サディズム
苦痛を与えることによって快感を味わう性的嗜好
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由来
サディスト
サディズムとは何か
精神障害としてのサディズム
→「性的倒錯 § 精神医学における診断基準」も参照
世界保健機関(WHO)の『疾病及び関連保健問題の国際統計分類』(ICD)においては、「ICD-9」では「性的サディズム」が独立した診断名として存在し、「ICD-10」では「サドマゾヒズム」の診断名が用いられていた。しかし、2019年の「ICD-11」からは、以前は「性嗜好障害」の下に「サドマゾヒズム」を分類していたが、「性嗜好障害」という言葉を使わずに「パラフィリア症群」という言葉を用い、「サドマゾヒズム」ではなく「強制的性サディズム症」という用語へと変更された[1]。
アメリカ精神医学会の『精神障害の診断と統計マニュアル』(2013年のDSM-5)では「同意していない者」に対して身体的、もしくは心理的な苦痛を与えること、もしくはそれを空想することに性的興奮を反復的に感じ、本人が心理社会的な問題が発生していると認めた場合性的サディズム障害の診断を付けることができる[2]。
よってBDSMは相手の同意があり、心理社会的問題は発生していないので診断を付けることはできない。
ただし本人が既に同意のない加虐行為を実行しており、多数の被害者に身体的、もしくは心理的な被害を及ぼしている場合でも他者の苦痛に対して無関心に振舞い、社会的問題を否認する者に対しては診断を付けることができる。
暴力行為などから反社会性パーソナリティ障害との鑑別が必要となり、また併発する場合もある。
