タマバエ
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概要
人間との関わり

タマバエの中には、農作物に被害を及ぼすハチなどの天敵となる種があり、生物的防除に用いられることがある。特によく知られているのはショクガタマバエ Aphidoletes aphidomyza であり、ハチやアブラムシの天敵としてしばしば導入されており、その防除効果が認められている[2][3]。
一方、植物の葉などを利用して虫こぶを形成するような種は、農作物や花卉に被害をもたらすため、農業害虫として扱われる。特にヘシアンバエは、コムギやオオムギに深刻な被害をもたらす害虫として知られる。また、ランツボミタマバエ Contarinia maculipennis は、デンドロビウム・ファレノプシスなどの洋ランに寄生して被害をもたらしている[4]。またキノコを利用する種もおり、キノコ栽培場に発生する害虫として扱われることもある[5][6]。
分類
タマバエ科には、Cecidomyiinae、Lestremiinae、Porricondylinae の3亜科が所属し、さらに複数の族に細分される[1]。種数としては、Cecidomyiinae 亜科にタマバエ科の8割の種が分類され、Lestremiinae 亜科、Porricondylinae 亜科にそれぞれ約1割の種が所属する[1]。
以下に主な亜科と族を示した。
- Cecidomyiinae 亜科
- Alycaulini
- Aphidoletini
- Asphondyliini (Polystephini と Schizomyiini を含む)
- Brachineurini
- Cecidomyiini
- Clinodiplosini
- Kiefferiini
- Lasiopterini
- Ledomyiini
- Lestodiplosini
- Mycodiplosini
- Oligotrophini
- Rhizomyiini
- Trotteriini
- Lestremiinae 亜科
- Acoenoniini
- Baeonotini
- Campylomyzini
- Catochini
- Catotrichini
- Forbesomyiini
- Lestremiini
- Micromyini (Aprionini と Bryomyiini を含む)
- Peromyiini
- Porricondylinae 亜科
- Asynaptini
- Diallactiini
- Dicerurini
- Dirhizini
- Heteropezini
- Porricondylini (Holoneurini を含む)
- Winnertziini
