サクララン

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対生する葉
果実

サクララン(桜蘭[1][2]、学名:Hoya carnosa[3][4])はキョウチクトウ科旧ガガイモ科サクララン属のつる性多年草~常緑樹。和名は花色がサクラに、多肉質の葉がランにそれぞれ似ることから付けられた[5]。なお、桜とも蘭とも関係はない[6][7]

種小名carnosaは肉質を意味し、多肉質の葉にちなむ[8]

属名Hoyaは、英国の庭師・植物学者のThomas Hoyにちなみ名付けられた[8][9]。同属の外国産種も園芸用に栽培され、ホヤまたはサクラランと総称される[10][2]

サクララン属は100–200種あるとされ[11]、その多くがアジア、オーストラリア、太平洋諸島の熱帯雨林に分布する[12]。本種は最も耐寒性が高く、最低気温5℃まで耐える[13]

特徴

茎は太く、節から根を出して樹幹や岩を這い登り、垂れ下がることもある。葉柄や若枝は有毛。葉は対生し、葉身は長さ4–10 cm、幅4–5 cmの楕円形で肉厚全縁、葉表は光沢がありほぼ無毛、葉裏には斜上する毛がある。花序は腋生し、白~薄桃色で径1.5 cmほどの花を密につけ、直径5–7 cmほどの半球~球形の散形花序を形成する。花がマリのように見えるので、「毬蘭」とも呼ばれ[14]、よい香りがする[6]。花期は夏。各花の中心にある紅色の副花冠がよく目立つ。染色体数2n=22[1][2][5][11][15][16][8]。増やす場合、挿し木をするのが一般的で、適期は5月~9月頃。萌芽力が強いため、手軽に増やせる。

分布と生育環境、利用

九州南部~琉球列島、東南アジアにかけてに分布。海岸近くの岩場や石灰岩地の林内に生育。庭木など鑑賞用に利用される[1][2][5][11][12][15][16]

脚注

参考文献

外部リンク

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