タカサゴ
タカサゴ科の魚の一種
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タカサゴ(高砂、学名:Pterocaesio digramma) は、スズキ目・タカサゴ科に属する魚の一種。インド洋・西太平洋の熱帯域に分布する海水魚で、重要な食用魚でもある。
| タカサゴ | |||||||||||||||||||||||||||
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タカサゴ | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Pterocaesio digramma Bleeker, 1865 | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| タカサゴ(高砂) | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Double-lined fusilier |
標準和名「タカサゴ」は東京・神奈川周辺での呼称に因むが、沖縄語での呼称グルクンも別名としてよく知られ、「沖縄県の魚」にも指定されている。他の地方名としてアカムロ(高知)、メンタイ、アカメンタイ(和歌山)、チャムロ(三重)、アカウルメ(奄美大島)などもある。
分布
形態
生態
利用
近縁種
タカサゴが分類される Pterocaesio 属はタカサゴ属、あるいはクマザサハナムロ属とも呼ばれる。これらもタカサゴと同様に食用に利用される。


- ニセタカサゴ P. marri Schultz, 1953 (Marr's fusilier)
- タカサゴに似るが、体側の縦帯が側線の上にあることから区別できる。沖縄ではグルグンセンジュー、センスル、センヂマーなどとも呼ばれるが、タカサゴと混同されることが多い。
- イッセンタカサゴ P. trilineata Carpenter, 1987 (Three-stripe fusilier)
- タカサゴに似るが、体側の縦帯が太く、背中側に不明瞭な縦帯が2本ある。やはりタカサゴと混同されることが多い。西太平洋の熱帯域に分布する。
- クマザサハナムロ P. tile (Cuvier, 1830) (Dark-banded fusilier)
- クマササハナムロとも呼ばれる。尾鰭は中央部が黒く、二叉に沿って「ハ」の字に見えるので同属他種と区別できる。同じタカサゴ科のササムロ Caesio caerulaurea Lacepède,1801 にも似るが、こちらは体高が高い。奄美大島や小笠原諸島でアカムロ、沖縄でウクー、ウクーグルクンと呼ばれる。
参考文献
- 藍澤正宏ほか『新装版 詳細図鑑 さかなの見分け方』講談社 ISBN 4-06-211280-9
- 檜山義夫監修 『野外観察図鑑4 魚』改訂版 旺文社 ISBN 4-01-072424-2
- 岡村収監修 山渓カラー名鑑『日本の海水魚』 ISBN 4-635-09027-2