サリシン

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サリシン (Salicin) は、D-グルコースを含むアルコール性のβ-グルコシドである。サリチルアルコールアグリコンとする。サリシンはすべてのヤナギの樹皮で産生する抗炎症性のグルコシドである[3][4]

概要 物質名, 識別情報 ...
サリシン
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
略称 Glc(b)-O-Ph(2-CH2OH)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.004.847 ウィキデータを編集
KEGG
RTECS number
  • LZ5901700
日化辞番号
  • J5.634K
UNII
CompTox Dashboard (EPA)
性質
C13H18O7
モル質量 286.280 g·mol−1
外観 無色の結晶
密度 1.434 g/cm3[1]
融点 207 °C (405 °F; 480 K)[1]
沸点 240 °C 分解[1]
43 g/L
エタノールへの溶解度 3 g/L
DMSOへの溶解度 20 g/L
ジメチルホルムアミドへの溶解度 30 g/L
比旋光度 [α]D 45.6° (c = 0.6 in EtOH)[2]
関連する物質
関連物質 サリチル酸
サリゲニン
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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サリシンは、アスピリンと化学的に大きな関係を持っており、人体においては鎮痛剤としてとてもよく似た効果を与える。服用するとサリチル酸に分解されるが、服用時にはキニーネのような苦味を感じる[5]

脚注

関連項目

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