シャプカ
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概要
形状は、高さ約7ヴェルショーク(ru)(30cm強[注 1])の円錐形であり、毛皮製の、約2ヴェルショーク(約9cm)の幅の縁取りが側面下部を巻くようにとりつけられている。突き出たつばや、ウシャンカのような耳当ては有しない。縁取りの前面部分(時には後頭部側にも)にはスリットが入れられる。頭頂部は天を指すのみではなく、側面に向けて折り曲げることもある。
シャプカという名称は、古フランス語:chapel、chape、ラテン語: cappa、ポーランド語: czapkaなどに由来するとみなされている[1]。名称の文献上の初出は、1327年から1328年の、モスクワ大公イヴァン1世による聖職者に関する勅令の中の記述である。ただしズブルチの偶像[注 2]の頭部の彫刻から、出現時期は9世紀頃にまでさかのぼるとみられる。シャプカはあらゆる社会層の間に広く普及した。
- シャプカ(アンドレイ・リャブシュキン画・『ストレレツ』より)
- ズブルチの偶像(四角柱の像を四方より撮影したもの)