ジト目
漫画・アニメにおける目の表現
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描かれ方

明確な定義は存在しないが[1]、主に不信や軽蔑[1][2]、呆れ[3][4]といった負の感情を表現するために用いられる[1][3][4]。その際、目の形は半目や細目、下半月状に描かれ[3]、「じとーっ」などの効果音がつく場合もある[1]。
「怒りなどのはっきりした感情」を表現する「睨み」とは異なる[3]。ジト目は陰湿な感情を向けるものであり[3]、恨みの感情は含むとも[3]含まないともされているが[1]、多くは軽度の不快感を表現するために描かれる[1]。イラストレーターのカリマリカは、面白がったり楽しんだりといった正の感情を追加するアレンジも効果的だとしている[2]。
この表現には汎用性があり、目の形状だけでもキャラクターのタイプを描き分けることができる[3]。例えば以下のようなキャラクターの目がこの形で描かれることがある。
イラストレーターの和遥キナは、著書『筆使いからわかる! SAIお絵描き上達技法』(2012年、秀和システム)において、上下のまつげを眉毛と平行に描くことがポイントだと解説している[5]。カリマリカは、著書『キャラクターイラストの引き出しを増やす ポーズと表情の演出テクニック』(2022年、翔泳社)において、黒目の上部が隠れるように描くところがポイントだとしている。目を細めても黒目の上部が見えていたのではジト目とは見えがたいのだという[2]。