ツキミソウ

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ツキミソウ(月見草、Oenothera tetraptera、つきみぐさ)は、アカバナ科マツヨイグサ属に属する二年草または多年草である。

概要 ツキミソウ, 分類 ...
ツキミソウ
Oenothera tetraptera ツキミソウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: フトモモ目 Myrtales
: アカバナ科 Onagraceae
: マツヨイグサ属 Oenothera
: ツキミソウ O. tetraptera
学名
Oenothera tetraptera
Cav. 1796
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解説

ツキミソウの開花状況
写真左の花のメシベが左側に倒れているが、これは時間が経つと中央(右側)に移動するのが観察できる。これは、ツキミソウは虫媒花であるものの、虫による受粉がなされない場合、自家受粉をするためである。自家受粉の際、時間の推移と共にメシベは、中央に移動し、直立する。そして、オシベも伸びて花粉を放出し、自家受粉を完了させ、写真右の花のように変化する。

北アメリカ原産。日本へは南アメリカ、ヨーロッパ、中国を経由して幕末から明治の初めに渡来した[1]神奈川県大和市に有り、東急田園都市線の駅名にも付けられた「つきみ野」の地名は、開発以前、周囲に月見草が生い茂っていたことに由来する。

同属種であるオオマツヨイグサマツヨイグサメマツヨイグサなどを(誤って)「月見草」と呼ぶ場合も有る。

例えば、太宰治著『富嶽百景』には、「けなげにすくっと立つてゐたあの月見草は、よかつた。富士には月見草がよく似合う。」と書かれている。しかし、この小説の舞台である御坂峠は月見草の生育環境としては厳しく、登場した植物はオオマツヨイグサだったと考えられている。

特徴

花期は6月から9月頃。月見草は夕方に花が開き始め、翌朝まで咲き続けて朝にしおれていく。花は咲き始めは白色であるが、翌朝のしぼむ頃には薄いピンク色になる。

関連項目

  • 植月姓 - 「"月"見草を"植"える」に由来する。
  • 野村克也 - 「王や長嶋はヒマワリ。それに比べれば、私なんかは日本海の海辺に咲く月見草だ。」の名言を残す。

脚注

外部リンク

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