である。
生地は紬や木綿、模様は格子模様や縞模様で、色はくすんだ赤や緑、茶色など、日本の丹前(どてら)を彷彿とさせる外見をしている。なお花がら模様はタブーとされている[4]。
下着として白い綿の長袖シャツ「テュゴ」、礼装用の肩掛け「カムニ」などを用いる。
カムニ
幅90センチ、長さ4.5メートルほどの布を、左肩から右脇に斜めにかける礼装用の肩掛け。身分によって色が分けられており、国王は橙黄色、大臣は緋色、局長および県長は臙脂色、副知事や次長は赤地で端に白いラインがあるもの、村長は逆に白地で端に赤いラインがあるもの、一般庶民は無地の白である。
