シビウ県
ルーマニアの県
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統計
人口は388,326人(2021年国勢調査)である。主要民族構成は下記の通り[1]。
信仰:
国内で5位の、都市化が進んだ県である。都市人口は県人口の65.8%を占め、残りの34.2%が村落に暮らす。伝統的に、県内で多数を占めてきたのはトランシルヴァニア・ザクセン人であった。第二次世界大戦後にルーマニアではドイツ人追放は行われなかったものの、戦時中ナチス・ドイツに協力した疑いをかけられ、ソビエト軍によりシベリアの強制収容所へ80,000人以上が送られた。残ったドイツ系の人々は共産主義体制下のルーマニアで迫害され政治的な権利を奪われた。1989年のルーマニア革命後、ドイツへ移住する人が増えて人口が減少した。
県南部は山地に近く、主にルーマニア人が暮らす(en:Mărginimea Sibiului、 マルジニメア・シビウルイ地域)。県北部はトランシルヴァニア高原で、公平にドイツ人とルーマニア人が暮らしていたが、トランシルヴァニア・サクソン人の村々は現在荒廃している。ロマ人人口は主に南部ルーマニアから共産主義時代に村落近くへ移ってきて、増加傾向にある。
| 年 | 県人口[2] |
|---|---|
| 1948 | 335,116 |
| 1956 | 372,687 |
| 1966 | 414,756 |
| 1977 | 481,645 |
| 1992 | 452,873 |
| 2002 | 421,724 |
| 2011 | 397,322 |
| 2021 | 388,326 |
地理
経済
シビウ県は国内で活発な経済活動が行われており、外国からの投資比率が高い。主要産業は以下のとおりである。
- 機械及び自動車部品製造
- 食品加工
- 織物産業
- 林業
県最大の天然資源は、県北部に特に多い天然ガスで、国有数の産出地である。
共産主義政権時代、コプシャ・ミカ(en:Copşa Mică)には2つの化学工業複合施設があり、周囲の環境を汚染していた。この地域はいまだヨーロッパで最悪の汚染地域とみなされている。幸運なことに1989年以後、多くの工業施設が閉鎖され、汚染地域はゆっくりと回復している。