サンゴヘビ属

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サンゴヘビ属(サンゴヘビぞく、Micrurus)は、コブラ科の下位分類群の1つ。アメリカ大陸に分布し、体色は赤、黒、黄、白の組み合わせで、縞模様を持つ。爬虫類両生類魚類を捕食し、繁殖形態は卵生である。強い毒を持ち、人間の死亡例もある。

概要 サンゴヘビ属, 分類 ...
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分類と名称

本属の祖先はアジアに分布していたが、中新世以前にアメリカに到達し、種分化していったと考えられている。クビワサンゴヘビ、アンデスセグロサンゴヘビ、レンジフォホソサンゴヘビ、ヒメセグロサンゴヘビの4種を、独自のホソサンゴヘビ属[1] Leptomicrurus に分類する見解もある[2]。属名は「小さな尾」を意味する[3][4]。和名はサンゴのように美しい体色に由来する[4]

下位分類

分類は主にRepFocusを参考[5]。和名は田原(2020)および中井(2021)を参考[6][4]

分布と生息地

アメリカ合衆国メキシコ中央アメリカ南アメリカに分布する。多くの種が森林に生息し、半水生の種、地表性の種、地中性の種が存在する[4][7]

形態

頭部は丸い。赤、白、黒の横帯が入る[3]。多くの種では、体色は赤、黄(白)、黒、黄(白)、赤の順に並んでいる。しかし本属に擬態するミルクヘビでは、体色の順は赤、黒、黄(白)、黒、赤となっている。ただし種や地域によって模様は異なるため注意は必要である[8]

生態

夜行性であり、主にトカゲヘビといった小型の爬虫類を捕食するが、両生類魚類を食べる種も知られる。繁殖形態は卵生である[4][9]鳥類や卵、小型哺乳類、昆虫、節足動物等も食べる。

強い神経毒を持つ[3]。一般的に毒は獲物に注入して、獲物の神経を麻痺させた後に捕食するために用いる。毒牙は短く、厚い衣服を貫通出来ない。

人間との関係

性質は大人しいが、毒は強いため、人が噛まれて死亡した事例もある[3][4]。日本では特定動物に指定され、個人での飼育は禁止されている。

脚注

参考文献

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