シマノ・SLX
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概要
SLXは、XCレースやDHエンデューロ、トレイルライディング、ツーリングまで幅広いライディングスタイルに対応したコンポーネントである[2]。
当初、同社のクロスカントリー向けコンポーネントであるDeore LXから分化するかたちでのモデルチェンジとなっているが、600系の型番が付されていることや、オールマウンテン向けと発表されていることから、事実上、同社のHONEの後継とみられた。
- フロントハブに、従来の9ミリ軸のハブに加え、オールマウンテン、ダウンヒルで用いられるようになった、高強度の20ミリスルーアクスルのものが追加されたが、クランクセットは従来どおりトリプルギア(44T-32T-22T,48T-36T-26Tの2種類を用意)のものに加えてダブルギア(36T-22T)も用意され、技術的にはボトムブラケット一体設計のHOLLOWTECH2が引き続き採用されている。フロントディレイラーはこの2枚構成のクランクセットに専用のものを用意し、ブレーキは引き続き油圧式ディスクブレーキが採用されるが、新設計となり制動力が20%向上している。カセットスプロケットはSAINTと同じもの(CS-HG80-9)が使われ、シフトレバーにはラピッドファイヤ方式が採用される。
2010年にM663orM66*-10系として、3×10変速のモデルを追加した。
2012年にM670シリーズ[3]が発売されシングルテンションとスタビライザーでチェーン落ちを防ぐ、シマノ・シャドー・RD+[4]登場、2016年にはM7000シリーズ[5]で11速化した[2]。
2019年にはM7100シリーズ[6]でXTRから遅れること1年で10枚歯のトップギアを実現するカセットスプロケットとフリーハブのMICRO SPLINE[7]及びHYPERGLIDE+[8]を導入、12速化しフロントトリプルが廃止された[9]。