サバフグ属

フグ科の属 From Wikipedia, the free encyclopedia

サバフグ属(サバフグぞく、学名:Lagocephalus)は、フグ科の下位分類群の1つ。世界の熱帯から温帯海域にかけて分布し、外洋に生息する。体は細長く、体側面が銀色であることが特徴。有毒種と無毒種が存在し、しばしば混同されて食中毒を起こしている。

概要 サバフグ属, 分類 ...
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分類と名称

本属は1839年にウィリアム・スウェインソンによって設立され、基準種はクマサカフグであった[1]。属名は「ノウサギの頭」を意味し、ウサギの切歯のような歯を示していると考えられる[2]

下位分類

本属には以下の種が分類される。本項ではCatalog of Fishesの分類に従う[3]。英名はFishBaseに従う[4]

形態

体は細長く、口は小さく頭部の先端にある。鰓穴は細く、胸鰭基部前方にある。背鰭は体の後方にあり、臀鰭は対称的な位置にある。背鰭と臀鰭は尖り、背鰭は11-15軟条から、臀鰭は10-13軟条から成る[5]。体側面は銀色で、下部には皮褶がある[6]

生態

世界の熱帯から温帯海域にかけて分布し、外洋に生息する[7]。繁殖形態は卵生で、沈性卵を産む[8]

毒性

シロサバフグクロサバフグは無毒とされているが、海域や季節により毒性を有する[9]カナフグは内臓には毒を持つが筋肉は無毒である。この3種が可食種とされている。しかし、東南アジア産で日本でも希に発見されるドクサバフグは、内臓のみならず筋肉も猛毒で[10]、しばしば無毒のシロサバフグなどに混じって捕獲され、漁業者でも間違えることがある。

出典

関連項目

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