サラール族
中華人民共和国に居住するテュルク系民族
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起源
歴史
自治地方
文化
言語
三分の一ほどのサラール族だけがサラール語、一部がチベット語を使い、大半は漢語(中国語)を理解しそれをコミュニケーションに使用する。サラール語は二つの方言を持ち、その相違は専ら片方がチベット語及び漢語、もう片方がウイグル語及びカザフ語に影響を受けたことによる。サラール語はトルクメン語と類似性を有している。伝統的に、アラビア文字を使用するが、アラビア語やペルシア語からの借用語彙は比較的少ない。
文字
サラール語はアラビア文字もしくはラテン文字で書かれる。起源としてはアラビア文字のほうが古く、一般的であった。
アラビア文字
近年にいたるまで、サラール語を表記する唯一の文字はアラビア文字であった。これは宗教教育や日常文で使用され、一定程度の使用者数を誇ったが、中華人民共和国における民族教育などの公の場での使用にはいたらなかった。サラール族における漢語の併用率の高さを示すように、この表記法は当該地域の漢族ムスリム(回族)の使用する官話(中国語)のアラビア文字表記、『小児錦』と表記法が共通する部分が多い[1]。
ラテン文字
2008年7月に中国政府の命令で制定された、ラテン文字によるサラール語表記法。アラビア文字による表記法とは別個に、上から与える形で制定された。サラール語教育に使用される予定である。また、初のサラール語映画が吹き替えで漢族向けにも上映されたが、ここではラテン文字表記のサラール語が字幕で登場した。中国政府の担当者は、上記のアラビア文字表記法は一般の人にあまり普及していなかったので、ラテン文字による表記法を作り、民族教育に使用する予定であるとしている[2][3]。